第100回
「子供」と書くか「子ども」と書くか?

 「常用漢字表」は一般の社会生活で使われる漢字の目安を示したものである。ところが、あくまでも筆者の好みなのだが、使うのにいささか抵抗を感じる漢字がないわけではない。たとえば「子供」という表記がそれである。 
 「常用漢字表」では「供」の訓「とも」の例欄に「供、子供」が掲げられていて、公用文などでも何ら問題なく使えることになっている。にもかかわらず、つい「子ども」と書きたくなってしまうのだ
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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