第107回
枯れ木も山の賑(にぎ)わい

 人から宴席などに誘われたとき、「枯れ木も山の賑わいと申します。ぜひおいでください」と言われたら皆さんはどう感じるであろうか。筆者なら、何と失礼な言い方をするのだと怒ってしまうであろう。あるいは、そうかこの人はぼくのことをそう見ていたのか、どうせ自分はもう若くないからな、とすっかりいじけてしまうかもしれない。
 ところが、そう言われても腹を立てたりいじけたりしない人が増えているらしいのだ
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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