第109回
「愛想」の読みはサバイバルゲーム? 

 「あのお店の店員は愛想がよくていいね」などというときの「愛想」だが、この語を皆さんは「あいそ」「あいそう」どちらで読んでいるだろうか。筆者自身はというとその時々で揺れているような気がする。
 そして歴史的にも「愛想」の読みは揺れている語なのである。
 現在の国語辞典がどのように扱っているのかというと、大まかな傾向として「あいそ」を本項目として、その中で「あいそう」について触れ
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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