第120回
「ぎこちない」か「ぎごちない」か ?

 このコラムでは読みがなかなか安定しない語を再三取り上げているのだが、「ぎこちない」「ぎごちない」もそのひとつである。2音節目を「ご」と言うか「こ」と言うかという問題なのだが、平成になってもまだ決着をみないようだ。
 今皆さんはどちらを使っているだろうか。おそらく「ぎこちない」派が多いのではないか。だが、平成4年(1992)に刊行された、NHKアナウンサーのことばの拠り所である『NHKこ
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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