第151回
常用漢字表では「学校」は読めない

 みなさんは「学校」を何と読んでいるだろうか。今さら何を言っているんだ。「ガッコウ」に決まっているではないか。そうお答えになる方がほとんどであろう。実際、国語辞典を引くとほとんどが見出しの語形は「がっこう」になっている。だが、改定常用漢字表で「学」の字を見ると、音は「ガク」で、「ガッ」という読みは示されていない。示された語例も「学習、科学、大学」だけで「ガッ」と読む語例はひとつもない。いったいこれ
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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