第152回
「うがった見方」ってどんな見方?

 人と話をしているときに自分の意見を述べようとして、「うがった見方をするとね」などと切り出すことはないだろうか。あるいは、相手の意見に対して、「それは少しうがちすぎた見方だね」などと言うことはないであろうか。
 だが、このような言い方は「うがった見方をする」の本来的な意味によった使い方ではない。では何が本来の意味かというと、「物事の本質をうまく的確に言い表す」(『大辞泉』)ということなの
続きは書籍でお楽しみください

悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

ジャパンナレッジとは

ジャパンナレッジは約2万冊以上(総額550万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題のインターネット辞書・事典サイト。
日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。

ジャパンナレッジ Personal についてもっと詳しく見る