第158回
「恋」は「孤悲(こい)」

 先頃BSジャパンで「知られざる国語辞書の世界」という番組が放送されたのだが、ご覧になった方もいらっしゃると思う。その番組の中で、「ことばサミット」と称して、7冊の国語辞典の編集担当者が辞書について語り合うコーナーがあり、わが『日本国語大辞典』からも第2版の編集長が出演していた。  
 7冊の国語辞典とは8万項目前後の小型辞典から、20数万項目の中型辞典、そして『日本国語大辞典』のような
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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