第183回
「頭蓋骨」を何と読むか?

 皆さんは「頭蓋骨」を何て読んでいるだろうか。大方は、何を言っているんだ、「ズガイコツ」に決まっているではないか、とおっしゃるに違いない。
 だが、お近くに国語辞典があったらぜひ引いてみていただきたい。実は、すべての国語辞典が「ズガイコツ」を本項目にしているわけではないのである。「頭」を「トウ」と読んで、「トウガイコツ」を本項目として解説しているものも少なくないのである。
 お
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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