第243回
「たんのう(堪能)」という語が生まれるまで

 「堪能」はふつう「たんのう」と読まれることが多いのだが、この語にはとても面白い歴史があるということをご存じだろうか。
 「たんのう」は現在では「英会話に堪能な人」などのように、その道に深く通じるという意味と、「秋の味覚を堪能する」などのように、満足するという2つ意味があるとされる。だが、それぞれの意味はまったく別のことばから生まれたものなのである。
 その道に深く通じていると
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
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