第27回
神無月(かんなづき)

 陰暦10月の異称である。その語源は、10月には日本国中の神々が出雲(いずも)大社に集まって、出雲以外の国々は「神無し月」になる(逆に出雲では「神在(かみあり)月」という)という説があまりにも有名だが、この説が必ずしも定説となっているわけではない。
 けっこう面白い説があるので、それらを簡略にご紹介したい。

(1) 諸社に祭のない月であるから〔『徒然草』など〕
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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