第263回
「胡瓜」は「きゅうり」か「きうり」か?

 八百屋さんの店先で、「きうり 3本〇〇円」などと書かれた値札を見かけることがある。もちろん「きうり」は野菜のキュウリのことだが、なぜ「きうり」と書かれるのか、みなさんは疑問に思ったことはないだろうか。よもや、「きうり」と書くと文字が1字少なくてすむので省エネになっているとか、「きうり」は八百屋さんの符丁だなどと思っている人はいないであろう。
 キュウリは「胡瓜」と書かれることもあるが、
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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