第31回
「霜月(しもつき)」は神が帰る月?

 陰暦11月の異称はいかにも冬らしい呼び名である。ほぼ太陽暦の12月にあたり、この月になると霜が降りるようになるところから「霜降月」といったのが、「霜月」に転じたといわれている。
 「霜月」以外にもこの月の異称は多く、「神帰月(かみかえりづき)」「神楽月(かぐらづき)」「雪待月(ゆきまちづき)」などともいう。
 面白いのは「神帰月」。これは、陰暦10月(神無月)に出雲大社に集ま
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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