第33回
最初に生まれた孫はハツマゴ、ウイマゴどっち?

 漢字の「初」は、「はつ」とも「うい」とも読む。「初詣」は「はつ」、「初陣」は「うい」である。どちらも、「最初の」という意味で使われる。あえて違いを述べるなら、「はつ」の場合は、その年はじめてのという意で用いられることが多いという点だろうか。もちろん「初耳」のように例外もあるのだが。いずれにしても、「初詣」「初雪」「初陣」「初々しい」のように、「うい」なのか「はつ」なのか迷うことはほとんどないと思
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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