第37回
新しい「常用漢字表」では小唄は唄(うた)えないのか?

 先日、新しい「常用漢字表」(「改定常用漢字表」)が告示され、社会で使う漢字の目安として実際に使えるようになった。だが辞書を編集している立場からすると、今回の「改定常用漢字表」にはいささか戸惑いを覚える部分が無いわけではない。そのへんのところは別に詳しく書いたので(雑誌「国文学 解釈と鑑賞」2011年1月号)、ここでは具体的にどのような疑問点があるのかをひとつだけ紹介するにとどめておく。
続きは書籍でお楽しみください

悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

ジャパンナレッジとは

ジャパンナレッジは約2万冊以上(総額550万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題のインターネット辞書・事典サイト。
日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。

ジャパンナレッジ Personal についてもっと詳しく見る