第66回
「すててこ」は「ステテコ」ではない

 夏の節電対策としてすててこが流行(はや)っているらしい。それも天才バカボンのパパがはいていたようなものではなく、そのまま部屋着にも使えるおしゃれなものが主流だという。
 「すててこ」というのはなんだか愉快な名称だが、語源はご存じだろうか。
 インターネットで「すててこ」を検索すると「ステテコではありませんか?」などと聞いてくるが、外来語ではなく立派な日本語である。もともとは、
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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