第90回
若手落語家の「幕開け」が気になる

 落語が好きで、時折寄席や落語会に通っている。
 落語はいつもそうだというわけではないのだが、落語家が高座に上がると枕(まくら)と呼ばれる短い話をしたあと、落語に入っていくことが多い。そしてその枕で「熊さん八っつぁん、横丁のご隠居さんなんてぇのが出てきますと、落語の方は幕開きでございまして」などと言うことがある。聞く側はそれで、アアお馴染みのそそっかしくてけんかっ早い江戸っ子と、物知りな
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悩ましい国語辞典
―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

「日本国語大辞典」の編集担当者を惑わすことばの不思議スリリングに揺れる日本語の深さ! 面白さ満載!
「うがった見方」は「疑ってかかるような見方」ではない/「悲喜こもごも」を合格発表の描写で使うのは誤り/「まじ! 」は、江戸時代の小説に使用例がある/スコップとシャベルはどちらが大きいか?西日本と東日本では違う/「谷」を「や」と呼ぶのは音読みでも訓読みでもない方言/「あばよ」の語源は幼児語の「アバアバ」

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