高校生を中心に、みずからのキスシーンを動画に収めて投稿するカップルが爆発的に増え、大ブームになっているという。

 火付け役となったのは『ミックスチャンネル』というアプリで、利用者は約360万人。うち9割が10代なのだそう。

 恋人同士の“証”として、口づけの瞬間を公にさらし、認めてもらう(気分になる)といった、まあピュアと言えばピュアな自己満足(独占欲)を動機とする可愛らしい戯れであるが、いったん投稿してしまえばネット上にその動画が残り続ける可能性もなくはないリスクを考えると、シャーペンで腕とかに彫る「○○命」、あるいはタトゥーで入れたパートナーのローマ字表記のファーストネームと本質は変わらない“若気の至り”との見方もある。

 ただ、最近は「インスタグラムにアフターセックスの動画を投稿する“イイ大人”なカップルも激増中」という世界レベルのトレンドもあるらしく、ならば「高校生はキスまで」の“寸止め”は、健全かつ真っ当な線引きだとも思われる。あくまで「舌と舌を絡ませるディープキッスはNG!」を前提とした話ではあるが……?

 ちなみに当たり前だが、見ているぶんには全然おもしろくない。
   

   

ゴメスの日曜俗語館 / 山田ゴメス   


山田ゴメス(やまだ・ごめす)
日曜日「ゴメスの日曜俗語館」を担当。大阪府生まれ。エロからファッション、学年誌、音楽&美術評論、漫画原作まで、記名・無記名を問わず幅広く精通するマルチライター。『現代用語の基礎知識』2005年版では「おとなの現代用語」項目、2007年版では「生活スタイル事典」項目一部を担当。現在「日刊SPA!」「All About」の連載やバラエティ番組『解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ)の相談員で活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など。趣味は草野球と阪神タイガース。
ジャパンナレッジとは

ジャパンナレッジは約2万冊以上(総額550万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題のインターネット辞書・事典サイト。
日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。

ジャパンナレッジ Personal についてもっと詳しく見る