海外でホームパーティーのスイーツとして人気の「キャンディケバブ」が、日本の女子会でも話題になっているという。クリスマスなど年末のイベントが多くなる時期、ますます注目されていきそうである。

 「ケバブ」は本来、中東の肉料理(「シシカバブ」と表記されることが多いシシュケバブや、ドネルケバブが有名である)。そこから、「いろんな食べものを串刺しにする」スタイルもケバブと呼んでいる。たとえば、フルーツやパンケーキ、サンドウィッチの具材などだ。

 キャンディケバブはグミやマシュマロなどを串で貫いた、見た目にポップなお菓子である。最近は海外ブランドのグミも量販店でたやすく手に入るとあって、デザイン的な選択肢は豊富。作るのに手間を必要としないが、パーティーの席にあるとテーブルの雰囲気が一気に華やかになる。透明な袋でラッピングし、プレゼントにしてもかわいらしい。ただ、海外のグミなどは、日本人にとって少し甘みがくどすぎるかもしれない。日本のお菓子や水分の少ないフルーツと組み合わせるなどして、工夫するといいだろう。
   

   

旬wordウォッチ / 結城靖高   


結城靖高(ゆうき・やすたか)
火曜・木曜「旬Wordウォッチ」担当。STUDIO BEANS代表。出版社勤務を経て独立。新語・流行語の紹介からトリビアネタまで幅広い執筆活動を行う。雑誌・書籍の編集もフィールドの一つ。クイズ・パズルプランナーとしては、様々なプロジェクトに企画段階から参加。テレビ番組やソーシャルゲームにも作品を提供している。『書けそうで書けない小学校の漢字』(永岡書店)など著書・編著多数。
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