下流老人、老後破産、今度は老後親子破綻ときた。NHKスペシャルが昨年8月に放送した『親子共倒れを防げ』をもとに、取材班がまとめた『老後親子破産』(講談社)が売れているそうだ。

 アマゾンの本の紹介にはこうある。

 「『老後破産』は老人だけのことではない。
年金もあり、それなりの預貯金もあり、持ち家もあり、幸せな老後を送れると思っていたのに……。
『老後破産』は家族に波及し、負の連鎖は親子の生活を、人生を蝕んでいく――。
これは、他人事ではない、あなたにも起こりうる悪夢だ!」

 高齢の親世代の介護や、収入が不安定な子ども世代のパラサイト同居により、シニア世代に危機が訪れると警鐘を鳴らしている本だそうである。

 『週刊ポスト』(4/29号、以下『ポスト』)が「迫り来る『老後親子破綻』の悪夢」という特集を組んでいる。

 淑徳大学総合福祉学部教授の結城康博氏がこう言う。

 「高齢の親の介護と困窮する子供世代のケアが重なる『ダブルケア』に直面する人が50~60代を中心に増えています。親と子の板挟みになって心身ともに疲弊することが多く、最悪の場合は三世代揃って“共倒れ”になる危機が迫っているのです」

 『ポスト』がいろいろなケースを取材している。まずは親の介護によって離職を余儀なくされたケース。みずほ総合研究所のレポート(2012年)によると、毎年10万人以上が介護のために仕事を辞めているという。

 大手メーカーに勤務していた千葉県在住のA氏(54)は、父親(82)が脳梗塞で倒れ、母親は体が弱いために離職を決意した。

 彼は知的財産に関する専門知識があったので再就職は容易だと考えていたが、年齢と「親を介護している」ことがネックとなり、就職先はなかったと言う。

 こうしたケースは多く、この世代は住宅ローンを残している人が多いから「ローン地獄」に陥る危険があるというが、その通りであろう。

 次のリスクは子どもの同居だ。いつまでたっても独り立ちできない息子や娘の世話に悩む親が増えているそうだ。

 総務省の調査によると「親と同居の壮年未婚者(35~44歳)」は12年に300万人を突破し、そのうち失業者の割合は10.4%を占める。同世代の既婚者や親と同居していない層に比べて、失業率は倍以上だそうである。

 都内在住のC氏(72)は高齢の母親を施設に入居させ、夫婦で年金暮らしをしている。

 「ところが昨年、36歳の息子が非正規社員として働いていた清掃業をクビになり、精神的ショックでうつ病を発症した。独身で身の寄せ場がなく実家で預かることになったが、息子は再就職先を探すこともできず、家でゴロゴロするだけ。夫婦合わせて月12万円の年金で親子3人が暮らすのは厳しく、高齢の母が病気にでもなって医療費がかさんだ時のことを考えると、不安で仕方がありません」

   そのほかにも、いつまでも結婚しない娘のパラサイト化で、家計負担に悩む家も多い。30~34歳女性の未婚率はこの20年間で13.9%(1990年)から34.5%(2010年)にまで上昇しているという。

 もっと悲惨なケースがある。親子同居すると、最低限の生活が立ち行かなくなったときに受けられるはずの国の補助が受けられなくなるというのだ。

 北海道に住む50代の男性は失職して収入がなくなった後、年金と生活保護で暮らしている80代の父親を頼り、同居を始めた。

 だが、同居を始めると自治体から「生活保護を廃止する」という通知が届いた。50代男性が日雇いのアルバイトで稼いだ収入が「世帯収入」として計上されたため、「生活保護支給の必要なし」と判断されてしまったのである。

 安定しない日雇いのアルバイト生活では生活保護カット分を穴埋めできず、預金残高は312円になり、夕食は食パン一枚ずつという生活にまで“転落”してしまった。

 とまあ、河上肇(はじめ)が書いた『貧乏物語』は今に脈々と続いているのだ。否、周りが豊かなだけに一層悲惨さが際立つのである。

 安倍政権は「一億総活躍社会」の実現を目指し、三世代同居の住宅建設を支援する方針を打ち出しているが、現実の深刻さがわかっていない。

 『ポスト』が言うように、サザエさん一家のような「幸せな家族のかたち」は幻想でしかないのだろう。

 私事で恐縮だが、わが家もこのままいけば間違いなく「親子破綻」する。幸いというか、私たち夫婦の両親はみんな見送ったから三世代ではないが、3人の子どものうち2人は同居していて、ひとりはロッカーである。30になってもアルバイトをしながら好きな音楽をやっているが、この先どうするのだろうか。

 もうひとりは老舗の会社の正規雇用だから生活は何とかなっているが、家を出ようという気配がない。2人とも結婚していないが、相手ができればわたしの家に同居するつもりかもしれない。

 今でも細々と年金暮らしなのだから、これからどうするのかと考え出すと夜も眠れない。おまけに家が老朽化してきて震度6の地震には耐えられないと、知り合いの建築屋に太鼓判を押されているのである。

 先日会った脳学者は、定年になって「老後をノンビリ」と考えるのが脳に一番よくないと言っていた。子どもに家の老朽化、健康問題など、頭の休まることがないのが脳にはいいのだと、無理矢理自分に言い聞かせている。

 われわれ団塊世代は、働けば明日は今日よりも必ずよくなると言い聞かされて育ってきた。滅私奉公すればバラ色の老後が待っていると夢見ていた。

 だが自分がそうなって初めて、長生きし過ぎてお国に迷惑をかけるな、持っているカネは一円残らず全部はき出せ、生活力のない子どもの面倒は見ろと、灰色の老後しかなかったことに気付かされる。

 わずかに残された「戦争のない平和な国」という最後の砦も、安倍首相という人間のおかげで風前の灯火である。亡くなった牧伸二のウクレレ漫談ではないが「あ~あやんなっちゃった~あ~あおどろいた」である。

元木昌彦が選ぶ週刊誌気になる記事ベスト3
 少し早いが今年上半期の週刊誌記事ベスト3を選んでみた。今年に入って最初のスクープは『文春』の「ベッキー31歳禁断愛 お相手は紅白初出場歌手27歳!」だった。ベッキーというスキャンダル処女と不倫というのが大きな話題になった。「育休国会議員<宮崎謙介(35)>の“ゲス不倫”撮った」や「フジテレビ“新ニュースの顔”の正体 ショーンKの嘘」など次々に繰り出すスクープに、他誌は形無しだった。
 そこに一矢報いたのが老舗の『新潮』だった。それも思わず「ホントかよ」と言いたくなるような大スキャンダルだった。お見事である。だが、私が第1位に推したのは?

第1位 「美智子さまが雅子さまを叱った!」(『週刊文春』1/21号)
第2位 「『乙武クン』5人との不倫」(『週刊新潮』3/31号)
第3位 「政界激震スクープ TPP立役者に重大疑惑 『甘利明大臣事務所に 賄賂1200万円を渡した』 実名告発」(『週刊文春』1/28号)

 第3位。甘利明大臣の首を『文春』が取った。まだまだ週刊誌には底力があることを見せてくれたスクープだった。
 『文春』が発売されると、議員宿舎でのオフレコ取材で菅官房長官は「(一色氏は)その筋の人らしいね」と発言し、自民党の高村正彦副総裁は「罠を仕掛けられた感がある」などと、告発者を貶(おとし)め甘利氏を擁護する発言を繰り返していた。
 だが、屁のつっかい棒にもならなかった。確かにやや胡散臭いところがある人物ではあろうが、甘利氏や彼の秘書どもが、一色氏に食らいつき貪ったことは間違いないからである。
 そのへんのしたたかさは一色氏のほうが甘利氏側よりなんぼか上であった。『文春』で一色氏はこう言っている。

 「実名で告発する以上、こうした攻撃を受けることは覚悟していました。その団体(某右翼団体=筆者注)に所属し、三年ほど政治活動していた時期もありましたが、私は過去に逮捕されたこともありませんし、“その筋の人”でもありません」

 一色氏と甘利氏との関係は、金銭授受をする以前にさかのぼるという。

 「私は二十代の頃から主に不動産関係の仕事をしており、甘利大臣のお父さんで衆議院議員だった甘利正さんとも面識がありました。明氏と初めて会ったのは、まだ大臣がソニーに勤めていらっしゃった頃かと思います」

 一色氏が、録音や渡したピン札のコピーなど、多数の物証を残していることについて、いぶかしむ声もあるが、こう反論する。

 「口利きを依頼し金を渡すことには、こちらにも大きなリスクがあるのです。依頼する相手は権力者ですから、いつ私のような者が、切り捨てられるかわからない。そうした警戒心から詳細なメモや記録を残してきたのです。そもそも、これだけの証拠がなければ、今回の私の告発を誰が信じてくれたでしょうか?
   万一、自分の身に何かが起きたり、相手が私だけに罪をかぶせてきても、証拠を残していれば自分の身を守ることができる。そして、その考えは間違っていませんでした」

 覚悟が違うのだ。たしかにUR(独立行政法人都市再生機構)との交渉を有利に進めるために甘利氏の力を頼り、そのためにカネを配ったことは間違いない。
 そうした腹づもりがあって、それがうまくいかなかったから、甘利側を告発するなど、あまりお行儀のいいやり方ではない。だが、それ以上に職権を乱用し、相手のカネにたかった甘利氏や秘書連中は断罪されて然るべきである。
 一色氏は、約1200万円を甘利大臣や秘書たちに渡したと証言したが、それは確実な証拠が残っている分だけで、一色氏の記憶では、渡した金銭や接待の総額は数千万円に上るはずだという。
 また『新潮』が問題にしている、現金授受現場の写真や甘利事務所がURとの交渉に関与している現場の写真を『文春』が掲載したことについて、『文春』はこう答えている。
 『文春』が一色氏から、甘利事務所への口利きに関する具体的な話を聞いたのは、昨年8月27日のことだという。
 その裏付けのため一色氏と秘書たちの行動確認を続けるうちに、彼らが行きつけの居酒屋からフィリピンパブへと流れる姿が複数回確認できたという。
 そして10月19日、一色氏と清島氏が毎週ほぼ同じ時間に現れる喫茶店「F」で張り込んでいたところ、現金授受の瞬間をカメラでとらえることに成功したというのである。
 一色氏は、結局、彼らに騙されていたことに気づき、「彼らにとって私はキャッシュディスペンサーに過ぎなかった」と言い、「彼らはフィリピンパブやキャバクラ、銀座に行きたくなると、『URの件で打ち合わせしましょう』と私を呼び出し、金を払わせるのです」とも語っている。
 秘書の一人、清島氏はフィリピンパブ好きが高じて、一色氏と店を共同経営する話に乗り気になっていたそうである。
 タカリだけでなく、あっせん利得処罰法に触れかねないURへの口利き、謝礼の授受現場の発言など多数の録音が残っているそうだ。
 『文春』によれば膨大な録音記録は、甘利事務所の行為が単なる問い合わせではなく、口利きであることを物語っていると書いている。また一連の交渉についてUR側に確認を求めたが、調査中との回答だったとしている。
 しかし、甘利大臣が辞職をすると、UR側は10回以上にわたる甘利側との交渉記録を出してきた。役所にとってはもはや甘利氏は利用価値なしと見なしたのだろう。
 要は『新潮』で全国紙の社会部記者が語っているように、一色氏のいた千葉県白井市にある「薩摩興業」と一色氏は補償交渉でURからお金を取ろうと、甘利氏を利用しようとしたが、動きがよくなかったため、切り捨てて、『文春』に垂れ込んだという構図なのだろう。
 一色氏のやり方が汚いという見方もあるだろう。だが、私も多くの議員秘書を知っているが、彼らは親父(議員)が偉くなると、身なりや金回りが違ってくる。
 給料が上がったわけではない。議員に何かを頼みたい奴らが秘書に群がるのだ。甘利氏の秘書たちはその甘い汁を吸うことに慣れ、卑しくなっていってしまったのである。
 甘利氏自身もそうしたことに慣れ、大物ぶって奈落に落ちたのだ。
 今回のことで教訓があるとすれば、議員側にもこれから以後、何かを頼んでくる人間への警戒心が強まることだろう。何かを期待しないで政治家にカネを出す奴などいないということだ。
 一般の国民は政治家など信用してはいないし、そんな連中と袖振り合いたくないと思っている。
 近づいてくる連中には気をつけたほうがいい。政治家たちの周りにはそんな奴らしかいないのだということを、自覚したほうがいいと思う。

 第2位。乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)氏(39)の『五体不満足』は講談社から発行され、450万部の大ベストセラーになった。
 先天性四肢切断という「超個性的な姿で誕生」(アマゾンの内容紹介より)した彼を見て、母親は「かわいい」と言ったというエピソードや、「障害は不便です。だけど不幸ではありません」という乙武氏の前向きな生き方が多くの読者に受け入れられ、ベストセラーになったのは間違いないが、一番の要因はタイトルにあると思う。
 私も編集者だからよくわかるが、もし五体不満足というタイトルを考えついたとしても乙武氏には伝えにくかっただろう。これは乙武氏のほうから、このタイトルにしてくれと言ってきたのだ。本の扉に彼の全身を載せることも彼からの提案だったと聞いている。
 私も書店で見たが、タイトルと彼の笑顔の全身写真が載っている本のインパクトは“事件”と言ってもいいほど衝撃的だった。
 当時、早稲田の学生だった乙武氏は、「重い障害を持ちながらも暗さや劣等感を感じさせない『向日性』を綴り、従来の『障害者観』を覆して世の中に清廉な衝撃を与えた」(『新潮』)のである。
 その後、スポーツライターや日本テレビの報道番組『NEWS ZERO』のキャスターなどを務め、東京・杉並区の小学校で3年間の教員経験を経た後、2013年から都の教育委員も務めている。
 私生活では01年に早稲田の1年後輩の女性と結婚して3人の子宝に恵まれた。障害はあるが、彼の人生は幸せを絵に描いたような人生だと思われていた。次の参議院選挙で自民党から出馬すると報じられるまでは。
 まず初めの躓きは、友人を裏切ったのではないかという批判だった。乙武氏は松田公太参議院議員が代表を務めている「日本を元気にする会」から出馬すると、昨年の10月、誓約書にサインしていたのである。それが寄らば大樹の陰と、自民党から出馬するとは、松田氏はもちろんのこと、多くの支持者たちからも不満の声が上がっていたのだ。
 それに加えて『新潮』が超ド級のスクープを放ち、爽やかで清廉だと思われていた乙武像をひっくり返して見せたのである。
 結婚してから5人の女性と「不倫」していたというのだ。『新潮』によれば、2015年の12月25日。乙武氏と黒木華(はる)を髣髴させる20代後半の美女の姿が羽田空港の国際線乗り場にあったという。2人は周囲を警戒し、さほど離れていないのにスマホで連絡を取り合っていた。
 2人は「エールフランス293便」でパリへと飛び立ったが、飛行機の中での2人の会話まで載っているのだ。

 「乙武『俺ら一心同体でしょ』
 女『一心同体! 乙クンといる自分が一番好き』」

 2人はパリを経由してアフリカのチュニジアの首都・チュニスを拠点に大いに観光を楽しんだという。『新潮』はご丁寧に彼らが泊まったホテルにも確認している。というのも、乙武氏の不倫旅行にはカモフラージュの男性がいつも同行しているそうだ。部屋は二つで、その男性が一室、もう一つの部屋には乙武氏と彼女が泊まっていた。
 乙武氏は元々女好きだと、乙武氏の飲み仲間がこう語っている。

 「乙武の女遊びでしょ? 仲間内では有名な話ですよ。彼は猥談好きで、よく自分の『大事な部分』の大きさと機能を自慢しています。『僕は神様から特殊能力を授かった』『一晩に何回でもできる。最後までちゃんと“出る”』って」

 さあ、乙武氏は『新潮』の取材にどう答えるのだろう。最初は否定して逃げたそうだが、逃げ切れないと観念したのか、以下のように告白したという。

 「その女性とは、皆さんが『そういう関係なんじゃないか』と思っているような関係です。(中略)はい、肉体関係もあります。不倫と認識していただいて構いません。彼女とは3、4年前からのお付き合いになります」

 彼女に走った理由は、妻が母になり、夫婦らしさが次第に失われていったからだと語っている。それに、今回旅行に行った彼女とは別に一夜限りの肉体関係を持った女性が2人いたとも告白している。

 「一緒に旅行した女性と同じような関係の女性がこれまでに他に2人いました。はい、5人と不倫したということになります。妻には先週(3月第3週)、年末年始に旅行に行った女性との関係を告げました。泣いていました。非常に申し訳なかったと思います。私は教育者でもありますし、うしろめたさは常にありました。(中略)子どもにも……申し訳ない」

 『新潮』は乙武氏の生き方を「乱倫人生」だと書いている。障害を持つ人やその親たちに希望を与え続けてきた偶像が地に堕ちかかっている。

 第1位。これは本当の大スクープである。『文春』は「宮中重大スクープ」と謳って12月23日の天皇誕生日の日に、美智子皇后が雅子妃を「叱った」というのである。
 記事には詳細な美智子皇后の言葉が記されている。これは「すべての事情を知る千代田関係者が、その顛末を詳細に証言する」(『文春』)とあるから、美智子皇后の了解を取った上で『文春』に話したということだろう。
 かいつまんでいえば、雅子妃の病気について、多くの人々の前に姿を見せることが最善の道で、それが「適応障害」という病気にもとても良い効果をもたらすのではないか。
 被災地などは実際に訪れ、もっと時間をかけて被災者の方々の気持ちに触れるように。天皇陛下が大切に思われている広島原爆の日、長崎原爆の日、終戦記念日、沖縄慰霊の日の意義を深く考え理解してほしい。
 なかでも雅子妃の実家、小和田家とのことは、かなり厳しい言葉で話している。

 「ご家族という意味では、(連絡を取るのは)良いことであるけれど、皇室という中で小和田家は特別の存在ではありません。小和田家と、浩宮が育ってきた皇室というのは、文化が違うのですから。皇族の文化の中にある雅子が小和田家と触れ合いを持つという、そういう心構えでなければならないのよ」

 美智子皇后は、実家である正田家には嫁いだ後、ほとんど顔を出さなかった。正田家側も控えめな態度で、母親の富美子さんは「機械(電話)を通してしか娘と話すことができません」と語っていたという。
 それに比べ、何かと小和田家と会いたがる雅子妃に、皇室に嫁ぐということはどういうことなのかを諭されたのである。
 さすが文藝春秋。美智子皇后と雅子妃の極めてプライベートな会話まで事細かに掲載するというのは、よほどの信頼関係がなければできないことである。
   

   

読んだ気になる!週刊誌 / 元木昌彦   


元木昌彦(もとき・まさひこ)
金曜日「読んだ気になる!週刊誌」担当。1945年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社に入社。『FRIDAY』『週刊現代』の編集長をつとめる。「サイゾー」「J-CASTニュース」「週刊金曜日」で連載記事を執筆、また上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで「編集学」の講師もつとめている。2013年6月、「eBook Japan」で元木昌彦責任編集『e-ノンフィクション文庫』を創刊。著書に『週刊誌は死なず』(朝日新書)など。
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