リボベジは「リボーン・ベジタブル」、つまり「再生野菜」という意味だ。調理のあとに残った野菜の一部を、水に浸すことでふたたび育てて、また食べる。エコで家計にもやさしいことから、マスコミで多く取り上げられるようになった。昔からデキる主婦のテクニックとして行なわれてきたものだが、多少なりとも「みみっちい」イメージはあったかもしれない。現在は食材を育てる喜びの側面がフィーチャーされてもいるようだ。

 リボベジに向いた野菜としては、エンドウ豆を発芽させた豆苗(とうみょう)が代表格だ。もとより水耕栽培で育つので、根の部分を残しておけば、一週間ぐらいですぐに育ってくる。たくましいことに、二度も再生が可能である(それ以降は豆に養分がなくなってしまうとか)。

 ほかにも、水菜、小松菜、長ねぎなど、さまざまな野菜で再生が可能だ。ダイコンやニンジンのへたからも葉を育てることができる。一日一回は水を換える、直射日光にさらさないなど、いくつかのコツがあるので留意されたい。
   

   

旬wordウォッチ / 結城靖高   


結城靖高(ゆうき・やすたか)
火曜・木曜「旬Wordウォッチ」担当。STUDIO BEANS代表。出版社勤務を経て独立。新語・流行語の紹介からトリビアネタまで幅広い執筆活動を行う。雑誌・書籍の編集もフィールドの一つ。クイズ・パズルプランナーとしては、様々なプロジェクトに企画段階から参加。テレビ番組やソーシャルゲームにも作品を提供している。『書けそうで書けない小学校の漢字』(永岡書店)など著書・編著多数。
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