いまどきのブライダル関連市場は二極化しているといわれる。お金をかけた「ハデ婚」と、身の丈に合った「ジミ婚」である。後者の立場では、「ジミ」がさらに進んで「ナシ婚(入籍だけで披露宴を行なわない)」という言葉まで生まれた。さらにいかにもSNS世代らしく、記念の写真を撮って終わる「フォトウェディング」も注目されているという。

 フォトウェディングは、新婚旅行と兼ねるカップルが多いことからうかがえるように、ライフスタイル充実型の支持を受けている。一方で新婦には「どうしてもウェディングドレスだけは着たい!」という願いがある場合も多く、ニーズにかなっているといえるだろう。このムーブメントに応えるかたちで、しゃれた感のある写真の構図、テクニックがよく研究されている。「フォトウェディング」で検索すると、その写真群はまるで絵ハガキのようで、当事者でなくともほっこりさせられてしまう。
   

   

旬wordウォッチ / 結城靖高   


結城靖高(ゆうき・やすたか)
火曜・木曜「旬Wordウォッチ」担当。STUDIO BEANS代表。出版社勤務を経て独立。新語・流行語の紹介からトリビアネタまで幅広い執筆活動を行う。雑誌・書籍の編集もフィールドの一つ。クイズ・パズルプランナーとしては、様々なプロジェクトに企画段階から参加。テレビ番組やソーシャルゲームにも作品を提供している。『書けそうで書けない小学校の漢字』(永岡書店)など著書・編著多数。
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