「美容大国」とも呼ばれる韓国で発祥した、リキッドとパウダーを組み合わせたコスメグッズ(スタイル)のこと。

 「美容液」「保湿クリーム」「化粧下地」「ファンデーション」「UVカット」「コンシーラー」の役割が一本で済むのが大きな売りで、肌に優しくタッチするだけで“光を放つうるツヤ肌”へと仕上がり、時短メイクにも最適……なのだそう。

 “お膝元”の韓国では、最近の主流となりつつある「フンニョ女子(ハングル語の“フンナンジャ”の略で、ほんのりと柔らかい雰囲気を持った女の子のこと)」のあいだで爆発的人気を誇っているようだが、メイク術一つ取ってもトレンドが一貫せずにバラつく傾向の強い日本では、適材適所的なプチブレイクにとどまっているとも聞く(あまり、ガッツリ塗りすぎると、プリクラや盛り写メ(実物よりもかわいく見えるよう編集・加工された写メ)みたいなディテールになってしまうとの噂もある)。

 いずれにせよ「時短メイクに最適」というメリットは、大和撫子たちにも捨てがたい魅力であるのは間違いなく、これを男子に見立てるなら「ヒゲの永久脱毛によって、朝のシェイバータイムが大幅に削減できる」ことにも匹敵すると思われる。……となれば、ヒゲの濃さに40年近く悩み続けてきた筆者も、その利用価値の高さに納得せざるを得ない。ちなみにヒゲの永久脱毛は、今や男性用美容クリニックの看板施術となりつつある……らしい。
   

   

ゴメスの日曜俗語館 / 山田ゴメス   


山田ゴメス(やまだ・ごめす)
日曜日「ゴメスの日曜俗語館」を担当。大阪府生まれ。エロからファッション、学年誌、音楽&美術評論、漫画原作まで、記名・無記名を問わず幅広く精通するマルチライター。『現代用語の基礎知識』2005年版では「おとなの現代用語」項目、2007年版では「生活スタイル事典」項目一部を担当。現在「日刊SPA!」「All About」の連載やバラエティ番組『解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ)の相談員で活躍。著書に『「若い人と話が合わない」と思ったら読む本』(日本実業出版社)など。趣味は草野球と阪神タイガース。
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