第二版の特色

国語辞典の最高峰 『日本国語大辞典 第二版』の特色

第二版書影

日本最大。五十万項目を収録。

「初版」の収録語数四十五万に、新項目約五万語(中世~明治期の漢語や近世~近代の口語など約三万五千語、方言五千語、百科語など一万語)を増補。方言項目内に掲げた異形を合わせると収録語数六十万語余に及ぶ、わが国を代表する最大の国語辞典です。


四十年の歳月、三千人の専門家の強力。

『日本国語大辞典 第二版』は、国語学・国文学の専門家にとどまらず、歴史・仏教・漢籍・民俗などの各界の権威、経済・法律など社会科学、および動物・植物など自然科学の研究者など、三千人以上に及ぶ識者に四十年以上の長きにわたってご協力いただきました。


圧巻。用例総数 百万例。

「初版」の七十五万例に新たに約二十五万例を増補。百万の用例を収録しました。大規模な用例採集によって、「初版」では用例のなかった項目の多くに用例が補充されました。また、「初版」の例よりさらに時代をさかのぼった用例も数多く追加されました。
引用文献総数は約三万点。「第二版」では特に、平安時代から明治期までの日本漢文・漢語資料、奈良時代から江戸時代までの歴史史料、中世から近世にかけての口語を伝える資料、近世初期の俳諧、明治期の新聞・雑誌・翻訳語の資料などから用例を採集しました。古事記・日本書紀から昭和末の文学作品まで、日本語と日本文化の総体がここにあります。


用例には文献の成立年(または刊行年)を表示。

本格的な国語辞典を所有しているということは、その国の文化の成熟度と母語に対する意識の高さを端的に示すものです。世界にはイギリスの『OED』やフランスの『ロベール』などがあります。見出し語数五十万語、用例百万例、ほぼ全用例に成立年あるいは刊行年を入れた『日本国語大辞典 第二版』は、一語一語の言葉の歩みが手に取るようにわかる、わが国初の本格的歴史主義の大型国語辞典として、世界の代表的な辞典と比肩しうるものであり、日本文化のひとつの到達点を示すものです。


言葉の深奥に迫る[語誌]欄を新設。

五千余の項目に、言葉の成り立ち、意味や用法の変遷、類語との関係、日本人がその言葉に込めてきた意味合いの歴史など、最新の研究成果に基づいた[語誌]欄を新たに設けました。語釈と用例だけでは語りきれない、言葉の詳しい情報がコンパクトにまとめられています。


方言項目を大幅に増補。約十万語収録。

日本最大の方言辞典『日本方言大辞典』(小学館)の成果を取り入れ、方言項目を大幅に増補。意味が同じで類似した形の言葉(異形)はそれぞれその使用地域を明らかにして、まとめて表示しました。見出し語と異形を含めた方言の収録語数は約十万語です。


言葉への多彩なアプローチを可能にするコラムも充実。

語源についてのさまざまな説が一覧できる[語源説]欄、平安時代から明治期までの代表的な辞書にその語が載っているかどうかを確認できる[辞書]欄、東京と京都における現代の標準的なアクセントや、発音の歴史、アクセントの歴史が分かる[発音]欄など、「初版」以来のさまざまなコラムも、改訂によってさらに充実しました。


漢字関連の諸項目を増補拡充。

[辞書]欄に掲載したそれぞれの辞書がその語にどんな漢字をあてているかが一覧できる[表記]欄、同じ読みで漢字が複数当てられることの多い語について、それぞれの漢字の意味・熟語・古訓を示した[同訓異字]欄、上代特有の仮名遣いの違い(甲類・乙類)を明示した[上仮名]欄が今回新たに加わりました。


言葉の理解を助ける多彩な図版。見やすい新レイアウト。

五千点に及ぶ図版は、過去の文献に掲載されているものを中心に収録。「第二版」では動植物を中心に増補しました。レイアウト面では見出しを大きくするなど、探しやすく読みやすくなっています。


百科事典の役割も果たす。

五千余の項目に、言葉の成り立ち、意味や用法の変遷、類語との関係、日本人がその言『日本国語大辞典 第二版』は、国語項目だけでなく、さまざまな分野の百科項目も幅広く収録していますので、百科事典としても十分ご利用いただけます。

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