日本大百科全書(ニッポニカ)

亜鈴星雲
あれいせいうん
dumbell nebula 英語

こぎつね座にある明るい惑星状星雲(M27、NGC6853)。亜鈴状星雲ともいう。中央がくびれたように見えるその形が鉄亜鈴に似ていることからこの名前がついた。見かけの大きさは約7分角で明るさは約8等である。地球からの距離は約820光年で、実際の大きさは約1.6光年である。13.4等の中心星から数千年前に噴出したガスが、現在毎秒約30キロメートルの速度で外側に向かって広がっている。夏の天の川近くにあり、双眼鏡や小型望遠鏡でも見えるので、天体観望の好対象として人気がある。
[岡村定矩]

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