日本大百科全書(ニッポニカ)

チャムド
ちゃむど/昌都

中国、チベット自治区東部の地級市。1市轄区、10県を管轄する(2016年時点)。常住人口65万7505(2010)。瀾滄江(らんそうこう)上流、ザチュとオムチュが合流する標高3200メートルの地点にある。両河川には四川(しせん)橋、雲南(うんなん)橋がかかり、市内を川蔵自動車道(成都(せいと)―ラサ)が通り、西南各省に通じる交通の要所である。青(チンコー)(ハダカエンバク)栽培や牧畜業のほか、じゃ香などの薬材採取が盛んで、水力発電所や農業機械修理工場なども立地する。清(しん)代には、チベット東部のカム地方の中心であった。
[駒井正一・編集部]