ニッポニカ > 更新情報 > サンプルページ
SED(表面伝導型電子放出素子ディスプレー)を画像表示装置に用いたテレビジョン受像機。長所として、薄型、応答速度が速い、コントラスト比が高い、などがあり、ブラウン管テレビに匹敵する高画質の薄型テレビを供給する目的で開発が行われた。しかし、プラズマテレビと液晶テレビの改良が急速に進んで品質が高くなり、SEDテレビの存在意義は低下。日本の各メーカーは開発を断念し、SEDテレビは日の目をみることなく終わった。[吉川昭吉郎]
ほかのサンプルを見る