8 文型・構文パターン

8-1  文型表示
この辞典では,五文型表示ではなく,8-2, 8-3 のような「構文パターン表示」を採用した。ただし,11-9 の「動詞のタイプ別解説」や,「構文ノート」や注記では五文型を使って解説したところがある.
S V(第Ⅰ文型)
S V C(第Ⅱ文型)
S V O(第Ⅲ文型)
S V O1O2(第Ⅳ文型)
S V O C(第Ⅴ文型)
(S=主語, V=動詞, O=目的語[O1=間接目的語, O2=直接目的語], C=補語)
8-2  動詞の構文パターン表示
重要な動詞では, 必要に応じて構文のパターンを語義の前に [ ] で示し, 訳語もそれに対応させた.目的語などの名詞相当語句を A, B で表すが, それ以外のものをさす場合は(〓 )で注記した.C は補語を表す.
wh-節 [wh- to do] は, when, who, which, where, how の疑問詞で導かれる節[句]を表す.
show ━━  1 [show A to be C] A(人・物・事)が C(の状態)であることを示す(〓 C は名詞・形容詞) ... 4 [show A B/show B to A] A(人)に B(方法など)を教える, 示す; [show A wh-節 [wh- to do]] A(人)に…か[…するか]を教える, 示す
構文の要素をコロケーションの表示に準じて語義の後に ⦅ ⦆ で示した場合もあるが, その場合は訳語を( )で対応させた.
ad・mit ... [動] ━━  1 〈人が〉(罪などを)認めるto...⦆ ,(…であることを;…したことを)認める ⦅to doing; to having done⦆
8-3  名詞・形容詞の構文パターンの表示
重要な名詞・形容詞では, 動詞と同様に必要に応じて構文のパターンを語義の前に [ ] で示し, 訳語もそれに対応させた.
cer・tain ... ━━ [形] ... 2 ⦅叙述⦆ (1)[it is certain that節]きっと…だ;[it is not certain wh-節 [⦅略式⦆ if節]]…かどうかはっきりしない