9 成  句

9-1  成 句
各品詞の項目の末尾に一括してボールド体(太字)の活字で示し,それぞれの成句の先頭には◇を付与した.また重要な成句については色刷りにして注意を喚起し,関連成句をその下に青字でまとめた.
make up《作り上げる》
màke úp (1)化粧する, 扮装する
màke A úp/màke úp A (1)(各部分が)A(物)を構成する, 形づくる
語義によって決まった形で用いられるものについては, ⦅ ⦆ の中にその形を示した.
pùt A dówn/pùt dówn A (⇒ 1);⦅put the phone down で⦆〈受話器を〉戻す
否定文で用いられる成句は, 見出しが否定語を含まなくても ⦅否定文で⦆ の注記の後に, 否定語を含んだ訳語を与えた.
be [còme] úp to scrátch ⦅否定文で⦆ ⦅略式⦆ 標準に達していない
成句中の A, B は名詞相当語句を表すが, それ以外のものをさす場合には(〓 )で注記した.
9-2  配 列
成句構成語のアルファベット順で配列した.そのうち, one's, oneselfおよび the, a などは配列の対象とし, A, A'sなどは配列の対象から除外した.
one, oneself は成句の主語と一致する場合, A, B は主語とは異なる任意の人, 物事をさす場合に用いた.
9-3  収録見出し語
成句は, 主要構成語の項目のところに収録し, 必要に応じて相互参照させた.名詞を含む成句は, 原則として名詞の項目で扱った.
9-4  強勢を表示
成句に強勢を表示した.ただし, 文脈や個々人による違いもあるので, あくまでも原則的なものである.
9-5  句 源
その成句が今日の意味をもつようになったいわれや理解の便宜のための逐語訳を, 随所で《  》に入れて示した.
màke (bóth) énds méet  《両端(月末と月初め, あるいは収支表の両端)を合わせる》 ⦅略式⦆ 家計の帳尻(ちょうじり)を合わせる