NHK大河ドラマ「光る君へ」特集
ジャパンナレッジは日本最大級のオンライン辞書・事典サービスです。
「国史大辞典」「日本古典文学全集」「日本国語大辞典」「世界大百科事典」「日本大百科全書」など80種類以上の辞書・事典をパソコン、タブレット、スマートフォンで利用できます。

英単語の読みをカタカナで入力することでも、英語のつづりがわからなくても調べることができるので非常に重宝する。
男性(獣医師、健康・医療系ライター)
私は現在、獣医師としての仕事をしながら、健康・医療系の記事のウェブライティングをやっております。獣医学の英語の文献、あるいはウェブライティングのための英語の参考文献を読むときには、英語の辞書が必要です。また、専門用語の意味を調べる場合、あるいはウェブライティングのための裏付けが必要な時には百科事典や専門の辞典が必要になります。

以前は、上記のことがらを調べる場合に、電子辞書を使っていました。ただし、パソコンを打ちながら電子辞書を使うのは比較的面倒であり、最近ではオンラインの無料辞書を使っておりました。
オンラインの辞書のメリットは、
・キーボードから手を離さず、またパソコンの画面から目を離さず、そのまま単語を調べることができる
・コピーペーストを使って検索できるので、タイピングする必要がない。
というメリットがあります。

一方、無料辞書ですので、
・単語に対する知りたい情報が載っていない時がある(情報量が少ない)。
・単語が見つからないことがある。
・信ぴょう性がどの程度あるのかわからない。
というデメリットがあります。

ジャパナレッジに関しては、上記のオンライン辞書ならではのメリットはもちろんありますし、電子辞書も比べ物にならないほどたくさんの辞書が入っているため、調べられないものがないのではないかと思うくらい、内容が充実しています。
さらに、たくさんのヨーロッパ言語の辞書も入っています。一回の検索ですべての辞書を調べることが可能なため、時々、英語の文献の中にスペイン語の名詞が混じっていても、検索すればすぐにわかるというメリットがあります。
また、今まで見たことのなかった機能ですが、英単語の読みをカタカナで入力することでも、検索することができます。この機能はたまたま使っていて発見したのですが、非常に便利な機能です。獣医の世界でも、医学用語を使いますので、病名などは英語も多いです。そんな時、つづりがわからなくても、読み方さえあれば調べることができ、非常に重宝する機能です。例えば「膝蓋骨」のことを「パテラ」と言いますが、これを英語で書きなさいと言われても書けません。報告書などで英語にしたい時には検索で「パテラ」と入れると「英和辞典」の検索結果として「patella」が出て来るので、つづりの検索もできますし、もちろん本当の意味を調べることもできます。
科学的な現象なども、今までは無料のWikipediaで、本当に間違っていない情報かどうか心配になりながら調べていましたが、これがあれば信頼性のある情報をすぐに得ることができます。ウェブライティングの仕事が非常にやりやすくなりました。

また、サイトの中に豆知識のコラムがあったり、週間エコノミストが無料で読めたりするのも、気分転換になっていいです。ヤフーなどのニュースサイトだと、見出しにつられて見てみたら、まったく役に立たない情報だったということも少なくありませんが、「さすが有料サイト」と思えるような記事がたくさんあり、疲れた時に少し見るのが楽しみです。

1つ気になることは、「Home」タブを押したトップページに検索窓がないことです。「個人でのご利用」のページに行けばトップページに検索窓があるので、慣れればわかりますが、やはり辞書を中心にしたサイトなのであればHomeから検索ができるようにした方がわかりやすく、使いやすいのではないかと思います。

全体的に、情報量、使いやすさ、内容ともに満足しております。今まで有料の辞書サイトを使おうと考えたことはありませんでしたが、今回、1か月利用してみて十分価値があることがわかりました。



男性(獣医師、健康・医療系ライター)
2016年7月4日
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る