NHK大河ドラマ「光る君へ」特集
ジャパンナレッジは日本最大級のオンライン辞書・事典サービスです。
「国史大辞典」「日本古典文学全集」「日本国語大辞典」「世界大百科事典」「日本大百科全書」など80種類以上の辞書・事典をパソコン、タブレット、スマートフォンで利用できます。

時間も場所も問わず、古今の専門的な資料にすぐアクセスできるジャパンナレッジは、まるで手のひらの図書館です。
四方松ヒロ(広告・シナリオライター)
広告・シナリオライターの四方松ヒロと申します。執筆する記事の媒体は、新聞から小説、ゲーム、企業パンフレットなど様々。案件に応じてあらゆる分野のことばを調べる必要がある私にとって、ジャパンナレッジはこの上ない助けとなりました。
レポート執筆のために利用を検討している学生さんにはもちろん、時間に追われるプロのライターにこそジャパンナレッジをおすすめしたい理由を、私の事例とあわせてお話ししてゆきます。

言わずもがな、辞書はライティングの必需品。執筆する記事に間違いのないよう、適宜ことばの意味を調べる必要があります。しかしながら、分厚い辞書を何冊も常に携帯するのは至難の業。一時期は、打ち合わせや出先での執筆用に電子辞書を持ち歩いていましたが、専門性の高いことばを調べる際は物足りなさを感じていました。
私は企業の広告のほか、東西の歴史や伝承を題材としたゲームのシナリオなども執筆しています。広辞苑などで少し検索する程度で済めばよいのですが、原書などを当たらなければならない場面も多くあり、とくに事件の背景やマイナーな単語について知るには電子辞書だけでは十分とは言えません。自宅には何冊か専門書を置いていますが、手持ちの資料では足りなくなったときは図書館へ足を運ぶのが定番でした。
しかし、図書館に必ずしも目当ての資料が置いてあるとは限りません。国立図書館の近くにお住まいの方なら別ですが、県立図書館にすら蔵書がなく、他館から取り寄せねばならないことも多々あります。緊急で必要なのに、取り寄せに日数がかかる。さらに、貸し出し中の場合もある……。そんな事態を何度か経験し、たどり着いたのがオンライン辞書・ジャパンナレッジでした。

これまでにもオンライン辞書を利用したことはありましたが、ジャパンナレッジは他のサービスの群を抜いています。注目すべきは、収録書籍の豊富さと横断検索の使い勝手の良さ。あらゆる分野の知識を網羅した最新版の「イミダス」や「日本大百科全書」はもちろん、より深い知識への導き手である「国史大辞典」や「日本歴史地名大系」も完全デジタルテキスト化されているのです。
さらに、ここにPDF化された「古事類苑」や東洋文庫(アジア全域にわたる諸分野の古典の一大集成、「将門記」「捜神記」など全692冊を収録)など専門性の高さに定評のある資料も『現代文の完訳付き』で『全文検索可能な書籍』として加わるわけですから、気になるキーワードをひとつ入力するだけで、片手で掴めるかという分厚さの書籍を何十冊も捲ったのと同等の情報が一瞬で得られるのです。
また検索結果では、該当ワードの意味だけでなく、「該当ページの一覧」というリンクも表示されます。これをクリックすると、その書籍中で該当ワードに言及しているページすべてを一括で閲覧できます。これは本当に素晴らしい作業の効率化をもたらしてくれました。図書館に足を運ぶ手間をなくしただけでなく、適切と思われる書籍を探したり、机の上に資料を広げて類似した記述を比較・検証する時間までも短縮してくれたのです。
複数の案件を並行しているときなど、わずかな時間でもライティングに充てたい繁忙期には大助かり。ジャパンナレッジはインターネット環境があれば外出先でも使えますから、クライアントとの打ち合わせ中に資料を提示したいときも、わざわざ書籍のコピーやスキャンをとっておく必要がなくなりました。

最新版の辞典、図版付きの地図、完訳付きの世界の名著――時間も場所も問わず、古今の専門的な資料にすぐアクセスできるジャパンナレッジは、まるで手のひらの図書館です。レポートに忙しい大学生や、資料収集に難儀しているライターには、最高のツールとなるでしょう。
四方松ヒロ
名古屋在住。広告・シナリオライター
2016年7月19日
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