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日本刀について調べているのですが、長い歴史を持つものならではのたくさんの専門用語が存在します
女性(ライター)
私は駆け出しのライターです。これまで、趣味でブログや小説のようなものを書いたりしていました。
今年に入って、ライターとしてきちんと仕事をこなしていこうと決意したと同時に、ジャパンナレッジの利用を始めました。
文章を書く際、それがブログ記事でもライティング記事でも小説でも、実際に書き出す前に調べ物をする時間をたっぷり設けなくてはいけません。この作業は、自分の書いた文章が読み手に誤解を広めてしまう危険性をなるべく排除するためであると同時に、自分の書く文章や物語に説得力を持たせるために必要です。
完成した文章を果実に例えるなら、事前の下調べは、これから大きく育つ枝葉のために地に深く根を張り巡らせる作業といえます。私の場合、ここでどれだけしっかりと掘り下げるかで、実際に書き出した後のスピードが変わってきます。
その文章を書き上げるのに必要な情報を集めきってから書き出せば、驚く程筆がのり、あっという間に完成させることができます。しかし、調べ物に疲れたり飽きてしまって、見切り発車状態で書き出すと、筆が乗る前に調べ物を間に挟む必要が出てしまって、結果的に完成させることができなかったり、恐ろしく時間を要したりするのです。
とはいえ、調べ物をする時間というのは苦痛以外の何者でもありません。インターネットが普及して随分便利になったとは思いますが、氾濫する情報の取捨選択には、繰り返し何度も裏取りをする必要に迫られます。それだけで疲れてしまうことが多かったのです。
ジャパンナレッジの利用を決めたのは、最も廉価なコースでさえ、33の辞典、歴史書を含むコンテンツから検索できるからです。ソースがしっかりしているため、裏取りも以前と比べて時間をかけなくて済みます。
現在は、ライターとしての案件をこなす傍ら、趣味の小説を書くために日本刀について調べているのですが、それにもジャパンナレッジは大活躍です。
昨年の夏、ご縁があって展示即売会に足を運んで以来、日本刀の魅力に取りつかれてしまいました。美術刀剣商の方も丁寧に刀剣についてご教示くださるのですが、長い歴史を持つものならではの、たくさんの専門用語が存在します。その場で実物を前にお話を伺っているときはわかったような気がするのですが、後から関連書籍を読んでいてどの言葉が何を指しているのか、思い出せなかったりなかなか結びつかなかったりします。
そういう時にジャパンナレッジで検索すると、説明だけでなく画像も見ることができて大変便利です。
たとえば、「日本刀」と検索すると「日本大百科全書」と「世界大百科事典」でその歴史やなりたち、時代ごとの名刀匠を調べることができます。「国史大辞典」では「日本刀」から「刀剣」へ誘導され、そこでも端的な説明を読むことができます。私が毎日のように確認しているのが、「日本大百科全書」と「世界大百科事典」でマルチメディアとして登録されている画像データです。これらは日本刀(刀剣)の種類や各部の名称、造り込みや刃文の種類などが図示されていて、文章でどのように表現したらいいだろうかと考える上で重宝しています。
また、ジャパンナレッジのコンテンツには古事類苑が含まれています。これは「日本最大にして唯一の官選百科事典」と言われ、日本史研究の基礎資料とされているものです。古代から慶応3年(1867年)までの様々な文献から引用した例証を分野別に編纂していて、全1000巻に及びます。この古事類苑で「刀剣」を検索すると、古代から慶応3年までのどの文献にどういった文章で説明がなされているか、を読むことができます。これは本当に開くたびに興奮する項目で、日本史において刀剣がどのような扱いを受けてきたかを読み取ることができます。もちろん、古事類苑のPDFを読むことになるため、通常の辞典コンテンツのようにサラリと読めるわけではないのですが、それも含めて「資料を改めている」と思えて楽しくなってきます。
知的好奇心を満たされるワクワク感と検索性の高さ、そしてインターネットに繋がる端さえあればアクセスできる利便性。もうジャパンナレッジを手放すことはできません。



女性(ライター)
2016年8月26日
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