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  11. 大安寺
日本大百科全書(ニッポニカ)

大安寺
だいあんじ

奈良市大安寺町にある高野山(こうやさん)真言(しんごん)宗の別格本山。南都七大寺のうち東大寺に次ぐ大寺で、古来、百済大寺(くだらおおでら)(百済寺)、大官大寺(だいかんたいじ)、大寺(おおでら)、南大寺(なんだいじ)とも称せられた。現在は癌(がん)封じの寺としても知られる。617年(推古天皇25)に聖徳太子の発願(ほつがん)により、平群(へぐり)郡熊凝(くまごり)村(大和郡山(やまとこおりやま)市)に一宇を建立し熊凝精舎と称したのがその初めと伝える。639年(舒明天皇11)に百済(くだら)川のほとりに移り百済大寺と称したが、やがて火災にあい、以後修復に努め、673年(天武天皇2)伽藍(がらん)を高市(たけち)郡に移し、高市大寺(たけちのおおでら)と称し、さらにのちに大官大寺と改めた。710年(和銅3)の平城遷都とともに当寺も新都の左京六条四坊に移された。平安前期に編まれた『続日本紀(しょくにほんぎ)』に当寺のことが記されている。718年(養老2)に唐から帰朝した道慈(どうじ)はここで三論(さんろん)宗を講説し、721年(養老5)には行基(ぎょうき)が100人の僧を度した。815年(弘仁6)最澄(さいちょう)は当寺において天台を講じ、829年(天長6)空海が別当に補された。当寺は三論・成実(じょうじつ)・華厳(けごん)・律(りつ)の諸宗を兼学したが、とくに三論宗の根本道場として重きをなし、その所伝を大安寺流という。壮大な伽藍配置は大安寺式とよばれるが、数次の火災などにより鎌倉期以後は衰退し、わずかに残っていた金堂も延享(えんきょう)年間(1744~1748)崩壊した。1889年(明治22)橿原(かしはら)神宮造営に際し、当寺の礎石の大部分が運び去られて荒廃したが、1912年(大正1)に至ってようやく堂舎再建の運びとなり、現在の堂宇が建てられた。本堂には秘仏十一面観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)像が安置され、嘶(いななき)堂には秘仏千手観音(せんじゅかんのん)立像(馬頭(ばとう)観音像とも)、収蔵庫(讃仰殿(さんごうでん))には不空羂索(ふくうけんさく)観音立像、楊柳(ようりゅう)観音立像、聖(しょう)観音立像各一体、および四天王立像(以上いずれも国の重要文化財)を蔵している。これらは日本彫刻史上、大安寺様式と称せられ、いずれも天平(てんぴょう)末期から平安初期につくられた一木造の貴重な遺品である。なお当寺には空海が将来したと伝える周尺が保存されていて、古来これを大安寺尺と称している。寺の南約1キロメートルの所に大安寺の塔跡がある。
[祖父江章子]

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検索コンテンツ
1. たいあんじ【大安寺】茨城県:岩井市/矢作村
日本歴史地名大系
宝永三年(一七〇六)の村明細帳(長野監治文書)に「一御朱印高三石、本寺伏木村大政院、真言宗密語山大安寺」とある。明和六年(一七六九)の寺社方調帳(富山家文書)に ...
2. 大安寺(奈良市)
日本大百科全書
りつ)の諸宗を兼学したが、とくに三論宗の根本道場として重きをなし、その所伝を大安寺流という。壮大な伽藍配置は大安寺式とよばれるが、数次の火災などにより鎌倉期以後 ...
3. 大安寺(大阪府)
日本大百科全書
大阪府堺(さかい)市南旅籠(みなみはたご)町にある臨済(りんざい)宗東福寺派の寺。山号は布金山。本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)。1394年(応永1)聖一(しょ ...
4. 大安寺
世界大百科事典
とも称された。伽藍の大きさや資産は,747年(天平19)の《大安寺伽藍縁起幷流記資財帳》に詳しい。奈良時代は三論宗の拠点で,大安寺流と呼ばれたが,829年(天長 ...
5. だいあん‐じ【大安寺】地図
デジタル大辞泉
奈良市大安寺町にある高野山真言宗の別格本山。南都七大寺の一。推古天皇25年(617)聖徳太子の発願で建立された熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)に始まると伝え、その ...
6. だいあん‐じ【大安寺】
日本国語大辞典
奈良市大安寺町にある高野山真言宗の寺。南都七大寺の一寺。推古天皇二五年(六一七)聖徳太子が現在の額安寺の地に建てた熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)にはじまると伝え ...
7. だいあんじ【大安寺】
国史大辞典
土壇と礎石が残る。→額安寺(がくあんじ) [参考文献]大安寺史編集委員会編『大安寺史・史料』、『大和古寺大観』三、橿原考古学研究所編『大安寺―五十年度発掘調査概 ...
8. だいあんじ【大安寺】青森県:下北郡/大畑町/大畑村
日本歴史地名大系
本町の南端に位置する。円祥山と号し、曹洞宗。本尊は釈迦牟尼。寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」に「大安寺 円祥山田名部円通寺末寺、曹洞宗」とある。慶 ...
9. だいあんじ【大安寺】岩手県:水沢市/水沢城下/大安寺前小路・大安寺西小路
日本歴史地名大系
元和二年(一六一六)二世俊室のとき宗利が金ヶ崎(現胆沢郡金ヶ崎町)に移り、寛永六年(一六二九)には水沢に転じ、大安寺もそれに伴って移転した(塩竈村安永風土記)。 ...
10. だいあんじ【大安寺】新潟県:東頸城郡/大島村/大平村
日本歴史地名大系
[現]大島村大平 寺浦 大平集落の南東にある。太平山と号し、本尊は釈迦牟尼。寺伝によれば、顕聖寺村(現浦川原村)の曹洞宗顕聖寺の末寺として永禄元年(一五五八)創 ...
11. だいあんじ【大安寺】新潟県:佐渡郡/相川町/相川町
日本歴史地名大系
[現]相川町江戸沢町 町中心部の見晴しのきく小高い台地上にある。浄土宗、長栄山法広院と号し、本尊阿弥陀如来。もと京都知恩院末。慶長一一年(一六〇六)大久保長安に ...
12. だいあんじ【大安寺】福井県:福井市/旧坂井郡地区/田谷村
日本歴史地名大系
。万歳碑(亀墓)・六道地蔵・歌人橘曙覧の墓・医師笠原白翁の墓などもある。「越前国名蹟考」は「大安寺十景」として「古廟老桜・回巌飛瀑・彫羅漢石・涼池白蓮・眺海北嶺 ...
13. だいあんじ【大安寺】長野県:長野市/大安寺村
日本歴史地名大系
[現]長野市七二会 大安寺 曹洞宗。長興山と号し、本尊は釈迦如来。初め臨済宗に属し、開基は土豪春日左衛門大夫、開山は鎌倉建長寺の住僧雷峰妙霖である。開創は康安元 ...
14. だいあんじ【大安寺】岐阜県:各務原市/鵜沼村
日本歴史地名大系
[現]各務原市鵜沼大安寺町 村国真墨田神社の北西約二キロにある新池の北に位置する。済北山と号し、臨済宗妙心寺派。本尊は釈迦三尊。「新撰美濃志」によると、応永二年 ...
15. だいあんじ【大安寺】大阪府:堺市/堺/南旅籠町寺町地図
日本歴史地名大系
圭や季弘大叔らが当寺で連歌会を催したことを記す。「天王寺屋会記」には茶の湯に通じたとみられる大安寺退蔵軒・忻首座などの名がみえる。慶長二〇年(一六一五)大坂夏の ...
16. だいあんじ【大安寺】奈良県:奈良市/都南地区/大安寺村
日本歴史地名大系
不輸租田(大安寺田)があった。また平安末期には「大安寺御領石打庄」が知られる(年月日未詳「石打荘荘民百姓等訴状」春日大社文書)。〔沿革〕東大寺・西大寺と並んで南 ...
17. だいあんじ【大安寺】徳島県:徳島市/旧名東郡地区/蔵本村
日本歴史地名大系
[現]徳島市南佐古六番町 佐古山麓にある。東雲山と号し、臨済宗妙心寺派。本尊は釈迦如来。蜂須賀家政が帰依した僧泰雲を開山とし、慶長七年(一六〇二)に建立された。 ...
18. だいあんじ【大安寺】宮崎県:西都市/鹿野田村
日本歴史地名大系
摩常珠寺(現鹿児島県金峰町)の大庭宗徹を開山として、総昌院を以久の父忠将の菩提寺とし、寺名も大安寺と改称した。江戸時代には領内に四十数ヵ寺の末寺をもち、黒貫寺や ...
19. 大安寺
日本史年表
高麗郡 を置く(続紀)。 大安寺 を平城京に移建(続紀)。 1017年〈寛仁元(4・23) 丁巳〉 3・1 大安寺 焼亡(紀略)。 1041年〈長久2 辛巳〉  ...
20. 大安寺(だいあんじ)【篇】
古事類苑
宗教部 洋巻 第3巻 1211ページ ...
21. 大安寺
デジタル大辞泉プラス
奈良県奈良市にある寺院。創建は716年。宗派は高野山真言宗、本尊は十一面観音。癌封じの寺として知られる。南都七大寺のひとつ。 2015年10月 ...
22. Daianji 【大安寺】
Encyclopedia of Japan
A ranking temple of the Shingon sect of Buddhism, located in the city of Nara, N ...
23. 大安寺大般若會 (見出し語:大安寺【篇】)
古事類苑
宗教部 洋巻 第2巻 104ページ ...
24. 大安寺釋迦悔過 (見出し語:大安寺【篇】)
古事類苑
宗教部 洋巻 第2巻 142ページ ...
25. 大安寺鐘 (見出し語:大安寺【篇】)
古事類苑
宗教部 洋巻 第2巻 1098ページ ...
26. だいあんじあと【大安寺跡】岩手県:一関市/一関村
日本歴史地名大系
居城替えとなり、在城中の同一二年に没し、当地に葬られた(伊達世臣家譜)。政景の墓は自然石に「大安寺殿高嶽大居士慶長十二丁巳歳二月初二日」と刻まれ、その傍らに殉死 ...
27. 『大安寺縁起』
日本史年表
895年〈寛平7 乙卯〉 8・5 『大安寺縁起』 を撰上(同書)。  ...
28. だいあんじがらんえんぎならびにるきしざいちょう【大安寺伽藍縁起〓流記資財帳】
国史大辞典
奈良時代最末期に寺家で作成した写本である大安寺旧蔵の正暦寺蔵本。重要文化財。巻首より三綱署判まで「大安寺印」が捺されており、三綱・僧綱の署名も自署風に摸された精 ...
29. だいあんじ‐しゃく【大安寺尺】
日本国語大辞典
〔名〕奈良の大安寺にあった、長さ曲尺の八寸二分半の、周尺の一種。*本朝度量権衡攷〔1835頃〕本朝度攷「古尺の今世に残り伝はる者を求るに〈略〉大安寺尺〈曲尺八寸 ...
30. 大安寺尺(だいあんじじゃく)
古事類苑
稱量部 洋巻 第1巻 32ページ ...
31. だいあんじちょう【大安寺町】滋賀県:長浜市/長浜町
日本歴史地名大系
東西通りの角に面した家はすべて南北通りを向いている。南は下船町、東は紺屋町。朱印地。町名は奈良大安寺領と関係すると思われるが不詳。慶安四年(一六五一)の検地帳( ...
32. 大安寺版
世界大百科事典
→寺院版 ...
33. だいあんじまえこうじ・だいあんじにしこうじ【大安寺前小路・大安寺西小路】岩手県:水沢市/水沢城下
日本歴史地名大系
東町 町人町袋町の裏側(北側)にある大安寺前の城内小路で、元禄一〇年(一六九七)の記録(菅原文書)に小路名がみえる。「水沢町方等安永風土記」では大安寺前丁・大安 ...
34. だいあんじ‐ます【大安寺枡】
日本国語大辞典
〔名〕奈良の大安寺で使用した、方四寸九分八厘余、深さ二寸五分の古い枡。*古今要覧稿〔1821〜42〕二一七「大安寺升」 ...
35. だいあんじむら【大安寺村】新潟県:新津市
日本歴史地名大系
[現]新津市大安寺 阿賀野川左岸の自然堤防上に位置し、北西は中新田村。元和元年(一六一五)に徳永長兵衛が満願寺村の荒地を開発して立村と伝え(中蒲原郡誌)、正保国 ...
36. だいあんじむら【大安寺村】長野県:長野市
日本歴史地名大系
[現]長野市七二会 大安寺 犀川の北岸、北に山を負い大町道(現県道大町線)に沿った山村集落。南北朝時代に建立された大安寺を中心に集落が発達した。村名の初見は慶長 ...
37. だいあんじむら【大安寺村】滋賀県:東浅井郡/湖北町
日本歴史地名大系
寄進しているほか、同奉加帳の引馬次第に「大安寺領主殿 一疋鞍置」「大安寺公文殿 一疋鞍置」「大安寺下司殿 一疋鞍置」とみえる。元亀二年(一五七一)堀秀村が「大安 ...
38. だいあんじむら【大安寺村】奈良県:磯城郡/田原本町
日本歴史地名大系
[現]田原本町大字大安寺 大木村の西に所在。天平一九年(七四七)の大安寺伽藍縁起並流記資財帳に記す大倭国五ヵ所寺領の一に「十市郡千代郷」とあるが、大安寺の村名は ...
39. だいあんじむら【大安寺村】奈良県:奈良市/都南地区
日本歴史地名大系
[現]奈良市大安寺町 佐保川東方にあたり、大安寺の所在地。建久八年(一一九七)一〇月九日の藤井仲子等連署配分状(東大寺文書)に「大和国添上郡七条四坊十六坪丑寅角 ...
40. だいあんじむら【大安寺村】岡山県:岡山市/旧御野郡地区
日本歴史地名大系
[現]岡山市大安寺東町・大安寺中町・大安寺西町・大安寺南町一―二丁目・矢坂東町・矢坂本町・矢坂西町・東野山町・野殿東町・西崎本町・西崎二丁目・高柳西町・西野山町 ...
41. だいあんじ‐りゅう[:リウ]【大安寺流】
日本国語大辞典
〔名〕三論宗の二派の一つ。道慈を祖とするもの。道慈が奈良の大安寺に住んで三論の宗義を伝えたところからいう。ダイアンジリュー ...
42. だいあんじりゅう【大安寺流】
国史大辞典
元興寺に伝わった三論宗すなわち元興寺流に対して、道慈によって伝えられ大安寺を本拠として後世に流伝された三論教学を大安寺流と称した。三論宗のわが国への伝来に関し ...
43. 大安寺縁起 (見出し語:縁起)
古事類苑
宗教部 洋巻 第3巻 1213ページ ...
44. 大安寺造寺司 (見出し語:造寺司)
古事類苑
宗教部 洋巻 第3巻 1224ページ ...
45. 厩戸皇子創大安寺 (見出し語:厩戸皇子)
古事類苑
宗教部 洋巻 第3巻 1211ページ ...
46. べん【弁】[方言]
日本方言大辞典
家じょうぜつか)」585三重県方言資料集(北岡四良)1957~59霊異記下・三「沙門弁宗は、大安寺の僧なり。天年ひととなり弁有り」べん 振ふる(1)弁を振るう。 ...
47. あいみぐん【会見郡】鳥取県:伯耆国
日本歴史地名大系
通じ相見八幡宮への社領寄進をはじめ社寺に保護を加えた。山名氏らにより、日下瑞仙寺・円福寺(現米子市)、大安寺(現岸本町)などが創建されている。また西方を出雲国に ...
48. あいもとしんようすい【愛本新用水】富山県:下新川郡/宇奈月町/愛本新村
日本歴史地名大系
建て、藩主前田治脩の誕生日の四日を祭日と定め、春四月四日と秋の九月四日に祭礼を行った。治脩死後は大安寺(現朝日町)に安置してある治脩の位牌を天満宮に迎え、伊東彦 ...
49. あかさかひとつぎちよう【赤坂一ッ木町】東京都:港区/旧赤坂区地区地図
日本歴史地名大系
一所は三一二坪余、弥右衛門の請負、一所は一二三坪、八郎兵衛が請負っている。同六年町並地のうちにあった禅宗大安寺が類焼、渋谷長谷寺境内へ借地移転を願い、跡は明地だ ...
50. あきしのでら【秋篠寺】
国史大辞典
弟子常楼が当寺に移り、七堂伽藍が整備したものと思われる。桓武天皇の五七日の斎会が、特に当寺と大安寺で祈修されたことは、当寺と桓武天皇との特別な関係を示すものであ ...
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興福寺(国史大辞典)
奈良市登大路町にある法相宗大本山。南都七大寺の一つ。寺伝では「こうぶくじ」という。縁起によると、天智天皇八年(六六九)藤原鎌足の死去に際し、妻の鏡女王が鎌足の念持仏の釈迦丈六像などを祀る伽藍をその山階(山科)邸に設けたのに始まり(山階寺)、その子不比等によって藤原京の厩坂に移遷(厩坂寺)
東大寺(国史大辞典)
奈良市雑司町にある華厳宗の総本山。大華厳寺・金光明四天王護国寺・総国分寺などの別称がある。南都七大寺・十三大寺・十五大寺の一つ。東大寺の寺号は平城京の東方にある大寺を意味し、『正倉院文書』の天平二十年(七四八)五月の「東大寺写経所解案」に初見するが
法隆寺(日本大百科全書(ニッポニカ))
奈良県生駒(いこま)郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳(しょうとく)宗総本山。斑鳩寺(鵤寺、伊可留我寺とも書く)、法隆学問寺などの異称がある。南都七大寺の一つ。草創の由来は、金堂の薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)光背銘によると、用明(ようめい)天皇が病気平癒を念じ
龍潭寺(日本歴史地名大系)
[現]引佐町井伊谷。県道引佐―舘山寺(かんざんじ)線の西側の小丘陵上に位置する。臨済宗妙心寺派。山号は万松山、本尊は行基作と伝える虚空蔵菩薩。元文六年(一七四一)に気賀(けが)関所(現細江町)に差出した御要害村寺院縁寿録(山本家文書)によると、天平五年(七三三)に行基が地蔵寺を開創、のち自浄(じじよう)院と改号した
渭伊神社(日本歴史地名大系)
[現]引佐町井伊谷。井伊谷(いいのや)の北西端に鎮座する。社域西側を神宮寺(じんぐうじ)川が半円を描いて流れ、杉・檜・楠の古木が社叢をなす。祭神は品陀和気命・息気長足姫命・玉依姫命。旧郷社。「延喜式」神名帳にみえる引佐郡六座のうちの「渭伊(イイノ)神社」に比定される。
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長谷寺(日本大百科全書(ニッポニカ))
奈良県桜井市初瀬にある寺。真言宗豊山派総本山。豊山神楽院長谷寺と号する。初瀬寺とも書かれ、豊山寺、長谷観音とも称する。本尊は十一面観音。西国三十三所第8番札所。686年(朱鳥1)弘福寺(川原寺)の道明上人が天武天皇の病気平癒祈願のため、法華説相図銅板(千仏多宝塔を鋳出)
橿原神宮(改訂新版・世界大百科事典)
奈良県橿原市に鎮座。神武天皇と皇后媛蹈鞴五十鈴媛命をまつる。社地は畝傍山の東南にあたり,神武天皇が宮居を営んだ橿原宮の跡という。当地はすでに元禄年間(1688-1704)に神武天皇の神廟を営もうとする動きがあったが,1888年橿原宮跡の考証ののち,民間より神社建設の請願があり
禅林寺(永観堂)(国史大辞典・日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
京都市左京区永観堂町にある。浄土宗西山禅林寺派の総本山。山号は聖衆来迎山。一般に永観堂と呼ばれている。空海の高弟真紹が仁寿三年(八五三)藤原関雄の山荘を買い大日如来などの五像を安置し、貞観五年(八六三)定額寺に預かり、禅林寺の名を賜わった
談山神社(日本歴史地名大系・日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典)
[現]桜井市大字多武峰 多武峯の御破裂山南腹に鎮座。藤原鎌足を祀る旧別格官幣社。鎌足の冠位にちなんで大織冠社・多武峯社ともいい、江戸時代までは多武峯寺と一体のものであった。多武峯寺の中核である妙楽寺と聖霊院の対立を防ぐために、延長四年
百万塔(改訂新版 世界大百科事典・国史大辞典)
奈良時代に作られた轆轤びき木製三重小塔で,塔身部に〈陀羅尼経〉を納めている。相輪部と塔身部に分かれ,それぞれ一木を用いて削り出す。大きさは個体によって異なるが,標準的なもので総高21.4cm,基底部径10.5cm,塔身部のみの高さは13.4cmある。塔身部の軸部上端を筒状にえぐり
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