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  11. 湯屋
日本大百科全書(ニッポニカ)

湯屋
ゆや

もと寺院には浴堂というものがあり、そのほかに大衆用の潔斎浴場として別に設けた建物があって、これを大湯屋と称した。沐浴(もくよく)には、湯気で身体を蒸す蒸し風呂(ぶろ)形式と、温湯に身体を浸す行水形式があった。寺院では僧尼の潔斎のため、釜(かま)湯を別の湯槽に入れて行水することも早くから行われたが、庶民は長く蒸し風呂形式であった。現代のような浴槽に身体を浸す方式に変わったのは江戸初期からである。この式の浴場を設けて湯銭をとり営業するのが湯屋で、仲間に類するものをつくって営業権擁護を図っていたが、江戸では文化(ぶんか)7年(1810)5月、湯屋組合として公認された。当時は各戸で湯殿(ゆどの)をもつところがきわめて少なく、保健衛生面からも、また市街地発展のためからも湯屋の増加が必要であった。また発生の経緯からいって湯屋と風呂とは別のものであったが、銭湯の発達とともにしだいに混同され、京坂では風呂屋とよんだのに対し、江戸では湯屋とか銭湯と称し、また湯風呂屋とよんだこともある。
[稲垣史生]

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1. ゆう‐や【湯屋】
日本国語大辞典
〔名〕「ゆや(湯屋)」の変化した語。*洒落本・二日酔巵〓〔1784〕「入舟の湯(ゆウ)屋でも」*滑稽本・浮世風呂〔1809〜13〕 ...
2. 湯屋
日本大百科全書
また市街地発展のためからも湯屋の増加が必要であった。また発生の経緯からいって湯屋と風呂とは別のものであったが、銭湯の発達とともにしだいに混同され、京坂では風呂屋 ...
3. 湯屋
世界大百科事典
温室院,温室,湯屋などの建物名がみられ,入浴施設としての湯屋であったと考えられる。これらの古代の湯屋の建物は残っていないが,東大寺,法隆寺などには鎌倉時代以後に ...
4. ゆ‐や【湯屋】
デジタル大辞泉
1 (「斎屋」とも書く)浴場のある建物。特に、社寺などに参籠するとき、斎戒沐浴(さいかいもくよく)あるいは休息するための建物。 2 料金を取って、入浴させる所。 ...
5. ゆ‐や【湯屋】
日本国語大辞典
兼ねた寺院の建物。湯どの。風呂場。浴室。湯屋風呂。*多度神宮寺伽藍縁起資財帳‐延暦二〇年〔801〕一一月三日(平安遺文一・二〇)「造立法堂并僧房大衆湯屋」*十巻 ...
6. ゆ-や【湯屋】
全文全訳古語辞典
参篭などに際して、湯に入って身を清めるための建物。休息にも使用した。 「湯屋に物など敷きたりければ、行きてふしぬ」〈蜻蛉・中・天禄元年〉湯屋に敷物などが敷いてあ ...
7. 湯屋(ゆや)
古事類苑
産業部 洋巻 第2巻 404ページ ...
8. ゆ‐や【湯屋・温室】
仏教語大辞典
寺に付属した浴場のある建物。 往生極楽記 延暦寺東塔住僧 「欲煮麦粥以施寺中、一夜在湯屋鼎辺」  ...
9. ゆや【湯屋】[方言]
日本方言大辞典
ふろ場。浴室。 千葉県市原郡040現地採録、または報告によるもの十巻本和名抄五「浴室 内典有温室経<今案温室即浴室也 俗云由夜>」蜻蛉中・天禄元年「ゆやに物など ...
10. ゆや【湯屋】[標準語索引]
日本方言大辞典
どんぼりや / ゆーふりやー / ゆーふるやー / ゆざや / よざやふろや【風呂屋】十一月八日のゆや:湯屋や鍛冶屋の祭日おひたき ...
11. ゆや【湯屋】
国史大辞典
⇒風呂屋(ふろや)  ...
12. 湯屋
古事類苑
居處部 洋巻 第1巻 665ページ ...
13. ゆのやこようせきぐん【湯屋古窯跡群】石川県:能美郡/辰口町/湯屋村
日本歴史地名大系
[現]辰口町湯屋 湯屋集落北側の丘陵(標高約五〇メートル)斜面に立地する瓦陶兼用窯を含む須恵器窯跡群で、A・B二群に分れて分布する。昭和五七年(一九八二)以降、 ...
14. ゆのやむら【湯屋村】石川県:能美郡/辰口町
日本歴史地名大系
[現]辰口町湯屋 辰口村の東、辰口丘陵のほぼ中央部に位置する。辰口村の温泉が退転したとき同温泉の湯元であった二、三人が移り村立てしたとか(加賀志徴)、今から八〇 ...
15. ゆやいせき【湯屋遺跡】岐阜県:益田郡/小坂町/湯屋村
日本歴史地名大系
[現]小坂町湯屋 大洞川東岸の段丘にある。昭和三〇年(一九五五)道路工事によって竪穴住居跡の断面が現れた。床面には加曾利E式土器がみられ、底部を欠く埋甕も出土し ...
16. 湯屋温泉
日本大百科全書
岐阜県下呂(げろ)市小坂(おさか)町湯屋にある温泉。御嶽山麓(おんたけさんろく)の大洞(おおほら)川沿いに位置する二酸化炭素泉。飲用すると胃腸によいといわれ、「 ...
17. ゆやおんせん【湯屋温泉】岐阜県:益田郡/小坂町/湯屋村
日本歴史地名大系
[現]小坂町湯屋 湯屋地内の大洞川東岸の河原に湧出する。小坂の湯と俗称される炭酸泉で鉱泉。胃腸病に卓効がある。発見の時期は不詳。永禄二年(一五五九)とされる小坂 ...
18. ゆやぐちむら【湯屋口村】愛媛県:周桑郡/丹原町
日本歴史地名大系
入付山は楠窪村・志川村・寺尾村の山となっている。農業用水は志河川分水の上関から「湯屋口村井出江取(中略)古来より志川村湯屋口村田方見分之上甲乙無之様ニ」分水され ...
19. ゆや‐じょうるり【湯屋浄瑠璃】
デジタル大辞泉
銭湯で浴客が浄瑠璃を語ること。また、その浄瑠璃。声が響いて実際よりうまく聞こえるところから、銭湯ぐらいでしか通用しないへたな芸にもいう。 「されども―の三の切り ...
20. ゆや‐じょうるり[:ジャウルリ]【湯屋浄瑠璃】
日本国語大辞典
〔名〕銭湯で入浴しながら浄瑠璃を語ること。また、その浄瑠璃。音声が反響して実際の声よりも美しく聞こえるところから、銭湯以外ではあまり通用しないへたな芸をもいう。 ...
21. ゆや‐せん【湯屋銭】
日本国語大辞典
〔名〕中世、寺院で湯屋を維持する費用として徴収される金銭。*高野山文書‐文明一七年〔1485〕五月晦日・金剛心院并湯屋銭勘録状(大日本古文書二・三〇七)「金剛心 ...
22. ゆやだにむら【湯屋谷村】三重県:上野市
日本歴史地名大系
[現]上野市湯屋谷 蔵縄手村の西。標高二〇〇メートル前後の山間の小村。明暦四年(一六五八)古検を改め、本高六七・二六四石、平高一八一・七石。寛延(一七四八―五一 ...
23. ゆやだにむら【湯屋谷村】京都府:綴喜郡/宇治田原町
日本歴史地名大系
[現]宇治田原町大字湯屋谷 鷲峰山北側の山中に位置し、田原川最上流の塩谷・中谷・西谷などの谷々に集落が散在する。西は大道寺村、東は奥山田村。伝えによれば、和銅三 ...
24. ゆやだにむら【湯屋谷村】和歌山県:和歌山市/河北地区
日本歴史地名大系
[現]和歌山市湯屋谷 名草郡の東端、谷村の北東にある。和泉国との国境葛城(和泉)山脈に入込んだ村で、南北に長い。東の那賀郡山村(現岩出町)との境を大坂街道(旧熊 ...
25. ゆやちょう【湯屋町】大阪府:堺市/堺地図
日本歴史地名大系
推測させる。町名は「天王寺屋会記」永禄三年(一五六〇)三月九日条に「湯屋町宗円」とあるのが早く、また元亀四年(一五七三)一二月一七日条に「湯屋町衆徳林」と記され ...
26. ゆやちょうなかはま【湯屋町中浜】大阪府:堺市/堺地図
日本歴史地名大系
[現]堺市熊野町西一丁 湯屋町の西にあり、中浜筋を挟む両側町。町名は湯屋町と中浜筋に由来。四辻制では北端郷中浜筋分(元禄八年堺手鑑)、南北二組制では北組中浜筋分 ...
27. ゆやちょうはま【湯屋町浜】大阪府:堺市/堺地図
日本歴史地名大系
[現]堺市熊野町西二丁 湯屋町中浜の西、海岸に至るまでの町。四辻制では北本郷浜分(元禄八年堺手鑑)、南北二組制では北組浜筋分に所属(堺市史)。元禄二年(一六八九 ...
28. ゆやてらまち【湯屋寺町】大阪府:堺市/堺地図
日本歴史地名大系
占める超善寺の名をとって超善寺町ともいう(文久三年堺大絵図)。元禄二年(一六八九)堺大絵図ののちの貼紙に「湯屋寺町」とあり、大通庵・超善寺・盛宗寺・最勝寺・極楽 ...
29. ゆや‐どろぼう【湯屋泥棒・湯屋泥坊(バウ)】
日本国語大辞典
〔名〕風呂屋にしのびこみ、入浴中の客の衣類・金品などを盗む泥棒。板の間かせぎ。湯屋盗人(ぬすびと)。*黄表紙・悦贔屓蝦夷押領〔1788〕「かうはだかでうちはをも ...
30. ゆや‐ぬすびと【湯屋盗人】
日本国語大辞典
〔名〕「ゆやどろぼう(湯屋泥棒)」に同じ。*談義本・銭湯新話〔1754〕序「湯(ユ)屋盗(ヌスビト)の、あつかましくも、人の誹笑(ひしゃう)をかえりみず」 ...
31. 湯屋盜人(ゆやぬすびと)
古事類苑
法律部 洋巻 第2巻 687ページ ...
32. ゆや の 石(いし)
日本国語大辞典
江戸時代、銭湯の流し場に備えられていた石。かかとなどをこするための軽石、または陰毛をすり切るためのこぶし大の二つの石をさす。*雑俳・末摘花〔1776〜1801〕 ...
33. ゆやのうにんまち【湯屋農人町】大阪府:堺市/堺地図
日本歴史地名大系
[現]堺市熊野町東五丁 湯屋寺町の東にあり、農人町筋を挟む両側町。元禄八年(一六九五)泉州堺之図(堺市立中央図書館蔵)に「中筋村」とみえ、堺廻り三ヵ村のうち中筋 ...
34. ゆや の 看板(かんばん)
日本国語大辞典
江戸時代、「弓射(ゆい)る」を「湯入る」にかけて、銭湯の軒先に看板として弓矢を出したもの。 ...
35. ゆや の 喧嘩(けんか)
日本国語大辞典
(銭湯での喧嘩は互いに湯をかけ合うところから)「みずかけろん(水掛論)」に同じ。 ...
36. 湯屋(ゆや)の喧嘩(けんか)
デジタル大辞泉
《銭湯での喧嘩は湯水を掛け合うことから》水掛け論をしゃれていう語。  ...
37. ゆやのしまむら【湯屋島村】大阪府:大阪市/東住吉区地図
日本歴史地名大系
[現]東住吉区湯里一―六丁目 住吉郡に属し、中野村の南にある。東の村境を今川が北流し、西の村境近くを八尾街道が南北に走り、集落がこれに沿う。富田新田の開発までは ...
38. ゆや の 札(ふだ)
日本国語大辞典
一面には「明日休」と書き、片面には「今日休」と書いてあるもの。やすみふだ。*雑俳・柳多留‐九二〔1827〕「湯屋の札児手かしわの今日と明日」 ...
39. 湯屋番
日本大百科全書
ねえじゃねえか」「順々に他(ほか)のを履かせまして、おしまいは、はだしで帰しましょう」。古くは湯屋の名を三遊派は桜湯、柳派は奴湯(やっこゆ)としていた。この咄( ...
40. 湯屋番
世界大百科事典
落語。勘当された若旦那が,棟梁(とうりよう)の家に居候するうちに銭湯へ奉公することになり,主人の昼食の間に番台に座っていろいろと空想にふける。入浴に来る客のなか ...
41. ゆや‐ばん【湯屋番】
日本国語大辞典
【一】〔名〕銭湯の番台で、入浴料を受け取ったり、脱衣場の見張りをしたりする人。【二】落語。若旦那が勘当されて銭湯に奉公し、番台で色恋を空想するうちに、だんだん夢 ...
42. 湯屋番
デジタル大辞泉プラス
古典落語の演目のひとつ。初代三遊亭圓遊の改作は「桜風呂」、四代目柳家小さんの改作は「帝国浴場」とする。六代目春風亭柳橋が得意とした。オチは考えオチ。主な登場人物 ...
43. ゆや‐ひじり【湯屋聖】
日本国語大辞典
じ。*高野山文書‐文祿五年〔1596〕五月晦日・谷上院勘録状(大日本古文書四・一六〇)「六斗 湯屋聖恩」 ...
44. ゆや‐ぶろ【湯屋風呂】
日本国語大辞典
〔名〕「ゆや(湯屋)(1)」に同じ。*太平記〔14C後〕三五・南方蜂起事「今度の乱は、併(しかしながら)畠山入道の所行也と落書にもし、歌にも読、湯屋風呂(ユヤフ ...
45. ゆや‐ぶろ【湯屋風呂】
仏教語大辞典
寺の湯屋で、一般民衆も入浴することができた風呂。多くは時宗寺院によって建てられ、中には銭をとった銭湯もあった。 ...
46. ゆやまち【湯屋町】滋賀県:甲賀郡/水口町/水口宿
日本歴史地名大系
一軒は番屋敷、屋敷地の最大間口は九間四尺余、最小は二間三尺余。元禄九年(一六九六)の町明細帳(湯屋町共有文書)では、家数二六のうち足役一〇軒半(丸役九・半役三) ...
47. ゆやまち【湯屋町】徳島県:徳島市/徳島城下
日本歴史地名大系
古くは鵜飼町と称したという(阿波志)。貞享二年(一六八五)の市中町数並家数(民政資料)によれば、湯屋町の町筋は南北で間数五三間五尺、家数一五軒。明治期に町の南続 ...
48. ゆやむら【湯屋村】岐阜県:益田郡/小坂町
日本歴史地名大系
[現]小坂町湯屋 落合村の南にある。南方大洞村から北流する大洞川の両岸に、湯屋・小井戸・猿沢の三集落がある。村名は大洞川東岸に鉱泉が湧くことにちなむ。古くは湯谷 ...
49. ゆやむら【湯屋村】滋賀県:愛知郡/湖東町
日本歴史地名大系
[現]湖東町湯屋 僧坊村の東に位置する。主殿寮領押立保の御湯屋料に充てられていたと推定される。慶長五年(一六〇〇)彦根藩領となり、慶長高辻帳に村名がみえ高六五九 ...
50. ゆやむら【湯屋村】鳥取県:八頭郡/智頭町
日本歴史地名大系
が出なくなったという(因幡志)。智頭街道が通り市瀬の茶屋より一七町。その間、当村枝郷中島集落と湯屋集落の間に「エンチヨほけ」という小坂があり、大雪が降ると牛馬は ...
「湯屋」の情報だけではなく、「湯屋」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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