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なにわ‐ぶし[なには]【浪花節・難波節】

ジャパンナレッジで閲覧できる『なにわ‐ぶし[なには]【浪花節・難波節】』の日本国語大辞典のサンプルページ

なにわ‐ぶし[なには‥] 【浪花節・難波節】

解説・用例

〔名〕

江戸末期、大坂に起こった、三味線を伴奏とする大衆的な語り物。明治以降盛んになった。説経祭文から転化したもので、ちょんがれ節、うかれ節などとも呼ばれていた。語られる内容は多くは軍談・講釈・伝記など。最近では文芸作品も語られるが、義理人情を主とする。浪曲。

*随筆・嬉遊笑覧〔1830〕附録「今チョボクレと云もの已前の曲節とはかなりて文句を唄ふことは少く詞のみ多し。芝居咄しをするが如し。これを難波ぶしと称するは彼地より始めたるにや」

*暗夜行路〔1921〜37〕〈志賀直哉〉二・四「浪花節(ナニハブシ)が多かったが、義太夫もあった」

*断腸亭日乗〈永井荷風〉昭和一五年〔1940〕二月二五日「阿部一族は活動写真となり山椒太夫は浪花節にせられたり」

語源説

(1)文政年中、大坂の浪花伊助が創始したところからか〔上方語源辞典=前田勇〕。

(2)難波の地に起こったところから〔嬉遊笑覧〕。

発音

〓ナニアブシ・ナニヤフシ〔鳥取〕

〓[0]〓(0)


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検索コンテンツ
1. 浪花節
日本大百科全書
。この「東京浪花節組合」(頭取(とうどり)春日井(かすがい)松之助)の発足によって、芸人鑑札を受ける都合上からも浪花節に名のりを変える祭文語りが続々と現れた。ま ...
2. 浪花節
世界大百科事典
くれ,ちょんがれ,うかれ節などと呼ばれていたものを総称して,江戸で浪花節と呼ぶようになった。 大道芸から近代寄席芸へ 浪花節は初めは,大道芸,門付(かどづけ)芸 ...
3. なにわ‐ぶし【浪花節/難波節】
デジタル大辞泉
語り物の一種。江戸末期、説経節・祭文などの影響を受けて大坂で成立。初めはちょんがれ節・うかれ節などともよばれた。三味線の伴奏で独演し、題材は軍談・講釈・物語など ...
4. なにわ‐ぶし[なには‥]【浪花節・難波節】
日本国語大辞典
〕〈志賀直哉〉二・四「浪花節(ナニハブシ)が多かったが、義太夫もあった」*断腸亭日乗〈永井荷風〉昭和一五年〔1940〕二月二五日「阿部一族は活動写真となり山椒太 ...
5. なにわぶし【浪花節】
国史大辞典
、同三十三年には東京の寄席百二十軒のうち五十三軒までが浪花節をかけるようになった。同三十九年に関西節が「浪花節奨励会」、関東節が「浪花節研究会」を組織する。同じ ...
6. なにわぶし【浪花節】[標準語索引]
日本方言大辞典
ちょんがれぶし / もたれなにわぶし:浪花節の旧称うかるぶし / うかれぶし / おからぶし / おかりぶし / おかるぶし / おかれぶし / おんかれぶしな ...
7. なにわぶし‐かたり[なにはぶし‥]【浪花節語】
日本国語大辞典
〔名〕浪花節を口演する者。浪曲師。*微光〔1910〕〈正宗白鳥〉一〇「長屋から浪花節語りの単調な眠を促すやうな稽古声が」*余興〔1915〕〈森鴎外〉「畑は此時か ...
8. なにわぶし‐しばい[なにはぶししばゐ]【浪花節芝居】
日本国語大辞典
〔名〕浪花節の口演に合わせて演ずる演劇。ふし劇。*舗道雑記帖〔1933〕〈高田保〉浪花節芝居のために「節劇─即ち浪花節芝居となると、これはもう病気に近い方である ...
9. なにわぶし‐てき【浪花節的】
デジタル大辞泉
[形動]言動や考え方が義理人情を重んじ、通俗的で情緒的であるさま。「―な解決」  ...
10. なにわぶし‐てき[なにはぶし‥]【浪花節的】
日本国語大辞典
〔形動〕浪花節で語られる世界のように、義理や人情を重んじるさま。*ある偽作家の生涯〔1951〕〈井上靖〉「かうなると浪花節(ナニハブシ)的な美談になっちまふが」 ...
11. 浪花節の芸風と用語
日本大百科全書
関西節(かんさいぶし) 浪花節を大別すると、関西節、関東節、合いの子節に分かれる。関西節がいちばん古く、明治30年代までは浮連(うかれ)節といった。関東節より三 ...
12. おもな浪花節の演目
日本大百科全書
円朝原作『塩原多助一代記』も、東家楽燕(あずまやらくえん)の名演「愛馬(あお)の別れ」の人気により、浪花節の演目として定着した。一本刀土俵入(いっぽんがたなどひ ...
13. GNN[新語流行語]
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14. あいこう‐しゃ[アイカウ‥]【愛好者】
日本国語大辞典
〔名〕「あいこうか(愛好家)」に同じ。*余興〔1915〕〈森鴎外〉「畑は此時から浪花節の愛好者(アイカウシャ)となり」*頑な今日〔1963〕〈島尾敏雄〉「この野 ...
15. 仇討物
世界大百科事典
)ともいう。中世の謡曲,幸若から古浄瑠璃を経て,近世の歌舞伎,人形浄瑠璃や読本,実録,講釈,浪花節など,さまざまの分野で扱われ,重要な一系統を形づくっている。そ ...
16. あだうちもの【仇討物】
歌舞伎事典
中世の謡曲、幸若から古浄瑠璃を経て、近世の歌舞伎、人形浄瑠璃や読本(よみほん)、実録、講釈、浪花節など、さまざまの分野で扱われ、重要な一系統を形造っている。それ ...
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日本大百科全書
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18. 阿呆陀羅経
世界大百科事典
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19. いきみ‐ごえ[‥ごゑ]【息声】
日本国語大辞典
〔名〕息をつめて力を入れて出す声。*夢声半代記〔1929〕〈徳川夢声〉江戸ッ児になる迄「浪花節の席に毎日通ったのであった。始めは、あのいきみ声(ゴヱ)が嫌ひであ ...
20. いっしん‐たすけ【一心太助】
デジタル大辞泉
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21. いまむら-じろう【今村次郎】
日本人名大辞典
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22. 色物
日本大百科全書
18)に講釈師が落語を色物とよんだこともあり、近代に及んで、講談、落語、義太夫(ぎだゆう)、浪花節(なにわぶし)など寄席の中心をなす演芸に対して、色どりとして加 ...
23. 色物
世界大百科事典
さして色物という。文化年間(1804-18)に講釈師が落語を色物と呼んだが,近代に及んで講談,落語,義太夫,浪花節など寄席の中心をなす演芸に対して色どりとして加 ...
24. うかれ‐ぶし【浮節】
日本国語大辞典
五幕「毎夜のやうに寄席歩き、咄しはござれ浮(ウカ)れ節(ブシ)、やれ義太夫の人形のと」(2)浪花節(なにわぶし)の関西での旧称。江戸時代、文化末年から文政初年に ...
25. うかれ‐ぶし【浮(か)れ節】
デジタル大辞泉
1 三味線に合わせてうたう通俗的な歌。 2 浪花節(なにわぶし)の関西での旧称。  ...
26. 唄入観音経
世界大百科事典
浪花節の演目。講釈ねたの《木鼠吉五郎(きねずみきちごろう)》に取材して畑喜代司が脚色したものを昭和初期に三門博(みかどひろし)が口演,〈遠くちらちら灯りがゆれる ...
27. うら‐かど【裏角】
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28. エスペラント
日本国語大辞典
いては大のオプチミストだ」*閑耳目〔1908〕〈渋川玄耳〉エスペラント、浪花節「本年の流行の両大関はエスペラントと浪花節、関脇以下は何であらう」*妻の座〔194 ...
29. 江戸繁昌記 3 179ページ
東洋文庫
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30. 絵本江戸風俗往来 254ページ
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31. 絵本江戸風俗往来 273ページ
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32. 演芸
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33. えんげい‐もの【演芸物】
日本国語大辞典
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34. 大岡政談物
世界大百科事典
歌舞伎,講談,人情噺,浪花節などで江戸南町奉行大岡越前守が登場する作品群をいう。大岡忠相は,享保年間(1716-36)に町奉行をつとめ,名奉行の聞こえ高かった人 ...
35. おおおかせいだんもの【大岡政談物】
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歌舞伎、講談、人情噺、浪花節などで江戸南町奉行大岡越前守が登場する作品群をいう。大岡越前守忠相は、享保年間に南町奉行を勤め、名奉行の聞こえ高かった人物。幕末か ...
36. おお‐かんばん[おほ‥]【大看板】
日本国語大辞典
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37. 小沢昭一[ラジオ番組や一人芝居、芸能史研究でも知られた個性派俳優、死去]
イミダス 2017
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44. 語り物
世界大百科事典
語で総称されている。中でも,義太夫節は人形と提携して人形浄瑠璃として発展した。成立時期の遅い浪花節,筑前琵琶なども語り物といえるが,中世以来の宗教性を色濃くとど ...
45. かたり‐もの【語り物】
デジタル大辞泉
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46. かたり‐もの【語物】
日本国語大辞典
〔名〕筋のある物語を節をつけて語る芸能。平曲、幸若、説経節、祭文(さいもん)、浄瑠璃、薩摩琵琶、筑前琵琶、浪花節など。その詞章をもいう。〓謡物(うたいもの) ...
47. かたりもの【語り物】
国史大辞典
楽として歌舞伎舞踊の地として発展し、いずれも現代にまで伝承された。成立年代は遅れるが、講談・浪花節も語り物の一種とみなしてよい。 [参考文献]笹野堅編『幸若舞曲 ...
48. 門付
日本大百科全書
大道芸と称したほうがぴったりの芸種である。 祭文や説教といった信仰に深く根ざした世界から近世を経て浪花節(なにわぶし)や講談、落語といった大衆娯楽芸能を生み出し ...
49. 歌謡
日本大百科全書
、諸派の箏曲(そうきょく)とともに行われた。 明治期には、琵琶(びわ)歌・ちょんがれの系統の浪花節(なにわぶし)が流行し、時勢に応じた軍歌、賛美歌、作詞に文人が ...
50. 勧善懲悪
世界大百科事典
。このような馬琴の小説を代表として,江戸期より近代にいたる,講談,歌舞伎,浄瑠璃,大衆小説,浪花節なども,その反権力的発想のよりどころとして〈勧善懲悪〉を標榜し ...
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