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  10. 穂高岳
日本歴史地名大系

穂高岳
ほたかだけ

おく穂高岳(三一九〇メートル)・西穂高岳・前穂高岳・明神みようじん岳・涸沢からさわ岳・北穂高岳の諸峰によって構成され、角閃〓(輝石安山岩)から成っている。その名の示しているように北アルプス中の最高峰で、その形状は波の穂のごとくそびえ立っており、塩尻しおじり市方面から遠望することができ、殊に上高地かみこうちからの眺望は絶景である。

正保年間(一六四四―四八)に作成された国絵図では、保高岳とされている。享保九年(一七二四)の「信府統記」によれば、「此岳ハ往古ヨリ穂高大明神ノ山ト云伝ヘテ此名アリ、嶮山ニシテ登ルコト能ハズ、麓ニ大明神ノ御手洗みたらしトテあら池ト云フアリ、広サ三四町四方程ノ池ニテ深サ測リ難ク、いわなト云フ魚多クアリ、杣人筏ニ乗テ是ヲ釣ル、此外梓川ヨリ西ノ方ニ山岳多シト雖モ深山ニテ往来ナケレバ山名モ知レズ」とある。「延喜式」所載の名神大社穂高神社の所在する穂高は、北アルプスの山々を望むことのできる位置にあることから起因した地名であり、この北アルプス全体を古くは穂高と称したもので、それがいつの頃からか、この穂高岳に限定されるようになったものであろう。従ってこの穂高岳を山宮(奥社)とし、明神池を御手洗とするようになったのは後のことかと思われる。

一方、やけ岳の北麓の中尾なかお峠を通る道は松本と越中とを結ぶ古道であり、従ってここを通る旅人によってこの穂高岳も早くからその存在が知られていたことが想像される。

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1. 穂高岳画像
日本大百科全書
北アルプス最高峰の奥穂高岳(3190メートル)を中心に南北に連なる北穂高岳(3106メートル)、涸沢(からさわ)岳(3110メートル)、奥穂高岳、前穂高岳(30 ...
2. 穂高岳[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
穂高岳(ほたかだけ)の中心をなす北アルプスの最高峰奥穂高岳。標高3190mは、富士山(3776m)、北岳(3192m)に次いで国内第3位。夏のシーズンには多くの ...
3. 穂高岳
世界大百科事典
峰の奥穂高岳(3190m)はこの主脈から東へ尾根が分岐する地点にある。奥穂高岳から北へは,穂高岳山荘のある白出(しらだし)の鞍部を経て涸沢(からさわ)岳(唐沢岳 ...
4. ほたか‐だけ【穂高岳】画像地図
デジタル大辞泉
長野・岐阜県境にある高山群。飛騨山脈の最高峰、奥穂高岳3190メートルをはじめ、北穂高岳3100メートル、涸沢(からさわ)岳3103メートル、前穂高岳3090メ ...
5. ほたか‐だけ【穂高岳】
日本国語大辞典
長野県と岐阜県との県境にある山峰群。奥穂高岳(三一九〇メートル)を最高峰とし、西穂高岳(二九〇九メートル)・北穂高岳(三一〇六メートル)・涸沢岳(三一一〇メート ...
6. ほたかだけ【穂高岳】長野県:南安曇郡
日本歴史地名大系
穂高岳(三一九〇メートル)・西穂高岳・前穂高岳・明神岳・涸沢岳・北穂高岳の諸峰によって構成され、角閃〓岩(輝石安山岩)から成っている ...
7. おくほたか‐だけ【奥穂高岳】地図
デジタル大辞泉
長野・岐阜県境にある穂高岳の山群中の最高峰。標高3190メートル。  ...
8. おくほたか‐だけ【奥穂高岳】
日本国語大辞典
長野・岐阜の県境にある穂高岳の山群中の最高峰。標高は国内第三位で三一九〇メートル。 ...
9. あずさがわ【梓川】長野県:南安曇郡
日本歴史地名大系
槍ヶ岳・大天井岳・東天井岳・穂高岳・大滝山などに源を発し、槍沢・二ノ俣谷・一ノ俣谷・横尾谷・徳沢を合わせて上高地に下り、乗鞍岳・霞沢岳・野麦峠・鉢盛山・徳本峠・ ...
10. 安曇画像
日本大百科全書
峠下をトンネルで抜けて高山に通じる。また、松本電鉄が新島々(しんしましま)駅まで通じている。穂高岳、槍ヶ岳(やりがたけ)や上高地、乗鞍岳と乗鞍高原など県下有数の ...
11. あだち-げんいちろう【足立源一郎】
日本人名大辞典
び,大正3年フランスに留学。山の画家として知られ,昭和11年日本山岳画協会を創立。作品に「前穂高岳北穂より」などがある。昭和48年3月31日死去。83歳。大阪出 ...
12. 安曇野[市]
世界大百科事典
利用してワサビ栽培やニジマスの養殖が行われ,特に穂高ワサビは全国的に名高い。常念岳,槍ヶ岳,穂高岳などの登山口にあたり,有明温泉(単純硫化水素泉,78℃),中房 ...
13. あぼうとうげ【安房峠】長野県:南安曇郡/安曇村/大野川村
日本歴史地名大系
「信府統記」(享保九年)「松本ヨリ飛騨高山ヘノ道程」の山道の条には「平井峠」とあり、同「他境順廻百首」には「穂高嶽猶西みなみ焼たけや信濃たふげは飛騨へ越し口」「 ...
14. いとう-ようへい【伊藤洋平】
日本人名大辞典
昭和37年奈良学芸大教授,48年京大教授となる。腫瘍ウイルスの研究で知られる。登山家としても著名。穂高岳屏風(びょうぶ)岩に新ルートを開拓し,28年アンナプルナ ...
15. いぬかいじょうやま【犬飼城山】長野県:松本市/蟻ヶ崎村
日本歴史地名大系
経て北アルプスの連山、北から白馬岳(二九三三メートル)・槍ヶ岳(三一八〇メートル)・穂高(最高峰の奥穂高岳は三一九〇メートル)・乗鞍岳(三〇二六メートル)がみら ...
16. いばらぎ-いのきち【茨木猪之吉】
日本人名大辞典
かさね,「山岳」や烏水の著作に挿絵をかく。昭和11年日本山岳画協会を設立。昭和19年10月2日穂高岳にむかい消息をたった。57歳。静岡県出身。神奈川県立第一中学 ...
17. いまだ-じゅうたろう【今田重太郎】
日本人名大辞典
19歳のとき内野常次郎に弟子入り。大正13年北アルプスの白出乗越に穂高初の山小屋(現穂高岳山荘)をつくる。昭和26年岳沢から前穂高岳にいたる重太郎新道をひらいた ...
18. うつくしがはら【美ヶ原】長野県:松本市
日本歴史地名大系
九メートル)、富士山の姿が望まれ、西には北アルプスの前山をはじめ槍ヶ岳(三一八〇メートル)、穂高岳(三一九〇メートル)、西南の乗鞍岳(三〇二六メートル)、また南 ...
19. おうがはな【王ヶ鼻】長野県:松本市
日本歴史地名大系
西方には北アルプスの前山常念岳(二八五七メートル)や燕岳(二七六三メートル)、その後方に主峰穂高岳(三一九〇メートル)や槍ヶ岳(三一八〇メートル)、更に北方に目 ...
20. 大島亮吉
日本大百科全書
大学経済予科に進学。21年槇有恒(まきありつね)の帰国で近代登山技術が伝えられ、槇らとともに穂高岳を中心として登攀(とうはん)を行うとともに、諸外国の登山文献の ...
21. 大島亮吉
世界大百科事典
田幸夫らとともに慶大山岳部の中心として活躍。1922年には槙らと槍ヶ岳冬季初登,24年奥穂高岳,北穂高岳冬季初登などの記録を残した。また諸外国の登山関係文献を研 ...
22. おおしま‐りょうきち【大島亮吉】
デジタル大辞泉
)北アルプス槍ヶ岳の冬期初登頂に成功。登山思想の確立に努めたが、昭和3年(1928)3月、前穂高岳北尾根で墜落死。著「山」「先蹤者」など。  ...
23. おおしま-りょうきち【大島亮吉】
日本人名大辞典
谷川岳岩場の開拓など,パイオニアとしての足跡をのこす。また西欧の登山思想・技術を紹介した。昭和3年3月25日前穂高岳北尾根で墜死。30歳。東京出身。慶大卒。遺著 ...
24. 笠ヶ岳画像
日本大百科全書
岐阜県高山市の北東部、奥飛騨(ひだ)温泉郷地区にある山。槍ヶ岳(やりがたけ)、穂高岳の山々の西方にあたり、標高2898メートル。どこからでも端正な笠の形にみえる ...
25. 加藤文太郎
日本大百科全書
1925年(大正14)白馬(しろうま)岳登山をはじめとして、北アルプスを中心に槍(やり)ヶ岳、穂高岳、笠(かさ)ヶ岳など単独行でエネルギッシュな登山を行った。3 ...
26. かみこうち【上高地】画像地図
デジタル大辞泉
梓川(あずさがわ)上流の地域。松本市北西部にある。標高1500メートル。中部山岳国立公園の中心で、穂高岳・槍ヶ岳などへの登山基地。 もと、「上河内」「神河内」と ...
27. かみこうち[かみカウチ]【上高地】
日本国語大辞典
(古くは「上河内」「神河内」とも書いた)長野県中西部の山岳観光地。穂高岳、霞沢岳などに囲まれた、梓川に沿う平坦地で、標高約一五〇〇メートルにある。中部山岳国立公 ...
28. かみじょう‐かもんじ【上条嘉門次】
デジタル大辞泉
明治13年(1880)から上高地に住み、ウェストン・小島烏水(こじまうすい)ら多くの人を槍ヶ岳・穂高岳などに案内して、日本近代登山の発展に貢献した。  ...
29. かみじょう‐かもんじ【上条嘉門次】
日本国語大辞典
近代登山初期の山案内人。長野県出身。明治一三年(一八八〇)から上高地に住み、槍ケ岳、穂高岳を中心に活躍。イギリス人ウェストン、小島烏水(うすい)、槇有恒(まきあ ...
30. かみたからむら【上宝村】岐阜県:吉城郡
日本歴史地名大系
南は大野郡丹生川村、西は国府町、北は神岡町および富山県上新川郡に接する。当村東部には、日本第三の高峰奥穂高岳(三一九〇メートル)をはじめ、槍ヶ岳・乗鞍岳・三俣蓮 ...
31. 涸沢
世界大百科事典
飛驒山脈(北アルプス)南部,穂高岳の東山腹にあるカール(圏谷)。長野県松本市に属する。氷河に運ばれた大きな石が厚く堆積しているがれ場であることから,地名がついた ...
32. かわもり-さちこ【川森左智子】
日本人名大辞典
1907−1988 昭和時代の登山家。明治40年1月14日生まれ。昭和11年日本登高会による前穂高岳北尾根第4峰のルート開拓に参加。13年同会員らと北穂高第3尾 ...
33. 崖錐
世界大百科事典
に高山では,凍結破砕作用で岩屑ができやすく(周氷河地形),崖錐の発達がよい。日本では槍ヶ岳,穂高岳など日本アルプスの圏谷壁や氷食谷壁下に,現成のものが多数みられ ...
34. こもりみや-あきまさ【小森宮章正】
日本人名大辞典
1914−1940 昭和時代前期の登山家。大正3年生まれ。昭和8年の西穂高岳をはじめ剣岳,槍ケ岳などで高所雪上露営をおこない,雪洞の実用化につとめた。昭和15年 ...
35. 沢
日本大百科全書
あり、沢、谷、川などはそれほど厳密に区別して用いられていない。谷川岳の一ノ倉沢、マチガ沢、北穂高岳の涸沢(からさわ)などのように登山ルートとして稜線(りょうせん ...
36. 白馬岳画像
日本大百科全書
長野・富山県境にそびえる山で、北アルプス後立山連峰の北部に位置する。標高2932メートル。槍ヶ岳(やりがたけ)や穂高岳(ほたかだけ)とともに北アルプスではもっと ...
37. 新穂高[温泉]
世界大百科事典
されている。単純硫化水素泉,58~97℃。左俣谷と右俣谷の出あう地点にあり,古くから槍ヶ岳,穂高岳などへの飛驒側からの登山基地であった。新穂高温泉駅から西穂高の ...
38. ジャンダルム[外来語]
現代用語の基礎知識 2017
(1)フランスの憲兵。(2)主峰を守るように前につきでた塔のような岩。奥穂高岳のジャンダルムなど。  ...
39. じょうねん‐だけ【常念岳】
デジタル大辞泉
長野県西部、飛騨山脈中部にある槍ヶ岳や穂高岳の前山をなす常念山脈の主峰。標高2857メートル。  ...
40. じんずうがわ【神通川】
国史大辞典
源流は岐阜県飛騨で、宮峠に発する宮川と、穂高岳に発する高原川とが富山県境で合流、神通川となり北流して富山湾に注ぐ。総延長一二〇キロ。一級河川。岐阜県では高山市 ...
41. じんづう‐がわ[‥がは]【神通川】
日本国語大辞典
(「じんつうがわ」とも)富山県中部を流れる川。穂高岳のふもとに発する高原(たかはら)川と飛騨高地の川上(かおれ)岳付近に発する宮川とが富山・岐阜県境で合流し、富 ...
42. 菅江真澄遊覧記 1 22ページ
東洋文庫
うねうねとつづく中に、ひときわ鋭く、鉾などをふりたてたかのように立っているのを、いらいらが岳(穂高岳)という。この山の高さははかり知れず、登った人もまったくなく ...
43. タカネヒカゲ画像
世界大百科事典
布し,日本では本州の飛驒山脈と八ヶ岳の高山帯のみにすんでいる。飛驒山脈の雪倉岳から蝶ヶ岳,西穂高岳にかけての尾根筋では場所によっては多産する。開張3.5~4.5 ...
44. 高山[市]
世界大百科事典
高山市北東端の旧村。旧吉城(よしき)郡所属。人口4011(2000)。神通川上流の高原川上流域に位置し,奥穂高岳,槍ヶ岳をはじめとする飛驒山脈を境に,北は富山県 ...
45. たき‐だに【滝谷】
日本国語大辞典
岐阜県の北東端、北穂高岳の西側にある谷。神通川の水源にあたる。沢登り、岩登りで登山者に名高い。日本三大岩場の一つ。*氷壁〔1956〜57〕〈井上靖〉九「それは穂 ...
46. 中部山岳国立公園画像
日本大百科全書
中心にした全流域は新期花崗岩である。これらの岩石を貫いたひん岩や石英斑(はん)岩からなる山々は、槍ヶ岳、穂高岳や後立山の山々のように高く鋭い山容を示す山々が多い ...
47. 中部地方画像
日本大百科全書
、中部の東側を縁どっている。構造線の西側では、第三紀鮮新世から第四紀にかけて急激に上昇した奥穂高岳(3190メートル)を頂点とした飛騨山脈(ひださんみゃく)と白 ...
48. 蝶ヶ岳
日本大百科全書
上高地(かみこうち)から徳沢、長塀(ながかべ)山を経る登山コースがあり、頂上からの槍ヶ岳(やりがたけ)、穂高岳の展望はすばらしい。小林寛義 ...
49. ドーム【dome】
デジタル大辞泉
半球形の天井や屋根。円天井。円屋根。円蓋(えんがい)。「―球場」 2 いただきが半球状の峰。「穂高岳滝谷―」  ...
50. 日本アルプス画像
日本大百科全書
う)を構成している。最高の主稜は梓川と蒲田川に挟まれた槍・穂高(ほたか)連峰で、槍ヶ岳から奥穂高岳(3190メートル)を中心とする鋭い岩稜で、上高地(かみこうち ...
「穂高岳」の情報だけではなく、「穂高岳」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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富士山(日本大百科全書(ニッポニカ))
山梨・静岡両県にまたがる、玄武岩を主とする成層・円錐火山。かつての富士火山帯の主峰であるが、全国最高の標高(3776メートル)と美しい容姿のために、古来、日本の象徴として仰がれ、親しまれ、海外にもよく知られる活火山。その傾斜は山頂部で32~35度
宝登山(日本歴史地名大系)
町境にそびえ、標高四九七・一メートル。山麓には宝登山神社・玉泉(ぎよくせん)寺、山頂には宝登山神社奥宮があり、古くから信仰の山であった。山名の由来は、弘法大師が山頂に宝珠の翻るのをみて名付けたとか、凹地・窪地をあらわすホドに因むなどといわれる。
槍ヶ岳(改訂新版・世界大百科事典)
飛驒山脈南部,長野県松本市,大町市,岐阜県高山市の境界に位置する山。標高3180mは日本第4位の高さである。山頂付近は槍の穂先のように鋭い尖峰を呈し大槍と呼ばれ,その北西斜面には小槍,孫槍,曾孫槍などの尖峰が付随する。山頂からは東鎌尾根,西鎌尾根,槍・穂高稜線,北鎌尾根の
御嶽山(日本大百科全書(ニッポニカ))
長野・岐阜県境にそびえる複式の成層火山。木曽御嶽ともいう。中央火口丘の剣ヶ峰(けんがみね)が最高峰で標高3067メートル。外輪山(摩利支天山、継母岳)、寄生火山(継子岳、三笠山)、噴火口跡(一ノ池~五ノ池)などが南北に連なり、これらを総称して御嶽山とよぶ。頂上周辺の一ノ池
おお‐やま[おほ‥] 【大山】(日本国語大辞典)
(1)大きな山。また、山の美称。*万葉集〔8C後〕一二・三一五三「み雪ふる越の大山(おほやま)行きすぎていづれの日にか我が里を見む〈作者未詳〉」
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妙高山(日本歴史地名大系)
中頸城郡南部にある二重式火山。一帯は上信越高原国立公園に属する。主峰の円形カルデラをなす中央火口丘は妙高村の南西端にあり、標高二四四五・九メートル。これを前山・赤倉山・三田原山・大倉山など標高二〇〇〇メートル前後の外輪山が囲む。外輪山東側に北地獄谷と南地獄谷の火口瀬
甲武信岳(日本歴史地名大系)
大滝村の西端、山梨・長野・埼玉三県の県境にある標高二四七五メートルの山。山名はかつて当山が甲斐国・武蔵国・信濃国の三国の境にあたったことによる。秩父多摩国立公園に含まれ、奥秩父山地主脈上の中央に位置する。三方に尾根を出し、荒川・千曲川・笛吹川の源流地帯である。北に延びる
男体山(日本歴史地名大系)
日光火山群中の単独峰で、標高二四八四・四メートルの円錐状成層火山。南面に中禅寺湖が広がる。山頂部の旧火口は直径約四〇〇メートル、火口壁北部は欠落しているため馬蹄形をしている。山腹各所に薙とよばれる山崩れの跡がみられ、南東部に大薙、南西部に古薙、北部に御真仏薙、南部に
蓼科山(日本歴史地名大系)
茅野市と北佐久郡との境の山。八ヶ岳火山列の最北端にあるコニトロイデ式火山。北八ヶ岳では天狗岳(二六四五メートル)に次いで高く、標高二五三〇メートルである。諏訪側からは独立峰としてながめられる。頂上部は円形で、中央は周辺よりおよそ一〇メートルくぼんでおり、周囲約六〇〇メートル
浅間山(日本歴史地名大系)
群馬県嬬恋村と長野県北佐久郡軽井沢町・御代田町、小諸市にまたがる第四紀複合成層(三重式コニーデ)型の活火山で、標高二五四二メートル。第一外輪山は西方の黒斑山(二四一四メートル)・牙山(二〇四〇メートル)・剣ヶ峰(二二八八メートル)の半分ほどが残っており、第二外輪山の
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