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白馬岳

ジャパンナレッジで閲覧できる『白馬岳』の日本歴史地名大系のサンプルページ

白馬岳
しろうまだけ

後立山連峰の北部にそびえる。標高二九三二・二メートル。山頂は朝日あさひ町と長野県白馬はくば村の境界をなすが、その山体は新潟県西頸城にしくびき郡にもまたがり、越中・越後・信濃の三国境の山という。信州側の古絵図に両替りようがえ岳とあるのは両界岳の意で、越中・信濃境、越後・信濃境の両境界を備えるからであろう。白馬岳の名は信州側山麓地帯で苗代時に馬の形をした残雪模様、いわゆる雪形が見えることに由来。本来は代馬と書くべきであるが、白馬の美しいイメージが好まれ、この当て字が定着した。したがってシロウマと読むのが正しいが、村名・駅名なども公式にハクバとなったため山名もハクバ岳と読む人が多い。越中側の古名は上駒かみこまヶ岳で、山脈北端には下駒ヶ岳があって、ともに西側からの山容が馬の背のように見えるところからの命名であろう。元禄一〇年(一六九七)の浮田家の奥山廻記録(県立図書館蔵)にも「上駒ケ嶽江登、下駒ケ嶽の方御境目を見渡候」とある。上駒ヶ岳は奥山廻役の必ず見回るべき重要地点とされ、山頂に金沢御領(加賀藩領)の旨を明記した標札を立ててくるのがしきたりであったらしい。また富山平野から望見されるので、「コノ山見ユル」と注記を施した古絵図もある。越後側では白馬岳を中心とした峰々を八弁の蓮華になぞらえて蓮華れんげ(花)山と呼称した。越中側でも文化―文政(一八〇四―三〇)頃から用いられた。ただし越後側では大蓮華おおれんげ山は白馬岳本峰、小蓮華これんげ山は今もその名でよばれている長野・新潟県境の標高二七六八・九メートルの山(別名大日岳)であるが、越中では現在のやりヶ岳を大蓮華山、杓子しやくし岳を小蓮華と称した。「三州測量図籍」も明らかに鑓ヶ岳・杓子岳を大蓮華・小蓮華としている。明治二七年(一八九四)ウォルター・ウェストンは越後側から登山し、白馬本峰をオーレンゲと記載した。翌二八年に登った小杉復堂は鑓ヶ岳を大蓮華山としているとみられる(大蓮華山遊記)。その後しだいに白馬岳の名が登山家の間で多用されるようになり、正式名称となった。

信州側は鋭く切立ち、越中側は比較的なだらかで、典型的な非対称山稜をなす。したがって南北方向から見ると天をさしてそそり立って見えるが、西の富山平野側からは馬の背のようになだらかに見え、比較的単調である。東面の白馬大雪渓は日本アルプス三大雪渓の一に数えられる。高山植物も豊富で、白馬連山高山植物帯として国の特別天然記念物にも指定され、お花畑は著名である。頂上直下に大きな白馬はくば山荘が建つ。登山路は白馬大雪渓を登るコース、新潟県糸魚川いといがわ市の蓮華温泉から白馬大しろうまおお池・小蓮華山・三国境を経て登るコース、黒部峡谷祖母谷ばばだに温泉から清水しようず尾根を経て登るコースなど。江戸時代、山廻役らは小川おがわ温泉から黒薙くろなぎ谷を経て登るコースを利用し、小杉復堂もこの古道をたどった。祖母谷からの登路は明治四二年吉沢庄作が開いた。

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検索コンテンツ
1. 白馬岳
日本大百科全書
登山者に人気のある場所の一つである。大雪渓上部の葱平(ねぶかっぴら)周辺は高山植物の宝庫で、白馬岳のお花畑とよばれる。ウルップソウ、コマクサ、トウヤクリンドウ、 ...
2. 白馬岳
世界大百科事典
にそのなごりがみられる。白馬岳は残雪が多く,北東斜面に白馬沢雪渓,南東斜面に大雪渓があり,頂上付近にも大小の雪田が散在し,融雪水が高山植物の繁茂をささえている。 ...
3. しろうま‐だけ【白馬岳】地図
デジタル大辞泉
長野・富山県境、飛騨山脈北部の後立山(うしろたてやま)連峰の高峰。標高2932メートル。杓子(しゃくし)岳・鑓(やり)ヶ岳とともに白馬三山とよばれる。大雪渓やお ...
4. しろうま‐だけ【白馬岳】
日本国語大辞典
(春、代馬(しろうま)の形に似た岩肌が現われるところから生じた名という)長野・富山の県境にそびえる北アルプス連峰北端の山。杓子岳、鑓(やり)ケ岳とともに白馬三山 ...
5. しろうまだけ【白馬岳】富山県:総論/後立山連峰
日本歴史地名大系
施した古絵図もある。越後側では白馬岳を中心とした峰々を八弁の蓮華になぞらえて蓮華(花)山と呼称した。越中側でも文化―文政(一八〇四―三〇)頃から用いられた。ただ ...
6. はくばだけ【白馬岳】長野県:北安曇郡
日本歴史地名大系
る標高二九三三メートルの山で、中部山岳国立公園の高山中では最北部に位置する。江戸時代までは、白馬岳の南に連なる鑓ヶ岳とともに大蓮華山とよばれていた。山の名の由来 ...
7. 白馬三山(白馬岳・杓子岳・鑓ヶ岳)[百科マルチメディア]
日本大百科全書
北アルプス連峰の北端に位置する。白馬岳(しろうまだけ)から南に杓子岳(しゃくしだけ)、鑓ヶ岳(やりがたけ)が連なる。中部山岳国立公園の一部。写真は白馬(はくば) ...
8. あさひだけ【旭岳】富山県:総論/後立山連峰
日本歴史地名大系
かと思われる。また白馬岳の北方にも標高二四一八・三メートルの朝日岳(古名恵振ヶ岳)があり、旭岳と朝日岳とは柳又谷一つを隔てて向い合い、紛らわしい。明治二七年(一 ...
9. 朝日岳
世界大百科事典
華温泉から五輪尾根を登るもの,白馬岳から雪倉岳を経ての縦走路などがある。鈴木 郁夫 ...
10. いといがわ【糸魚川】
国史大辞典
代表産業はセメント製造で、漸次工業都市に変貌しつつある。またヒスイ・メノウなど硬玉類の加工も行われる。白馬岳登山口。天津神社のけんか祭は有名である。昭和二十九年 ...
11. いといがわし【糸魚川市】新潟県
日本歴史地名大系
犬ヶ岳(一五九三メートル)・朝日岳(二四一八・三メートル)・雪倉岳(二六一〇・九メートル)・白馬岳(二九三二・二メートル)・小蓮華山(二七六九メートル)・乗鞍岳 ...
12. いぬかいじょうやま【犬飼城山】長野県:松本市/蟻ヶ崎村
日本歴史地名大系
南方には塩尻市街部を経て、木曾谷の入口をのぞむ。西方には犬飼島の水田地帯を経て北アルプスの連山、北から白馬岳(二九三三メートル)・槍ヶ岳(三一八〇メートル)・穂 ...
13. 後立山連峰
世界大百科事典
線が長野県と富山県の県境をなす。名称は富山県側からみて立山のうしろにあることによる。最高峰の白馬岳(2932m)から南へ,五竜岳,鹿島槍ヶ岳を経て針ノ木岳までを ...
14. うしろたてやまれんぽう【後立山連峰】富山県:総論
日本歴史地名大系
概念の漠然とした山域であるが、一般的には北は白馬岳(二九三二・二メートル)ないしは朝日岳(二四一八・三メートル)、南は針ノ木峠(標高二五四一メートル)までを後立 ...
15. ウルップ‐そう[‥サウ]【得撫草】
日本国語大辞典
〔名〕ゴマノハグサ科の多年草。アラスカ、オホーツク海沿岸など北方に生え、本州中部の八ケ岳、白馬岳の高山帯の砂れき地にも生える。高さ二〇〜五〇センチメートル。太く ...
16. おうがはな【王ヶ鼻】長野県:松本市
日本歴史地名大系
その後方に主峰穂高岳(三一九〇メートル)や槍ヶ岳(三一八〇メートル)、更に北方に目を転じると、白馬岳(二九三三メートル)から右手に戸隠山(一九一一メートル)の連 ...
17. お‐はなばたけ【御花畑・御花畠】
日本国語大辞典
わたって高山植物が生い茂る場所。夏の三、四か月の短い期間にいっせいに開花するところからいう。白馬岳、八ケ岳、木曾駒ケ岳、大雪山などが有名。《季・夏》*太 ...
18. かぜ【風】[標準語索引]
日本方言大辞典
からかぜ:風が吹くことせらい冬季、風とかぜ:風とが衝突した時の波の状態さんかち / さんぱち白馬岳で越中方面から吹くかぜ:風を言うそとあげ向きが時々変わるかぜ: ...
19. かたかいさんがさん【片貝三ヵ山】富山県:魚津市
日本歴史地名大系
)へ移住していったという。加賀藩は黒部奥山廻役を定期的に黒部奥山へ入山させたが、三ヵ山からは白馬岳から鹿島槍ヶ岳方面(下奥山)への杣人足全体の三分の一が出されて ...
20. かとう-ぶんたろう【加藤文太郎】
日本人名大辞典
れ。大正8年(1919)三菱内燃製作所(のちの三菱神戸造船所)に入社。社会人登山家として夏の白馬岳登山を手始めに,冬の北アルプスの単独登山に挑戦。昭和11年1月 ...
21. からまつ‐だけ【唐松岳】地図
デジタル大辞泉
長野との県境にある山。標高2696メートル。飛騨山脈の後立山連峰の一。長野側の八方(はっぽう)池からは、白馬岳・鑓ヶ岳・杓子岳の白馬三山が望める。  ...
22. きそい‐た・つ[きそひ‥]【競立】
日本国語大辞典
さんと競(キソ)ひ立(タチ)十六日に進発して」*破戒〔1906〕〈島崎藤村〉八・三「針木嶺、白馬嶽、焼嶽、鎗が嶽〈略〉多くの山嶽の峻しく競ひ立つのは其処だ」 ...
23. くろだ-たかお【黒田孝雄】
日本人名大辞典
1899−1945 大正-昭和時代前期の登山研究家。明治32年1月1日生まれ。大正5年白馬岳登山,6年針ノ木・五色・薬師・双六・槍ケ岳を縦走。「ヒマラヤ主要登攀 ...
24. 暦
世界大百科事典
)馬〉などの形になるのを見て,播種や代搔きの時期を知るのはその代表的な例であり,北アルプスの白馬岳の名称もそうしたふうのなごりとされている。このほか,コブシや桜 ...
25. ごうりきでん【強力伝】
デジタル大辞泉
新田次郎の短編小説。白馬岳に180kgを超える石を担ぎ上げる強力を描く。昭和30年(1955)刊行。同年、第34回直木賞受賞。  ...
26. しもこまがたけ【下駒ヶ岳】富山県:総論/後立山連峰
日本歴史地名大系
と申所まで登、此所ニテ御境目寺山・下駒ケ嶽等見分いたし候」とある。下駒ヶ岳に対して上駒ヶ岳(白馬岳)があり、対になっているのは上犬ヶ岳・犬ヶ岳とともに黒部奥山国 ...
27. しもにいかわぐん【下新川郡】富山県
日本歴史地名大系
東は境川と白鳥山・犬ヶ岳を結ぶ線で新潟県西頸城郡青海町と接し、犬ヶ岳から朝日岳・白馬岳に連なる稜線で新潟県糸魚川市と接する。さらに白馬岳から鑓ヶ岳・鹿島槍ヶ岳ま ...
28. しゃくしだけ【杓子岳】富山県:総論/後立山連峰
日本歴史地名大系
雄峻豪快である。縦走路は富山県側の山腹を横切り、頂上を通らないが、山頂部の駒草の大群落は美麗である。白馬岳・鑓ヶ岳とともに白馬三山とよばれ、富山平野からもよく見 ...
29. しょうずだけ・ねこまたやま【清水岳・猫又山】富山県:総論/黒部峡谷
日本歴史地名大系
後立山連峰の白馬岳から西、黒部川へ向けて派出した山稜上に清水岳(二六〇三メートル)・猫又山(二三〇八メートル)が並ぶ。ともに地籍は宇奈月町。古称は南の清水岳が乗 ...
30. シロウマアサツキ
日本大百科全書
中部地方以北の本州、北海道の高山帯に生え、朝鮮半島北部の高山から中国東北部、東シベリアに分布する。名は、白馬岳(しろうまだけ)で初めてみつけられた、アサツキの変 ...
31. 白馬大雪渓[百科マルチメディア]
日本大百科全書
白馬岳(しろうまだけ)の東斜面にある雪渓。全長約3.5km、標高差約600m。日本三大雪渓の一つで、白馬岳登山のメインルートになっている。周辺は高山植物の宝庫で ...
32. せっ‐けい【雪渓】
日本国語大辞典
〔名〕夏でも雪や氷が溶けきらないで残っている谷。日本では北アルプスの白馬岳・剣岳、山形県の月山などにあるものが有名。《季・夏》*霊芝〔1937〕〈飯田蛇笏〉昭和 ...
33. そとあげ[方言]
日本方言大辞典
白馬岳で越中方面から吹く風を言う。天候の順調でない兆候。 長野県北安曇郡474小谷口碑集(小池直太郎)1922 ...
34. たなべ-かずお【田辺和雄】
日本人名大辞典
大正15年鹿島集落から爺ケ岳をへて鹿島槍積雪期初登攀(とうはん)を記録。東京帝大で武田久吉に卒論の指導をうけ,白馬岳,八ケ岳,尾瀬を中心に高山植物の研究をつづけ ...
35. たまつくりあと【玉作跡】
国史大辞典
が認められ、時代・時期と地域によってそれぞれ特色を有している。縄文時代前期の飾玉類生産遺跡は白馬岳周辺の長野・富山・新潟県地方に多く、硬玉製玉類生産は中期の寺地 ...
36. ちくにむら【千国村】長野県:北安曇郡/小谷村
日本歴史地名大系
[現]小谷村大字千国 白馬岳連山から流下した姫川の水が初めて小谷の峡谷に入った所に位置する。千国の名は、「吾妻鏡」文治二年(一一八六)三月一二日条に載る同年二月 ...
37. 中部山岳国立公園
日本大百科全書
黒部ダム下流域の黒部峡谷や梓川上流の上高地(かみこうち)は特別名勝・特別天然記念物に指定され、白馬岳を中心にした地域は特別天然記念物「白馬連山高山植物帯」に指定 ...
38. つかもと-こうじ【塚本閤治】
日本人名大辞典
昭和40年9月25日死去。69歳。東京出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。写真集に「日本の山々I・II」「白馬岳」など。 ...
39. つがいけ‐こうげん【栂池高原】
デジタル大辞泉
長野県北西部、白馬(しろうま)岳東麓に広がる親の原を中心とした標高800メートル前後の高原。一帯は日本有数のスキー場として有名。  ...
40. 栂池自然園[百科マルチメディア]
日本大百科全書
白馬岳(しろうまだけ)東麓(とうろく)、標高1880mに広がる高層湿原。ミズバショウ、シラネアオイ、ニッコウキスゲをはじめとする数多くの植物の大群落があり、季節 ...
41. 登山
日本大百科全書
厳冬の北アルプス燕岳(つばくろだけ)に松方三郎ら学習院隊が登頂したのを皮切りに、同年4月には白馬岳(しろうまだけ)に富山の内山数雄(1895―1975)一行が越 ...
42. 富山[県]
世界大百科事典
なしている。北部は緩い曲線を描く海岸線で,深海性の富山湾に面している。東部は立山,劔岳,薬師岳,白馬岳など標高3000m級の峻峰がそびえる飛驒山脈の北部山地で, ...
43. ナンジャモンジャゴケ
日本大百科全書
コケ植物ナンジャモンジャゴケ科の代表的な種。1956年(昭和31)、日本の白馬岳(しろうまだけ)で初めて発見された。当初は、コケ植物かシダ植物の特殊なものか、あ ...
44. にいかわぐん【新川郡】富山県:越中国
日本歴史地名大系
越中国の東半部にあたり、新河とも表記された。東は境川および白鳥山・朝日岳・白馬岳などの山々で越後国、唐松岳・針ノ木岳などの後立山連峰の稜線で信濃国と接する。南は ...
45. 新潟(県)
日本大百科全書
国の特別天然記念物、天然記念物、名勝などには三条(さんじょう)市笠堀(かさぼり)のカモシカ生息地や、白馬岳(しろうまだけ)のライチョウ、尾瀬の湿原、糸魚川市小滝 ...
46. 日本アルプス
日本大百科全書
剱岳(つるぎだけ)(2999メートル)、薬師岳(2926メートル)などを中心とする立山連峰と、白馬岳(しろうまだけ)(2932メートル)、鹿島槍ヶ岳(かしまやり ...
47. 日本アルプス登攀日記 5ページ
東洋文庫
Korea)、一九一三年は「槍ケ岳(妻を同行)、焼岳、安房峠、平湯、蒲田、雄牛、霞岳、奥穂高岳、白馬岳」(Yari[+H.O],Yake-dake,Abo-to ...
48. 日本アルプス登攀日記 19ページ
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49. 日本アルプス登攀日記 25ページ
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月曜日になっていた。 七月二十三日 月曜日 午前三時十五分に、蓮華山稜の最高峰、鑓ケ岳〔現在の白馬岳山頂〕へ私たちを連れて行ってくれる案内人に、私はリュックサッ ...
50. 日本アルプス登攀日記 27ページ
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能登、黒部峡谷。東側の右下は深く切れ落ちているのが見える。ものすごい雪。 午前九時五十分、〔白馬岳〕頂上到着。十時四十分にそこを出発した。 温泉にて七月二十三日 ...
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