1. トップページ
  2. >
  3. カテゴリ一覧
  4. >
  5. 文学
  6. >
  7. 古典文学
  8. >
  9. 和歌
  10. >
  11. 歌仙
国史大辞典

歌仙
かせん

(一)

古く歌泉(『万葉集』)とも。歌道において特に優れた者。のちには特定の歌人を指すに至った。『古今和歌集』序により、柿本人麻呂・山部赤人を二歌聖、在原業平・小野小町・僧正遍照・喜撰法師・文屋康秀・大伴黒主の六人を六歌仙と称した。のちに成った各種の新六歌仙・続六歌仙などと区別し古六歌仙ともいう。ついで藤原公任の『三十六人撰』に選ばれた三十六人(人麻呂・貫之・躬恒・伊勢・家持・赤人・業平・遍照・素性・友則・猿丸・小町・兼輔・朝忠・敦忠・高光・公忠・忠岑・斎宮女御・頼基・敏行・重之・宗于・信明・清正・順・興風・元輔・是則・元真・小大君・仲文・能宣・忠見・兼盛・中務)を三十六歌仙と称し、略して歌仙ともいう。俳諧の歌仙はそれによる。三十六歌仙にならったものとしては、新三十六人(藤原基俊)、後六々撰(藤原範兼撰か、『中古三十六歌仙』)、新撰歌仙(九条基家撰か、『新三十六人撰歌仙』)、女房三十六歌仙(『女房歌仙』)以下、その類がきわめて多い。→三十六歌仙(さんじゅうろっかせん)
[参考文献]
久曾神昇『三十六人集』(『塙選書』四)、同『西本願寺本三十六人集精成』、国宝西本願寺本三十六人家集刊行会編『西本願寺本三十六人家集』
(久曾神 昇)

(二)

連歌の様式の一つ。歌仙(の)連歌の略。名称の由来は和歌の三十六歌仙であるが形態は必ずしも一定していない。大別して、(一)作者が三十六人であるもの、(二)句数が三十六で完結するもの、(三)句数はやはり三十六で、各句に三十六歌仙名を隠題(物名)として詠み込んだもの、の三種類が認められる。現存最古の歌仙連歌は、応永三十年(一四二三)の「法楽歌仙」と表題された賦山何連歌百韻(熱田神宮蔵)で、四枚懐紙から成る一般の百韻連歌と同じ形式だが、作者は社務上州満範・祝師仲稲以下三十六人で、(一)に該当する。ただし(一)の実例はこれ以外に認められないので歌仙連歌として一般的な形式であったとは考えられない。長享二年(一四八八)の『北野社引付』に三十六句連歌の記事がみえるが、歌仙と称したかどうかわからない。明応二年(一四九三)の『後法興院政家記』に三十六句の歌仙連歌の記事があり、(二)に該当するものの初見と思われる。ただし(三)である可能性もある。享禄三年(一五三〇)常桓(細川高国)独吟の「山かきのもとつは染よ秋の雨」に始まる三十六句、大永五年(一五二五)かといわれる宗碩独吟「滝川の薄氷(うすらひ)とまるみ草哉」のそれは、ともに(三)に該当する。『再昌草』享禄三年条に記されるような各句に歌仙名を詠み込むのはきわめて特殊な賦物であり一般的に広く行われたとは考えにくい。したがって江戸時代の歌仙俳諧の源流をなしたものは(二)の場合であろう。
[参考文献]
伊地知鐵男『連歌の世界』(吉川弘文館『日本歴史叢書』一五)
(奥田 勲)
ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額550万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題のオンライン辞書・事典サービスです。
ジャパンナレッジについて詳しく見る

歌仙と同じ和歌カテゴリの記事
後撰和歌集(日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典・国史大辞典)
『古今和歌集』に次ぐ第二の勅撰和歌集。略称「後撰集」。951年(天暦5)、村上天皇の命により昭陽舎(梨壺に撰和歌所が設けられ、別当に藤原伊尹、寄人に大中臣能宣、清原元輔、源順、紀時文、坂上望城のいわゆる「梨壺の五人」が任ぜられて、『万葉集』の読解と勅撰和歌集の撰集とが
なが‐うた 【長歌・長唄】(日本国語大辞典)
和歌の一体。五音、七音の二句を三回以上続け、最後に七音を添えるもの。ちょうか。*古今和歌集〔905〜914〕雑体・一〇〇二・詞書「ふるうたたてまつりし時のもくろくのそのなかうた」*源氏物語〔1001〜14頃〕行幸「なかうたなどの心ばへあらむを、御覧ぜむには
やまと‐うた 【大和歌・倭歌】(日本国語大辞典)
わが国固有の歌。多く、唐歌(からうた)に対して和歌をいう。*古今和歌集〔905〜914〕仮名序「やまとうたは、ひとのこころをたねとして、よろづのことの葉とぞなれりける」*後鳥羽院御口伝〔1212〜27頃〕「やまと哥を詠ずるならひ、昔より今にいたるまで
旋頭歌(国史大辞典)
歌体の一つ。「みじかうた」「みそひともじ」ともいう。形式は五・七・五・七・七の五句体、三十一音。五句を分けて、五・七・五の三句を上の句、七・七の二句を下の句、さらに第一句を初句・頭句・起句、第二句を胸句、第三句を腰句、第五句を結句・尾句・落句などと呼ぶ。
こんぽん‐か 【混本歌】(日本国語大辞典)
和歌の歌体の一つ。古今集の真名序に「混本」と見えるが、どのような歌体をさすか、未詳。旋頭歌に同じく六句体の歌であるとする説(喜撰式、宣長、守部など)、四句体の歌とする説(奥義抄、八雲御抄など)、片歌や五・七音を連続させる、結句のない偶数形式の歌とする説(五十嵐力)
和歌と同じカテゴリの記事をもっと見る


「歌仙」は古典文学に関連のある記事です。
その他の古典文学に関連する記事
歌仙(国史大辞典)
古く歌泉(『万葉集』)とも。歌道において特に優れた者。のちには特定の歌人を指すに至った。『古今和歌集』序により、柿本人麻呂・山部赤人を二歌聖、在原業平・小野小町・僧正遍照・喜撰法師・文屋康秀・大伴黒主の六人を六歌仙と称した。のちに成った各種の新六歌仙・続六歌仙などと
歌論書(国史大辞典)
歌に関して批評的文学論的見解を述べた文献。歌の定義・要素・分類・歌病などのほかに、歌に関する種々の研究、たとえば歌集の校訂・注釈・類纂および歌書の文化史的研究などをも含むものが多い。奈良時代、『万葉集』にも批評意識は散見するが、歌論書としては『歌経標式』(藤原浜成)
つぎ‐うた 【継歌・続歌・次歌】(日本国語大辞典)
短冊を三つ折りにして、題を隠したまま各自短冊を分け取って、その場で歌を詠むこと。中世以降に流行し、三十首、五十首、百首から千首に及ぶことがある。また、それを披講する歌会をもいう。多く探題(さぐりだい)形式で詠まれた。*右記〔1192〕「次当座続歌探題等哥。
こんぽん‐か 【混本歌】(日本国語大辞典)
和歌の歌体の一つ。古今集の真名序に「混本」と見えるが、どのような歌体をさすか、未詳。旋頭歌に同じく六句体の歌であるとする説(喜撰式、宣長、守部など)、四句体の歌とする説(奥義抄、八雲御抄など)、片歌や五・七音を連続させる、結句のない偶数形式の歌とする説(五十嵐力)
旋頭歌(国史大辞典)
歌体の一つ。「みじかうた」「みそひともじ」ともいう。形式は五・七・五・七・七の五句体、三十一音。五句を分けて、五・七・五の三句を上の句、七・七の二句を下の句、さらに第一句を初句・頭句・起句、第二句を胸句、第三句を腰句、第五句を結句・尾句・落句などと呼ぶ。
古典文学に関連する記事をもっと見る
ジャパンナレッジは約1500冊以上(総額550万円)の膨大な辞書・事典などが使い放題のインターネット辞書・事典サイト。日本国内のみならず、海外の有名大学から図書館まで、多くの機関で利用されています。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について見る
歌仙の関連キーワードで検索すると・・・
検索ヒット数 2140
検索コンテンツ
1. 歌仙画像
日本大百科全書
)」「中古三十六歌仙」「女房三十六歌仙」「釈教三十六歌仙」などがつくられた。一方、『三百六十番歌合(うたあわせ)』『時代不同歌合』は歌仙形式と歌合様式が結び付い ...
2. 歌仙画像
世界大百科事典
すぐれた歌人の意。六歌仙,三十六歌仙の類。また,それにちなんで,連歌・俳諧の一体をいう。これは連句の一形式で,5・7・5の長句と7・7の短句を交互に36句連ねた ...
3. か‐せん【歌仙】
デジタル大辞泉
1 すぐれた歌人。「歌聖」に次ぐ人ともいう。六歌仙や三十六歌仙が有名。 2 連歌・俳諧の形式の一つで、長句と短句を交互に36句続けたもの。2枚の懐紙の第1紙の表 ...
4. かせん【歌仙】[狂言]
デジタル大辞泉
狂言。和泉(いずみ)流。絵馬に描かれた六歌仙が絵から抜け出して月見の宴を開き、小町をめぐって遍昭(へんじょう)と人丸らとが争うが、夜明けとともに絵馬に収まる。  ...
5. か‐せん【歌仙】
日本国語大辞典
一条天皇の御代に藤原公任の選んだ三十六人の歌人を後にそれぞれ六歌仙、三十六歌仙といったものが知られている。*明衡往来〔11C中か〕上末「彼左金吾藤少将等。歌仙也 ...
6. か-せん【歌仙】
全文全訳古語辞典
た歌人。「六歌仙」「三十六歌仙」など。 ❷(三十六歌仙にちなんで)三十六句から成る連歌、または俳諧。 「たとへば、歌仙は三十六歩なり」〈三冊子・白〉たとえていえ ...
7. かせん【歌仙】
国史大辞典
務)を三十六歌仙と称し、略して歌仙ともいう。俳諧の歌仙はそれによる。三十六歌仙にならったものとしては、新三十六人(藤原基俊)、後六々撰(藤原範兼撰か、『中古三十 ...
8. かせん【歌仙】[狂言曲名]
能・狂言事典
をもって押し寄せ四人と戦うが、夜明けを告げる烏の声に六歌仙はもとの絵馬に納まる。 六歌仙が絵馬から抜け出すという着想はおもしろいが、歌仙たちの狂言としては珍しい ...
9. 歌仙(かせん)[俳諧]
古事類苑
文學部 洋巻 第1巻 1191ページ ...
10. 歌仙(かせん)[歌人]
古事類苑
文學部 洋巻 第1巻 819ページ ...
11. 歌仙絵画像
日本大百科全書
鎌倉初期から江戸時代まで盛行し、普通、歌人の肖像にその歌1首を、ときに略伝を添えたものをさす。六歌仙や三十六歌仙などの歌仙の姿絵を画題に扱うことは鎌倉時代の初め ...
12. 歌仙絵
世界大百科事典
房三十六歌仙〉や〈釈教三十六歌仙〉といった類似の歌仙を新撰することも行われ,絵画化された。室町から桃山時代になると,歌仙絵は神社の扁額にも描かれ,滋賀白山神社の ...
13. かせん‐え【歌仙絵】
デジタル大辞泉
三十六歌仙などの肖像を描き、これにその代表的な和歌を書き添えたもの。鎌倉時代、似絵(にせえ)の一ジャンルとして最も盛行し、佐竹本三十六歌仙絵巻などが代表作。  ...
14. かせん‐え[‥ヱ]【歌仙絵】
日本国語大辞典
〔名〕三十六歌仙などの肖像を描き、それにその歌人の代表的な和歌と略歴とを書き添えたもの。鎌倉初期から江戸時代にかけて盛行した。藤原信実の筆になると伝えられるもの ...
15. かせんえ【歌仙絵】
国史大辞典
さらに室町時代中期から歌仙絵を扁額として神社に奉納する風習が始まり、近世初頭にかけ優れた作例を残している。 [参考文献]森暢『歌合絵の研究―歌仙絵―』、東京美術 ...
16. かせん‐がい[‥がひ]【歌仙貝】
日本国語大辞典
実(げ)にや都に、歌仙貝と申して、三十六の貝もてあそび給ふとかや」*俳諧・へらず口(不角撰)〔1694〕「歌仙貝拾ふてゆかん和歌の浦」*随筆・煙霞綺談〔1773 ...
17. カセンソウ
日本大百科全書
キク科の多年草。茎は細長く、堅い感じがあり、高さ60~80センチメートル、短い毛があってざらつく。葉は堅く、互生し、披針(ひしん)形で先がとがり、縁(へり)に細 ...
18. かせん‐そう【歌仙草】
デジタル大辞泉
キク科の多年草。日当たりのよい湿地に生える。高さ40~70センチ。葉は先のとがった長楕円形で、縁に細かいぎざぎざがある。夏、黄色の頭状花をつける。  ...
19. かせん‐そう[‥サウ]【歌仙草】
日本国語大辞典
〔名〕キク科の多年草。日本各地、朝鮮、中国、シベリアなどに広く分布し、日当たりのよい山野の、少し湿った土地に生える。高さ三〇〜八〇センチメートル。茎は直立し、上 ...
20. かせん‐ぢゃや【歌仙茶屋】
日本国語大辞典
〔名〕(その数が三六軒あったところから「三十六歌仙」にかけて呼ばれた)江戸時代、浅草観音堂前の仲見世にあった出茶屋。*俳諧・広原海〔1703〕一〇「三十六の人が ...
21. かせん‐どうふ【歌仙豆腐】
日本国語大辞典
〔名〕三河国(愛知県)刈谷城主三浦壱岐守明政の考案した、三六種の豆腐料理。カセンドーフ〓[ド] ...
22. かせんのたき【歌仙の滝】愛媛県:越智郡/菊間町/松尾村
日本歴史地名大系
[現]菊間町松尾 滝口 松尾の滝ともいい滝口から滝壺まで上下二段を合わせて高さ三六間あり、三十六歌仙にちなんで歌仙の滝と命名されたという。近くに十一面観音を祀る ...
23. かせん‐はいかい【歌仙俳諧】
日本国語大辞典
〔名〕長・短句を三六句連ねた俳諧の連歌。→歌仙【一】(2)。*俳諧・歌仙そろへ〔1666〕「哥仙の数の誹諧と云べきを詞を省て哥仙はいかいといへり」*浮世草子・好 ...
24. かせん‐ぶんげん【歌仙分限】
日本国語大辞典
三十六歌仙にたとえていった語。*浮世草子・浮世栄花一代男〔1693〕一・四「洛中に根つよき歌仙分限に立ならびての太夫くるひ」*浮世草子・西鶴織留〔1694〕二・ ...
25. かせん‐れんが【歌仙連歌】
日本国語大辞典
〔名〕長・短三六句より成る連歌。歌仙。*後法興院記‐明応二年〔1493〕八月一四日「入夜有連歌。歌仙連歌〈三十六句也〉」カセンレン ...
26. かせん を 巻(ま)く
日本国語大辞典
連歌、俳諧で、三六句より成る歌仙一巻をつくる。*歌舞伎・小袖曾我薊色縫(十六夜清心)〔1859〕五立「折角初めてのお出故、むさく共お泊め申、歌仙でも巻たふござる ...
27. かせんそう【歌仙草】[標準語索引]
日本方言大辞典
おやまおぐるま ...
28. 加茂季鷹蔵書印[図版]画像
国史大辞典
賀茂県主 季鷹 歌仙堂記 (c)Yoshikawa kobunkan Inc.  ...
29. かず の 歌仙(かせん)
日本国語大辞典
歌仙。または三十六歌仙。*浄瑠璃・百日曾我〔1700頃〕歌仙「其後、頼朝公拝殿(はいでん)に立出給ひ、数の歌仙を御らんじて」 ...
30. ご‐かせん【五歌仙】
デジタル大辞泉
〓⇒梨壺(なしつぼ)の五人 〓上東門院彰子に仕えた五人の ...
31. ご‐かせん【五歌仙】
日本国語大辞典
〔一〕梨壺(なしつぼ)の五人のすぐれた歌人。村上天皇の時、梨壺で「後撰集」を撰集した五人の撰者、大中臣能宣、清原元輔、源順、紀時文、坂上望城をいう。〔二〕上東門 ...
32. さんじふろく-かせん【三十六歌仙】
全文全訳古語辞典
〔名詞〕一条天皇の時代に、藤原公任が選んだとされる、三十六人の有名な歌人。  ...
33. さんじゅうろくにん‐かせん[サンジフロクニン‥]【三十六人歌仙】
日本国語大辞典
「さんじゅうろっかせん(三十六歌仙)」に同じ。サンジュー=ロクニンカセン〓[サ]=[カ] ...
34. さんじゅうろくにんかせんでん【三十六人歌仙伝】
国史大辞典
歌学書。顕昭の『古今集序注』に「前肥後守盛房撰」、同『柿本朝臣人麻呂勘文』に「藤盛房撰」とみえる。この盛房は『金葉和歌集』夏に一首採られた、魚名流定成の子(『 ...
35. 三十六歌仙画像
日本大百科全書
歌選である。この三十六歌仙の家集を類聚したのが『三十六人集』(『歌仙家集』とも)、その略伝を漢文体で記したのが『三十六人歌仙伝』(平安後期成立)である。三十六歌 ...
36. 『三十六歌仙』[百科マルチメディア]画像
日本大百科全書
右が紀貫之(きのつらゆき)、左が凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)。本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)書 整版本 慶長年間(1596~1615)刊 国立国会図書館所 ...
37. 三十六歌仙
世界大百科事典
六人撰》が編集されるにいたった。《古今和歌集》の〈六歌仙〉の6倍という数が人々に喜ばれ,平安朝後期には,〈中古三十六歌仙〉〈女房三十六歌仙〉などが定められた。上 ...
38. さんじゅうろっ‐かせん【三十六歌仙】
デジタル大辞泉
のぶ)・藤原仲文・藤原清正・壬生忠見(みぶのただみ)。なお、これにならって、中古三十六歌仙・新三十六歌仙などもある。  ...
39. さんじゅうろっ‐かせん[サンジフロク‥]【三十六歌仙】
日本国語大辞典
んだもの。その後も、後六六撰、中古三十六歌仙などこれにならったものが多く、三十六人集や歌仙絵など文学史や文化史の上で大きな位置を占めている。三十六人歌仙。*書言 ...
40. さんじゅうろっかせん【三十六歌仙】
国史大辞典
た。その歌人三十六人を三十六歌仙と称し、肖像画を加え歌数も一定した歌仙絵もつくられ、その歌人の家集を集めて『三十六人家集』もできた。またそれに倣って各種の三十六 ...
41. 三十六歌仙(さんじゅうろっかせん)
古事類苑
文學部 洋巻 第1巻 822ページ ...
42. さんじゅうろっかせんえ【三十六歌仙絵】
国史大辞典
字が多い。佐竹本は大正八年(一九一九)一歌仙ずつに分割されたが、その際に二巻本の複製が作られた。上畳本は歌仙の絵姿は佐竹本とほとんど同じであるが、歌仙が置畳に坐 ...
43. 三十六歌仙絵巻
日本大百科全書
うかがえ、着衣にはときに華麗な彩色が用いられ、歌仙絵の最高傑作とされる。これとほぼ同じころの制作になる上畳(あげだたみ)本三十六歌仙絵巻は、各歌仙が上畳の上に坐 ...
44. 三十六歌仙絵巻
世界大百科事典
歌仙絵のうち,とくに三十六歌仙の肖像を描き,その略歴と詠歌1首を書き添えた絵巻。平安時代末から鎌倉時代には古典文学復興の機運とともに,藤原公任撰の三十六歌仙への ...
45. さんじゅうろっかせんえまき【三十六歌仙絵巻】
デジタル大辞泉
三十六歌仙の肖像を描き、それぞれの略伝と詠歌1首とを書き添えた絵巻。鎌倉初期の作で絵は藤原信実、詞は九条良経と伝える佐竹本(2巻)が特に有名で、似絵(にせえ)の ...
46. さんじゅうろっかせん‐えまき[サンジフロクカセンヱまき]【三十六歌仙絵巻】
日本国語大辞典
〔名〕三十六歌仙の肖像画に代表的な詠歌を一首書きそえてならべ、絵巻に仕立てたもの。鎌倉時代以降盛んにつくられた。その代表的遺品は佐竹家旧蔵の佐竹本三十六歌仙で、 ...
47. 釋門三十六人歌仙(しゃくもんさんじゅうろっかせん)
古事類苑
文學部 洋巻 第1巻 868ページ ...
48. しょくかせんらくしょ【続歌仙落書】
日本国語大辞典
説が有力。成立は官位表記から貞応元年(一二二二)一〇月以降、元仁元年(一二二四)一二月以前。「歌仙落書」の形式に倣い、新古今時代の歌人二五名についてその歌風を批 ...
49. しょくにんかせん【職人歌仙】
日本国語大辞典
烏丸光広作。江戸初期の成立。三六の職種を選び、それにちなんだ歌一首ずつを一八番につがえ、三十六歌仙を模したもの。 ...
50. しん‐ろっかせん[‥ロクカセン]【新六歌仙】
日本国語大辞典
六家集に収められた六人の歌人。すなわち、藤原良経・慈円・藤原俊成・西行・藤原定家・藤原家隆の称。六歌仙にならったもの。 ...
「歌仙」の情報だけではなく、「歌仙」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
ジャパンナレッジの利用料金や収録辞事典について詳しく見る