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  10. 竈神祭
国史大辞典

竈神祭
かまどがみのまつり
『古事記』に「諸人の以ち拝(いつ)く竈神」といい、『続日本紀』天平三年(七三一)正月条に庭火御竈四時の祭祀を常例とするとある。また『延喜式』臨時祭には「鎮〓竈鳴〓祭」および「御竈祭」がみえる。竈は日常の飯食を炊ぐところであり、そのために火の穢を忌み竈神を祭ってその守護を祈ることが行われた。中世以降は仏教の影響をうけ、これを荒神祓(こうじんばらい)と称して民間に広まり、毎月晦日もしくは正月・五月・九月にこの祭を行なった。竈神を祭ることは中国でも古くから行われ、彼の地ではこの祭は福を致すと考えられた。
[参考文献]
『竈神祭考』、『古事類苑』神祇部一
(岡田 米夫)
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祇園祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
京都市東山区祇園町に所在する八坂(やさか)神社の祭礼。毎年7月17日から24日まで行われる。以前は祇園会(え)あるいは祇園御霊会(ごりょうえ)ともいった。東京の神田祭、大阪の天神祭とともに三大祭に数えられている。起源は、平安時代の869年(貞観11)に全国に疫病が流行したため
(日本大百科全書(ニッポニカ))
一般に公的でめでたい祝いの宗教的儀式、つまり祝祭を意味する。多くの人を集め、酒や食料が大量に消費されることも多い。そこから「お祭り騒ぎ」などの表現も出てくる。本来は宗教的行為であるが、単に多くの人を集め、にぎやかさや華やかさが強調されて宗教的意味がなくなると、「港祭」とか商店街の「○○祭」
管絃祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
神事には往々にして管絃を奉奏することが行われるが、とくにその規模を大きくして神輿(みこし)を船中に奉安し、管絃を吹奏して神霊をなぐさめる神事。広島県廿日市(はつかいち)市宮島町の厳島(いつくしま)神社、福井県敦賀(つるが)市の金崎宮(かねがさきぐう)などで行われている。
忌籠祭(改訂新版・世界大百科事典)
斎籠祭,居籠祭とも記す。祭りの執行に際して,神職など祭りに直接関与する者は外部との関係を絶ち,神霊を迎えることができる心身になるために,特定の期間・場所で心身を慎む。これが氏子全員に課せられている祭りをとくに忌籠祭という。
悪態祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
集まった群衆が互いに悪口を言い合うことが特徴の祭礼。悪口(あっこう)祭、悪たれ祭、喧嘩(けんか)祭などともいう。相手を言い負かせば幸運を得るとしたことに基づくらしいが、年頭の祭りに多く、もと年占(としうら)の意味が濃かったようである。
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官祭(国史大辞典)
往古は神祇官の神名帳(官帳)に登載され、祈年祭の班幣に預かった神社を官社といい、その祭を官祭といった。『延喜式』によれば全国には大小三千百三十二座(二千八百六十一社)の官社があり、その数だけの官祭があった訳である。そのうち大社については、名神・月次・新嘗・相嘗の祭に
還幸祭(改訂新版・世界大百科事典)
神幸(しんこう)祭,渡御(とぎよ)祭に対する祭りで,御旅所へ出御(しゆつぎよ)した神霊が本社へ還幸する祭儀のこと。一般に出御の儀よりも事いそいで行われるが,むしろ還幸祭に重点をおく神社も多い。例えば,伏見稲荷大社の稲荷祭では出御の際は裏門からそっと出るが,還幸のときは
賀茂臨時祭(国史大辞典)
京都の上・下賀茂社の祭。宇多天皇が即位前の元慶六年(八八二)狩猟の際、冬祭を行うべき託宣をうけ、寛平元年(八八九)十一月二十一日にはじめて藤原時平を勅使として臨時祭を行い、以後毎年十一月の下の酉の日に行われた。応仁の乱後中絶し、近世に入って文化十一年(一八一四)
賀茂祭(国史大辞典)
京都の賀茂別雷神社(上社)・賀茂御祖神社(下社)の例祭。葵祭。また石清水八幡宮の祭(南祭)に対して北祭ともいった。古代には単に祭といえばこの祭を指した。社伝によれば欽明朝、気候不順、天下凶作のため卜部伊吉若日子をして占わしめたところ、賀茂神の祟とわかったので神託により
神送祭(国史大辞典)
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3. いむび の 竈神祭(かまどのかみのまつり)
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斎火で煮炊きする竈の神をまつる祭儀。*延喜式〔927〕六・神祇・斎院司「忌火竈神祭料〈略〉右神祇官直移〓所司 ...
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えなかった以前は、三日間行われていたが、現在は一日だけである。各竈の祭当番の順序は、明治五年の八ケ竈神祭之定(竈方文書)によれば、小方竈―棚橋竈―新桑竈―栃木竈 ...
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9. りょう‐せん[レウ‥]【料銭】
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