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  10. 刈上祭
国史大辞典

刈上祭
かりあげまつり
主に稲の収穫期に行う行事。収穫の祭儀は刈はじめの穂掛祭についで、刈り終ったときの刈上感謝の祭があった。はじめは村中共同の神事であったが、この共同の形態は村の鎮守氏神社の秋祭にうつり、古風な祭式は家ごとで守られた。刈上の祭は元来田面に刈稲束を積んで、稲積つまりニオを祭り、田の神を送って豊作を祝うものであったが、秋の仕事が脱穀俵納まで続くことになって大きく変化した。また季節の関係で地方的にも前後する。東北地方では旧暦九月のクニチ、三度の九の日を刈上の節供とし、餅をつき、床の間に稲束を積み、鎌をそえて祭った。関東や中部では旧暦十月十日のトオカンヤにする。神送りの祭式はクニチと同様である。長野県ではこの夜案山子あげをした。田の案山子を家の庭に飾り、神として祭り送った。近畿以西は旧暦十月亥の子が収穫祭である。三度の亥の日に祭った。九州では旧暦十一月の霜月丑日の祭りで、これも田の神を送る行事であった。
[参考文献]
柳田国男『年中行事覚書』(『定本柳田国男集』一三)
(平山 敏治郎)
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主に稲の収穫期に行う行事。収穫の祭儀は刈はじめの穂掛祭についで、刈り終ったときの刈上感謝の祭があった。はじめは村中共同の神事であったが、この共同の形態は村の鎮 ...
2. 秋祭画像
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3. 夷/恵比須
世界大百科事典
荒神(こうじん)信仰と習合して,稲の豊作をもたらす田の神の性格をも兼ねる。田植後のサナブリ,刈上祭に稲苗や稲の穂を供える地方もある。漁村では豊漁をもたらす神とさ ...
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日本架空伝承人名事典
竈(かまど)神や荒神(こうじん)信仰と習合して、稲の豊作をもたらす田の神の性格をも兼ねる。田植後のサナブリ、刈上祭に稲苗や稲の穂を供える地方もある。漁村では豊漁 ...
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開き,商売繁盛を願うなど,同業者の講としての性格が強かった。しかし,関東地方では,田植後の苗を供えたり,刈上祭の場合にも稲を供えたりする田の神の性格も兼ねており ...
6. かままつり・いなばまつり【鎌祭・稲場祭】
国史大辞典
農耕して収穫が終ったときに行う祝いごと。刈上祭と同列の行事である。主に稲作の場合に行なった。これは年中の農事で鎌の使い仕舞でもあったから、鎌あげ・鎌納また鎌祝 ...
7. かりあげ【刈上】[標準語索引]
日本方言大辞典
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8. 関東地方画像
日本大百科全書
浅香幸雄中村和郎民俗関東地方は日本列島の中央部に位置しているため、民俗的にも東西文化の接点である。刈上祭(かりあげまつり)は、気候と密接な関係があり、北部ほど早 ...
9. しもつき‐まつり【霜月祭】
日本国語大辞典
)に行なう祭。農事終了の折目にあたるものでこれには刈り初めの時の穂掛祭と稲刈りの終わった時の刈上祭があった。祭神は氏神や荒神である場合が多い。《季・冬》*当社学 ...
10. 収穫祭
日本大百科全書
5本とか刈ってきて田の神様の前に掛けたり、まだ未熟の稲で焼き米をつくって神に供えたり食べたりする。次の刈上祭りは、稲刈り作業終了時に一息つく意味での祝いをいう場 ...
11. しゅうかくさい【収穫祭】
国史大辞典
の作法がある。九州の刈上祭はおくれて十一月の霜月祭となり、丑の日を祭日とした。以上いずれも旧暦によった。北に早く南に遅いのは生産と地理、気候との関係による。もと ...
12. 東遊雑記 奥羽・松前巡見私記 293ページ
東洋文庫
御旗本の屋敷に稲荷の社有て、知行所の豊作を祈り給ふは、少し往古の風儀残りしもの成や」とあって、稲の刈上祭のことを述べ、稲米儀礼としての稲荷信仰を論じている点は、 ...
「刈上祭」の情報だけではなく、「刈上祭」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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田神祭(国史大辞典)
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