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  10. 田神祭
国史大辞典

田神祭
たのかみまつり
村々の田神祭は、特設の社殿や恒例の日時に営まれたものではない。稲作の進行に従ってその折目ごとに一斉に行われた。農耕儀礼というのはこれらの諸祭儀のことであった。一年を通じてその主なものは、春耕作開始に先立っての神の迎え降ろしから、苗代播種(水口祭)、初田植(サビラキ)、植仕舞(サノボリ)および秋収穫終っての神送りまで前後五度あった。祭るべきときに迎え、こと終って送るのはわが国古来の信仰の本義であった。神は人界に常在せず、去来して祭を享け恩寵を与えるものと考えたのである。元来田植つまり早苗の移植は一日の作業であった。村中が一斉に早朝から日没まで働いて終るものであったが、労働組織が分化縮小してのちに日数を重ねるようになった。神を迎え送る能登半島の春秋二度の田の神祭アエノコトは、宮廷の二月祈年祭・十一月新嘗祭と対照して考察されよう。→稲作儀礼(いなさくぎれい)
(平山 敏治郎)
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1. たのかみまつり【田神祭】
国史大辞典
村々の田神祭は、特設の社殿や恒例の日時に営まれたものではない。稲作の進行に従ってその折目ごとに一斉に行われた。農耕儀礼というのはこれらの諸祭儀のことであった。 ...
2. ぎれいのしょそう【儀礼の諸相】 : 農耕儀礼
国史大辞典
〔儀礼の諸相〕 前述の諸作法のうち春秋の田神祭・苗代祭および田植祭などはことに大事で,田植は中でも盛儀の日であったが、その祭式には苗代祭と類似するところが多い ...
3. こくれいしんこう【穀霊信仰】
国史大辞典
穀神の祭は旧十一月二十三日に古来朝廷で新嘗の収穫感謝祭を行なったのをはじめとして、民間諸国の田神祭の習俗があった。収穫祭のみならず農耕開始のときにも稲霊を祭った ...
4. たわらかさねこうさくえまき【俵かさね耕作絵巻】
国史大辞典
の画面が展開する。それぞれ十二ヵ月に対応させたものであろう。すなわち、(一)土牛の図、(二)田神祭の図、(三)田起こし・種まきの図、(四)農家と竹やぶの図、(五 ...
5. 南島雑話 2 幕末奄美民俗誌 184ページ
東洋文庫
 あったものであろうか。昇氏によると、十二月に は特別の行事がないという。五五 頓賀の田神祭(名瀬間切)祭文 ヘヒヘヒ 西のニヤタマ (ヘヒヘヒ〈よびかけ〉   ...
6. のうこうぎれい【農耕儀礼】
国史大辞典
貢租上納して一段落すると、もう春を迎える支度にかかるころであった。 〔儀礼の諸相〕 前述の諸作法のうち春秋の田神祭・苗代祭および田植祭などはことに大事で,田植は ...
7. ひがしたなかじんじゃ【東田中神社】和歌山県:那賀郡/打田町/打田村
日本歴史地名大系
りしなるへし、社領も四町九段余なりしといふ、天正の兵燹に社堂・雑舎・神宝・文書等悉焼亡して社田神祭も皆廃絶す」とみえる。田中荘が近江日吉社の法華講料所とされてい ...
8. みこまい【巫女舞】
国史大辞典
『梁塵秘抄』二には神社巫女の舞の姿態や神懸りして語るさまの歌(雑・神社歌)があり、『年中行事絵巻』には田神祭で鈴を振る巫女舞が描かれている。諸社の巫女舞は「里神 ...
「田神祭」の情報だけではなく、「田神祭」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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祇園祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
京都市東山区祇園町に所在する八坂(やさか)神社の祭礼。毎年7月17日から24日まで行われる。以前は祇園会(え)あるいは祇園御霊会(ごりょうえ)ともいった。東京の神田祭、大阪の天神祭とともに三大祭に数えられている。起源は、平安時代の869年(貞観11)に全国に疫病が流行したため
(日本大百科全書(ニッポニカ))
一般に公的でめでたい祝いの宗教的儀式、つまり祝祭を意味する。多くの人を集め、酒や食料が大量に消費されることも多い。そこから「お祭り騒ぎ」などの表現も出てくる。本来は宗教的行為であるが、単に多くの人を集め、にぎやかさや華やかさが強調されて宗教的意味がなくなると、「港祭」とか商店街の「○○祭」
管絃祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
神事には往々にして管絃を奉奏することが行われるが、とくにその規模を大きくして神輿(みこし)を船中に奉安し、管絃を吹奏して神霊をなぐさめる神事。広島県廿日市(はつかいち)市宮島町の厳島(いつくしま)神社、福井県敦賀(つるが)市の金崎宮(かねがさきぐう)などで行われている。
忌籠祭(改訂新版・世界大百科事典)
斎籠祭,居籠祭とも記す。祭りの執行に際して,神職など祭りに直接関与する者は外部との関係を絶ち,神霊を迎えることができる心身になるために,特定の期間・場所で心身を慎む。これが氏子全員に課せられている祭りをとくに忌籠祭という。
悪態祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
集まった群衆が互いに悪口を言い合うことが特徴の祭礼。悪口(あっこう)祭、悪たれ祭、喧嘩(けんか)祭などともいう。相手を言い負かせば幸運を得るとしたことに基づくらしいが、年頭の祭りに多く、もと年占(としうら)の意味が濃かったようである。
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神衣祭(改訂新版・世界大百科事典)
伊勢神宮恒例大祭の一つで,皇大神宮および荒祭宮に和妙(絹),荒妙(麻)の御衣を奉る祭り。神祇令によれば,孟夏(4月),季秋(9月)の2回行われ,〈此れ神服部等,斎戒潔清にして,参河の赤引神調の糸を以て,神衣を織り作り,又麻績連等,麻を績みて敷和衣を織りて,神明に供す
鋤鍬祭(国史大辞典)
年頭にわが田に出て農事のさまをし、また屋内でも豊作を祈願する予祝行事は全国的に知られた習俗である。正月二日または四日の仕事初め、十一日のお田打、十五日のお田植などがこれである。地方によってその名称はさまざまであった。徳島県勝浦郡の農家ではこれを鋤鍬祭といった
高山祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
岐阜県高山市の春秋の祭り。高山市を南北に分け、南は山王社(日枝神社)の氏子、北は桜山八幡(八幡神社)の氏子になっている。日枝神社の祭りは4月14、15日で山王祭といい、八幡神社の祭りは10月9、10日(もとは旧暦9月14、15日)で八幡祭といった。高山祭(山王祭と八幡祭)の特色は
田神祭(国史大辞典)
村々の田神祭は、特設の社殿や恒例の日時に営まれたものではない。稲作の進行に従ってその折目ごとに一斉に行われた。農耕儀礼というのはこれらの諸祭儀のことであった。一年を通じてその主なものは、春耕作開始に先立っての神の迎え降ろしから、苗代播種(水口祭)、初田植(サビラキ)
船祭(日本大百科全書(ニッポニカ))
飾りたてた船の出ることを特色とする祭りの総称。いちばん一般的な形は、神輿の渡御(お渡り)が海や川を渡るもので、神社から神霊を神輿に移し、さらに船に乗せて、町や集落を巡幸して氏子に恩寵を授ける。茨城県鹿島神宮の御船祭りや愛知県津島神社の津島祭りなど、各地に類例が多い
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