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  11. 新撰和歌
国史大辞典・日本大百科全書

国史大辞典
〓和歌
しんせんわか
平安時代初期の私撰和歌集。『新撰和歌集』ともいう。撰者は紀貫之。巻一春秋・百二十首、巻二夏冬・四十首、巻三賀哀・二十首、別旅・二十首、巻四恋雑・百六十首の計四巻三百六十首から成る。巻頭に「新撰和歌序」「玄蕃守従五位上紀朝臣貫之上」として真名序を付す。延長八年(九三〇)貫之が土佐守として赴任する直前のころに醍醐天皇から古今の秀歌を選抜するよう勅命を受け、土佐在任中に撰了したが、承平五年(九三五)任終えて帰京すると、すでに天皇は亡く、むなしく筐底に収めた。が、玄蕃頭従五位上であった天慶六(九四三)、七年ごろ貴人に上献したらしい。『古今和歌集』から抽出した二百八十首とそれ以外の八十首から成り、「花実相兼」「玄之又玄」(序)の秀歌が選出されている。晩年の貫之の好尚、『古今和歌集』との関連をうかがうべき好資料である。本文は、『群書類従』和歌部、元禄八年(一六九五)板本などに収められる。
[参考文献]
迫徹郎『王朝文学の考証的研究』、菊地靖彦『『古今集』以後における貫之』、樋口芳麻呂『平安・鎌倉時代秀歌撰の研究』
(樋口 芳麻呂)


日本大百科全書
新撰和歌
しんせんわか

紀貫之(きのつらゆき)編の秀歌選。勅命により930年(延長8)から934年(承平4)の間の土佐守(とさのかみ)在任中に撰歌(せんか)し、帰京後に漢文序を付して成立。醍醐(だいご)天皇崩後で奏覧できなかった。四季360日になぞらえた4巻360首で、たとえば春歌と秋歌とを相互に配列(巻1)する珍しい構成。全体の約8割は『古今集』歌であるが、その他は出所の不明な歌が多い。共撰であった『古今集』に対し、貫之一人の秀歌観がうかがえ、『古今集』の「心詞相兼」の理想はここで「花実相兼」の歌として示される。古今風の精髄を示すとともに、3番目の勅撰集である『拾遺(しゅうい)集』風の平淡さに赴く傾向もみられる。
[菊地靖彦]

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1. 『新撰和歌』
日本史年表
930年〈延長8 庚寅〉 この頃 紀貫之、土佐守として在任中 『新撰和歌』 を撰する(同書序)。  ...
2. 新撰和歌
日本大百科全書
紀貫之(きのつらゆき)編の秀歌選。勅命により930年(延長8)から934年(承平4)の間の土佐守(とさのかみ)在任中に撰歌(せんか)し、帰京後に漢文序を付して成 ...
3. しんせんわか【新撰和歌】
日本国語大辞典
平安前期の私撰集。二巻。総和歌数は三六〇首。紀貫之撰。醍醐天皇のかねてからの命により、土佐守在任中の延長八〜承平四年(九三〇〜九三四)に「古今集」を中心に撰集し ...
4. しんせんわか【新〓和歌】
国史大辞典
平安時代初期の私撰和歌集。『新撰和歌集』ともいう。撰者は紀貫之。巻一春秋・百二十首、巻二夏冬・四十首、巻三賀哀・二十首、別旅・二十首、巻四恋雑・百六十首の計四巻 ...
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デジタル大辞泉
平4年(934)の間に成立。古今集の歌を中心に、360首の秀歌を選んだもの。漢文の序がある。新撰和歌。  ...
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平安時代の歌学書。一巻。著者不明。天暦年間(九四七〜九五七)以降の成立。六義・四病・八品・六義体・八病を内容とする。藤原公任著「新撰髄脳」とは別書。 ...
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日本古典文学全集
故ニ得失ヲ正シ、天地ヲ動カシ、鬼神ヲ感ゼシムルニ、詩ヨリ近キモノハ莫シ」などに基づく政教的詩観。紀貫之撰『新撰和歌集』序にも「皆是を以て、天地を動かし、神祇を感 ...
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20. 伊勢物語 208ページ
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21. 伊勢物語 212ページ
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歌人、後拾遺時代以降の歌人が近代歌人にほぼあたる。ただし『新古今集』には古歌もとられている。新撰和歌、六帖・一、忠岑集、和漢朗詠・上、金玉集、和歌九品(上品上) ...
23. 詠歌大概(歌論集) 477ページ
日本古典文学全集
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24. 詠歌大概(歌論集) 480ページ
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25. 詠歌大概(歌論集) 482ページ
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26. 詠歌大概(歌論集) 483ページ
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うべきであろうか、の意。参考「もみぢ葉を袖にこきいれて持てでなん秋をかぎりと見む人のため」(新撰和歌)。九月十六日の月が。葬所の様子。「衣」の縁で「かへすがへす ...
32. えん【艷】
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(イ)表現・内容ともに美しくはなやかなことを讚えた。*凌雲集〔814〕序「睿知天縦、艷藻神授」*新撰和歌集〔930〜934〕序「恨使〓絶艷之草 ...
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日本国語大辞典
」*古今和歌集〔905〜914〕真名序「浮詞雲興、艷流泉涌」*新撰和歌集〔930〜934〕序「非〓唯春霞秋月 ...
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一三九。『歌枕名寄』内野に、「いかにせん内野の芝生としをへてあらぬつくりにせばくなる世を」(新撰和歌六帖・六八七 藤原為家)をあげる。内野は京都市上京区千本通以 ...
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36. 老のすさみ(連歌論集) 157ページ
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37. おののこまち【小野小町】
国史大辞典
『後撰和歌集』四首、『新古今和歌集』六首、以後に約三十八首、合計約六十六首入集し、私撰集には『新撰和歌集』五首、その他がみえ、他に伝説的に小町の作とされている歌 ...
38. おり‐く[をり‥]【折句】
日本国語大辞典
ばるきぬるたびをしぞ思(おもふ)」と詠んだのが古い例。(2)「折句」の呼称は平安時代後期の「新撰和歌髄脳」で「和歌六義体」の一つに「折句歌」を挙げるのが早い。歌 ...
39. おりく‐うた[をりク‥]【折句歌】
日本国語大辞典
〔名〕「おりく(折句)(1)」に同じ。*新撰和歌髄脳〔平安後〕「第五に折句歌。五字あることを出して、句毎の初の字に置くなり。小野小町が人の許に琴借りに遣はす歌云 ...
40. かしゅう【歌集】 : 和歌
国史大辞典
しばしば党派的性格や地域的性格を帯びることもある。『拾遺抄』は『拾遺和歌集』の母胎となったと見られるし、『新撰和歌』は『古今和歌集』の秀歌選として撰ばれている。 ...
41. か‐じつ[クヮ‥]【花実・華実】
日本国語大辞典
区焉」(2)花も実もあること。また、外観と実質。形式と内容。*新撰和歌集〔930〜934〕序「故抽〓始 ...
42. 紀貫之画像
日本大百科全書
平安前期の歌人。『古今和歌集』の撰者(せんじゃ)として有名。また、『土佐日記』の作者、『新撰和歌』の編者でもある。三十六歌仙の一人。父は望行。宮中で位記(いき) ...
43. 紀貫之
世界大百科事典
知られよう。945年9月,木工権頭(もくのごんのかみ)をもって卒した。その作品は上記の他に《新撰和歌》《自撰家集》《万葉五巻抄》《大堰川行幸和歌序》《貫之宅歌合 ...
44. き‐の‐つらゆき【紀貫之】
日本国語大辞典
つくりだした。漢詩文の素養が深く、「土左日記」は仮名文日記文学の先駆とされる。著はほかに撰集「新撰和歌集」、家集「貫之集」など。天慶八年(九四五)没か。 ...
45. きのつらゆき【紀貫之】
国史大辞典
十二月国府を発し、翌年二月帰洛した。この間の日記が『土佐日記』である。在任中、醍醐天皇の命による『新撰和歌集』を撰したが、天皇崩御のため奏覧に至らなかった。天慶 ...
46. 紀貫之[文献目録]
日本人物文献目録
紀貫之』萩谷朴『古今集における貫之』岡野弘彦『古今和歌集の撰歌基準 貫之と忠岑』今井卓爾『新撰和歌集と貫之の和歌意識』弥富破摩雄『先駆者としての紀貫之の表現』 ...
47. き‐び【綺靡】
日本国語大辞典
綺靡於艷流〓」*新撰和歌集〔930〜934〕序「雖〓誠仮 ...
48. きょう‐かい[ケウ‥]【教戒・教誡】
日本国語大辞典
〔名〕教えいましめること。*新撰和歌集〔930〜934〕序「雖〓誠仮 ...
49. 桐壺(源氏物語) 34ページ
日本古典文学全集
三十六歌仙の一。伊勢守藤原継蔭の娘。歌人、三十六歌仙の一(八六八頃~九四五)。『古今集』の撰者。晩年に『新撰和歌集』や『土佐日記』を作る。帝が命婦に母君の様子を ...
50. 近世和歌集 22ページ
日本古典文学全集
「秋」に当たるのでいった。「そなたにもちかひたがへずにしの海こち吹きわたるかぜをまつらむ」(新撰和歌六帖 知家、題「うみ」)。 ...
「新撰和歌」の情報だけではなく、「新撰和歌」に関するさまざまな情報も同時に調べることができるため、幅広い視点から知ることができます。
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