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  11. 子嚢菌類
改訂新版 世界大百科事典

子囊菌類
しのうきんるい
sac fungi
Ascomycotina(=Ascomycetes)

酵母のように単細胞を主体とするものから,コウジカビ,アオカビ,アカパンカビなどのように糸状細胞のいわゆるカビといわれるものや,さらにマメザヤタケ,チャワンタケ,アミガサタケなどのように比較的大型でキノコ状のものまでをふくむ菌類をまとめた大群である。現在のところ1950属,1万5000種が知られている。他の菌類と同様に,無性生殖と有性生殖との世代交代をくり返すが,子囊菌類の特徴は,有性生殖の結果として子囊という袋を形成し,その中に普通8個の胞子(子囊胞子)をつくることである。最も簡単な構造のものは,酵母のようにこの子囊が個々に遊離しているが,真正子囊菌類では子囊を保護する特殊な器官が形成されている。この群の分類は,これら子囊,子囊胞子,子囊を包む保護器官の形態によってなされている。栄養体は単細胞あるいは隔壁をもつ菌糸状で,無性生殖により,分生子や胞子囊胞子などをつくるものがある。

 自然界のほとんどあらゆるところに生育して,土壌,植物遺体,落枝葉などにはもちろん,淡水,海水中にまでそれぞれ独特の子囊菌がすんでいる。保護器官が,菌糸が単にとりまいているだけ(球形,閉鎖型)の閉子囊殻形成菌は不整子囊菌類(コウジカビ,マユハキタケなど),菌糸組織としてフラスコ形となり先端の開口部から胞子を分散する子囊殻形成菌は核菌類(アカパンカビ,冬虫夏草),菌糸組織がカップ状となり子囊はカップ内面に裸出して柵状に密生する子囊盤形成菌は盤菌類(チャワンタケ)と大別されている。

 子囊菌類が接合菌類や担子菌類と異なる点は,子囊を形成すること以外に,多数の種が有性生殖を行うと同時に無性生殖も行うことであり,無性世代だけを見ると不完全菌の姿に見える。アオカビ,コウジカビなどの不完全菌の大部分は,すべて有性世代が子囊菌類であるとされている。この両方の時代の関係が,菌類分類学のうえできわめて重要で,子囊菌の系統分類を行うときに欠くことのできない点である。
[椿 啓介]

[索引語]
sac fungi Ascomycotina(=Ascomycetes) 子囊 子囊胞子 真正子囊菌類 閉子囊殻形成菌 不整子囊菌類 子囊殻形成菌 核菌類 子囊盤形成菌 盤菌類
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1. 子嚢菌類
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2. しのうきん‐るい【子嚢菌類】
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3. しのうきん‐るい[シナウキン‥]【子嚢菌類】
日本国語大辞典
〔名〕真菌植物門の一綱。独立の一門とすることもある。子嚢と呼ばれる繁殖器官を形成して子嚢胞子を作るのが特徴。コウボキン、アオカビなどのカビのほかチャワンタケ、ア ...
4. キノコのおもな種類(子嚢菌類)〔標本画〕[百科マルチメディア]画像
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5. アオカビ
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の属として取り扱われ、ペニシリウムとともにアオカビとよばれる。このように有性生殖をもつ属は、子嚢菌類、ユーロチウム目(コウジカビ目)に属する。アオカビが発見され ...
6. アカカビ
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7. あか‐パンかび【赤パン黴】
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子嚢菌(しのうきん)類、アカパンカビ科のカビ。焼いたパンやトウモロコシの表面に多く生える。遺伝学の研究材料にする。  ...
8. あり‐たけ【蟻茸】
デジタル大辞泉
1 担子菌類のキノコ。ブラジルの森林内に自生。傘は白色で黒紫色の鱗片(りんぺん)がある。ハキリアリが巣で培養して食料にするといわれる。 2 子嚢菌(しのうきん) ...
9. あり‐たけ【蟻茸】
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の中に培養して、食料にするという。かさの表面は白色に黒紫色の鱗片(りんぺん)を生じる。(2)子嚢菌類に属する虫生菌の一種。アリの体上に発生する。ありやどりたけ。 ...
10. うどんこ‐びょう【饂飩粉病】
デジタル大辞泉
植物の茎や葉の表面が、うどん粉を振りかけたように白くなる病害。子嚢菌(しのうきん)類のウドンコ病菌によって起こり、やや乾きぎみの天候のときに発生する。白渋(しら ...
11. カビ
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Bisby's Dictionary of the Fungi, 8th ed. 』(1995)によると、子嚢菌類Ascomycota、担子菌類Basidiom ...
12. かび【黴】
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定形の集合体をなすものの総称。植物分類学上の単位ではなく、形態上の性質に対する通称。藻菌類、子嚢菌類の多く、および担子菌類の一部が含まれる。《季・夏》*日葡辞書 ...
13. カンジダ‐しょう[‥シャウ]【─症】
日本国語大辞典
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14. き‐の‐こ【茸/蕈/菌】画像
デジタル大辞泉
《「木の子」の意》菌類のうち、顕著な子実体(しじつたい)を形成するもの。大部分は担子菌類に、一部は子嚢(しのう)菌類に属する。ふつう傘状をなし、山野の樹陰や朽ち ...
15. 菌糸画像
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菌糸細胞は変形して種々の菌糸組織をつくってキノコなど子実体や菌核、菌糸束を形成する。これらは担子菌類と子嚢菌類においてみられる。寺川博典 ...
16. 菌類画像
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17. きん‐るい【菌類】
日本国語大辞典
〔名〕粘菌類、藻菌類、子嚢菌類、担子菌類および不完全菌類を一括する生物群の名称。葉緑素を含まず光合成を行なわない。生物はこれまで動物と植物と菌類の三つに分類され ...
18. くろ‐かび【黒黴】
日本国語大辞典
〔名〕子嚢菌類コウジカビ科の菌。餠やパンなどの食物に生じ、広く見られる。菌叢の外観は濃褐色あるいは黒色となる。菌糸の頂は球状にふくれ、その端に数珠状につながる黒 ...
19. コウジカビ
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carpenteles、ネオサルトリアNeosartoryaなどの属が含まれる。これらの属は子嚢菌類、ユーロチウム目(コウジカビ目)に属する。 コウジカビは発酵 ...
20. こう‐ぼ【酵母】画像
デジタル大辞泉
子嚢菌(しのうきん)類の球形または楕円形の単細胞の菌。ふつう、出芽によって増殖し、アルコール発酵を行うので、酒の醸造やパン製造に利用される。酒酵母・ビール酵母・ ...
21. こうぼ‐きん[カウボ‥]【酵母菌】
日本国語大辞典
〔名〕子嚢菌類に属する菌類の総称名。円形または楕円形で、葉緑素を含まず、出芽によって繁殖するが、分裂によることもある。アルコール酵母、パン酵母など発酵工業上重要 ...
22. 酵母菌類
日本大百科全書
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23. し‐き【子器】
デジタル大辞泉
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24. 子座
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つくるまでには至らない簡単な菌糸の塊は小房(しょうぼう)子嚢菌類でもみられるが、この状態から発達した菌糸組織からなる子座は真正子嚢菌類のバッカクキン類、マメザヤ ...
25. 子実体
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これから生じた四つの核はそれぞれ担子器の先端上にできる四担子胞子の核となる。(2)チャワンタケ類のような子嚢菌類の子実体原基は、和合性のある2種類の単相菌糸相互 ...
26. 子嚢
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それぞれの核を中心にして胞子が形成され、8子嚢胞子をもつ子嚢が完成する。 子嚢菌類のうちでもっとも原始的な原生子嚢菌類には種々の子嚢形成法がある。接合した細胞が ...
27. し‐のう【子嚢】
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子嚢菌類の胞子嚢。有性生殖によって生じる袋状のもので、ふつう8個の子嚢胞子を生じる。  ...
28. し‐のう[‥ナウ]【子嚢】
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〔名〕(1)子嚢菌類の胞子嚢。有性生殖の結果できる袋状のもので、ふつう八個の胞子を生じる。熟した胞子は自力でその先端から飛散する。(2)コケ植物の胞子嚢。特に蘚 ...
29. 子嚢果
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30. しのう‐きん[シナウ‥]【子嚢菌】
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〔名〕「しのうきんるい(子嚢菌類)」に同じ。シノーキン〓[ノ] ...
31. しのうきん‐しょくぶつ[シナウキン‥]【子嚢菌植物】
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32. 縮葉病
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33. しょくよう‐きん【食用菌】
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35. しんきん‐しょくぶつ【真菌植物】
日本国語大辞典
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36. 生活環画像
日本大百科全書
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38. せいよう‐しょうろ【西洋松露】
デジタル大辞泉
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39. せいよう‐しょうろ[セイヤウ‥]【西洋松露】
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40. せみ‐たけ【蝉茸】
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42. ぞうのう‐き[ザウナウ‥]【造嚢器】
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43. ちい‐るい【地衣類】
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49. どうがれ‐びょう[‥ビャウ]【胴枯病】
日本国語大辞典
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50. どじょう‐びせいぶつ[ドジャウ‥]【土壌微生物】
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〔名〕地表面または土壌粒子の表面および間隙中に生活する微生物の総称。細菌類・放線菌類・子嚢菌類・担子菌類・酵母菌類・藻類・原生動物など。数・量ともに莫大で、その ...
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