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バレンタインの甘い(!)記憶

2012-02-14

まだまだ寒い日が続くなか、ニュースでは今年も花粉が飛び始めたと伝えられ、よく見れば梅の蕾もかすかに膨らんできて、うっすら春の気配を感じる今日この頃。なんとなく鼻がムズムズしてきたタカハタです。

ところで本日、2月14日といえばバレンタインデーでございます。バレンタインデーといって思い出すのは小中学生のころ。クラス中がざわめきたつドキドキものの一大イベントであったことは間違いありません。今の小中学生事情はどうなのでしょうか??

小学生時代、わたくしタカハタも、多少なりともドキドキしたものです。恥ずかしくて、好きな男の子の顔も見ずにチョコレートを渡したり(*^_^*)ほかにも思い出すのは、「2人以上好きな人がいる場合、本命チョコは複数になってもいいのか?」という問題を女子で真剣に話し合ったこと。結果、「本気ならOK!」という、ちょっとおませな女子ルールができたのでした。また、兄と弟のいる私は、そのふたりの様子を見ているのも面白いものでした。ちょっと浮足立っていたり、それを隠すために逆に妙に無愛想だったりして。そして昔からとにかくチョコレートが大好きだった私は、兄がもらってきたチョコレートをこっそり食べて、バレてぶたれて泣いたっけ……。

恋するお年頃の高校生になってからは、もうちょっと本気度が増し、手作りにも挑戦! 友達と一緒にチョコレートクッキーを焼き、素敵なガラスの瓶に詰めてラッピングも完璧! なのに……。当日、色々と邪魔が入ってタイミングを逸してしまい、結局渡せなかったという、ほろ苦い思い出があります。その後、ガラス瓶に詰められた恋のクッキーは、1年半ほど私の部屋に放置され、最後には破棄となりました。しかし、これが不思議なことにそのクッキー、1年半もの間、見た目はまったく劣化しなかったのです。乾燥剤のおかげ? はたまた恋の力? もしかしてクッキーって腐らないの? 今でも謎です。

そして、ドキドキしたバレンタインデーの日々は遠い昔となり、社会人となってからのそれは、大人のコミュニケーションのひとつという意味合いに変化しました。きっとみなさんも、職場や仲間うちで、ちょっとしたチョコレートのやりとりの経験ってありますよね。でも最近では、そういうのはもうやめましょう~! なんてさっぱりした考えもあるようですし、いろいろですね。どちらにしても、そんな大人のバレンタインに慣れてしまった昨今、もしも社内で誰かが本気のチョコレートを渡したりしたら、職場が一気に盛り上がりそう♪ ひさびさに本気のバレンタインを見たいな♪ そう思って、オフィスを見渡してみたものの、そんな雰囲気は……ない!(笑)

だけど、せっかくのバレンタインデー。巷では海外の超高級チョコレート店も軒並み出店しています。たまには美しく美味しいチョコレートを自分に買って、ゆったり味わうというのも大人かも。

2012-02-14 written by タカハタ
花粉は嫌だけど春は待ち遠しいという複雑な季節となりましたが、花粉症の皆さん、頑張って乗りきりましょう!