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日常の中の仏教語

2015-12-08

今年も残すところ、あと約3週間。師走らしく、何かと慌ただしい日々を過ごしているマツオカです。
残すところあと僅かですが、ジャパンナレッジスタッフたちも年内のコンテンツや連載の更新に日々追われています。

また12月1日には、新コンテンツ『例文 仏教語大辞典』を公開しました。残念ながら法人向けのジャパンナレッジLibのみで利用いただけるコンテンツですが、一般の方もジャパンナレッジLibを導入している公共図書館で利用可能です。

約3万項目の仏教語が収録されている『例文 仏教語大辞典』は、今日の日常生活にも生きている仏教語から専門的な用語まで網羅しています。中には、え?この言葉も仏教語なの?! というような意外な語もあり面白いのです。

例えば、「ふしぎ【不思議】」。本文には「1. 思いはかることも言葉で言いあらわすこともできないこと。 2. 転じて、人間の思考力や判断力の及ばないこと。」と記載されています。
このように一般的な意味とそれほど変わらない仏教語もあれば、仏教語ならではの意味を持つ語もあります。実は「だいじょうぶ【大丈夫】」も仏教語なのですが、『例文 仏教語大辞典』には「立派な男子。とくに、悟りを求めて修行に専念する男子。また、菩薩をいう。」とあります。「大丈夫」が菩薩の代名詞とは、私も知りませんでした!

日常でよく使う言葉のなかには、もともとは仏教にまつわる意味をもつ語がまだまだあります。調べてみると、なかなかためになるかもしれません。

2015-12-08 written by マツオカ
今年、初めて座禅を体験したマツオカがお届けしました!