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ミュージカル!ミュージカル!ミュージカル!

2016-07-20

「娘さん、何やってるんですか?」
「ミュージカル、やってます」
「ええ~っ!! ミュージカル???」

これはタクシー車内での会話。先日、取材でご一緒したカメラマン(女子)と夏休みの予定について話していたときのことだ。

上の子と下の子が10歳くらい離れているから、なかなか行き先を決めるのが難しい。だから、今回は遊べる温泉施設にでも行こうかと思っている。上の娘さんは中学生。「じゃあ、夏休みは部活ですかね」と聞くと、「部活みたいなものだけど……」という話から前述の会話となる。
カメラマンさんはミュージカルファンだから、小さいころから娘さんを劇場に一緒に連れて観に行っていたそうだ。自然に娘さんはミュージカル好きになり、観るだけでは飽き足らず、演じるほうへ進んだそうだ。

「で、もうすぐ舞台なんですよ。『ズボン船長』って言ってね、『魔女の宅急便』の角野栄子さん原作。天王洲の銀河劇場でやるんです」。

銀河劇場……そういえば、先月、元SKEの松井玲奈ちゃん主演の『新・幕末純情伝』を観に行ったよな。つまりめちゃめちゃメジャーな会場である。

「うわあ、すごいじゃないですかあああ!」

ということで、『ズボン船長』を観てきました(前置き、長っ!)。会場は子どもたちにパパにママ。そしておばあちゃんにおじいちゃん。もう少し細かく見ると、ミュージカル好きのお姉さんもちらほら。初めて一人で観に来ました的な、中学生くらいの女の子もいました。東京は4日間、昼夜2公演の計8公演。最終日、海の日昼の部は大入り満員。

病気がちで学校は休みがち、趣味は読書の小学生ケンが主人公。夏休み、ケンは丘の上に越してきたある老人に出会います。彼は7つの海を航海したズボン船長。そして傍らには彼のペット、黒猫のフィフィ。船長さんは航海の思い出話を一つひとつ、ケンに聞かせてくれます。

原作は27年前に出版された『ズボン船長さんの話』。原作と違うところはケンが思い出話に入っていき、若き日のズボン船長と冒険するところ。海賊にカーニバル、幻の鳥にサーカス、そしてフィフィとの出会い……どれもエキサイティングな冒険の世界。
夏休みが終わるころ、すべての冒険話を話し終えたズボン船長はフィフィをケンに預け、新たな航海へと旅立っていきます。そしてケンは強い男の子になって、新学期、クラスに戻っていきます。

ズボン船長役は光枝明彦さん。劇団四季でも活躍され、なんと御年88歳。若かりし頃の船長役にはお笑い芸人のなだぎ武さん。大人のキャストは元四季、宝塚出身と、豪華キャストが勢ぞろい。カメラマンさんの娘さんはじめ、オーディションで選ばれた子どもたちのキャストとあわせると、総勢100名以上が出演。ドラマチックな歌声にダイナミックなダンス。温かみのある舞台美術には、最新のプロジェクションマッピングが活用されていました。

初演から5年も続いているミュージカル。演出家の岸本功喜さんは、演じる側も観る側も子どもたちがワクワクする場所を作ろうと、この舞台を企画したのだそう。いやいや、大人のかおるんも十分、ワクワクさせていただきました。

大阪公演は8/26(金)~28(日)シアター・ドラマシティで行なわれます。子どもたちは大阪のオーディションで選ばれた地元キャストだそうです。

ミュージカル「ズボン船長」
http://www.rkx-t.com/zubon/

2016-07-20 written by かおるん
永六輔さん、大橋巨泉さん……2016年7月は相次いでニッポンのエンタテインメントを築いた方々がお亡くなりになりました。ほんとうに哀しい7月になりました。謹んでご冥福をお祈りします。

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