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カメラに何げなくピースのサインをするだけで指紋が出回ってしまう──
先日、なんとも衝撃的なニュースが目に入りました。
記事によると、
「顔と手を一緒に撮影した写真をネットに掲示すると、個人と指紋を特定される恐れがある」
「スマートフォンの認証には指紋のほか、顔の画像、模様が人によって異なる目の虹彩なども利用されている」
「実験では3メートルの距離で撮影した画像でも読み取れることが判明しており、『自撮
り』のピース写真をネットに掲示すると、簡単に盗まれてしまう」(2017年1月19日付け産経新聞より)
と、国立情報学研究所の越前功教授が警鐘を鳴らしているのだそう。
昨年末、ガラケーとAndroidの2台持ちから、iPhoneに鞍替え。
指紋認証を日々何度もやっている、かおるん。
というわけでこの記事を見るやいなや「さあ 写真は基本Vサイン で」をきっぱりやめました。
写真といえば、チーズにピースというバリバリの昭和世代にとっては、なんとも寂しいお話です。
さて、越前教授は指紋情報を守ることができる「バイオメトリック・ジャマー」を発明したのだそう。それはネイルアートテンプレートと白いアクリル染料から作った透明なフィルムからできているんだそうな。
しかし、商品化されるのに少なくとも2年かかるんだそうです。
やっぱ当分、カメラに向かってピース、ダメっぽいですね。とほほ。