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JapanKnowledgeの作り方 その1

2017-07-25

ジャパンナレッジはHeartCore(ハートコア、以下HC)というCMSで作られている。CMSとはホームページ簡単作成ツールのようなものだ。

「簡単」の例として、たとえばヘッダーやフッター、あるいは共通メニューなどを部品として用意しておけば、新しいページを作るときにそれら部品を簡単に使いまわすことができる。

ならば、様々な部品を用意しておけば、部品を組み合わすだけでページができるのか? はい、できるのです。しかしながらクリエイティブな人であれば、ここはちょっと違うようにしたい、という気持になってくる。なので実際のページは「新しく作れるところ」+「部品」という構成になる。

新しく作れるところは、いわゆる原稿を入れるところになるので、文字をパチパチ入力すればいいのだが、字を大きくするとか、行間を開けるといった工夫を凝らそうとすると、いわゆる「タグ」が必要になる。「タグ」を付けることでより工夫を凝らしたり、クリエイティビティーを発揮できるのだ。

文章ならば<p>タグ(ピータグ)がよい。「p」は paragraph の略なので、段落ごとに<p>タグで囲っておくと、段落間にスペースを入れるなどの工夫が容易となる。段落中の改行は<br>タグで行う。「br」は break の略。マイクロソフトのMS-Wordで、ただ改行キーを押すのとは別に、シフトキーを押しながら改行させるというのがあるが、<p>と<br>はそんな関係だ。

文章中の小見出しには<h>タグがよい。「h」は header の略。<h1>から<h6>まであるので、文章全体の見出しには<h1>タグ、文中小見出しには<h2>や<h3>がいいだろう。

最低限、上の3つのタグを使うだけでも、行間や段落間の調整、見出しを2行取りや3行取りにするなどの処理が簡単にできるようになる。段落の先頭の文字を大きくする(ドロップキャップ)なども自由自在だ。

2017-07-25 written by テツマザキ