日国友の会



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さんじゅうはちどせん【三十八度線】

読者カード 用例 2017年02月07日 公開

2015年06月11日 古書人さん投稿

用例:南下しようと思ったが、時既にソ連軍の進出によって三十八度線を封鎖され、避難民約一萬人は陰鬱な籠城生活に移ったのである。
『在外同法はどうしてゐるか(「言論」(五月号)より)』 1946年5月5日 発行人 高山金一
語釈: 特に、朝鮮半島中央部を横断する北緯三八度の緯線をいう。第二次世界大戦後この線の北側を旧ソ連が、南側をアメリカが軍事占領し、一九四八年朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国とが成立。朝鮮戦争の発火点となった。

コメント:僅かですが遡ります

編集部:2007年6月10日付けで、『現代用語の基礎知識』(1948)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼることになります。

著書・作品名:在外同法はどうしてゐるか(「言論」(五月号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1946年5月5日

著者・作者:発行人 高山金一

掲載ページなど:47ページ

発行元:高山書院