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まつさか【松阪】

読者カード 用例 2017年03月02日 公開

2015年06月17日 古書人さん投稿

用例:次は松坂(まつざか)の駅。
『千種日記(巻第一 東海道記)』 1683年 著者不詳
語釈:(「まつざか」とも)(一)(一)(松阪)三重県中央部の地名。伊勢平野の南端にあり、伊勢湾に面する。天正一六年(一五八八)蒲生氏郷が松坂城を築城し、商業を奨励したことから伊勢商人の本拠地となり、熊野・和歌山・参宮の三街道の合する宿場町として発展。江戸時代は紀州藩の代官所が置かれた。松坂木綿の伝統を受け紡織業が盛ん。和牛・万古焼が知られる。鈴屋(本居宣長の旧宅)・瑞巖寺がある。古くは松坂と表記した。昭和八年(一九三三)市制。

コメント:確例で解釈1の1の事例で遡ります

編集部:2008年3月31日付けで、亀井忠一編『帝國地理教科書 全』(1898)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、215年さかのぼることになります。

著書・作品名:千種日記(巻第一 東海道記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:46ページ

発行元:古典文庫