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あわたぐち【粟田口】

読者カード 用例 2017年03月15日 公開

2015年06月28日 古書人さん投稿

用例:御坂を越えて、日岡を過ぎ、粟田口に入。
『千種日記(巻第一 東海道記)』 1683年 著者不詳
語釈:【一】〔一〕京都市東山区の地名。白川橋の東から蹴上(けあげ)までの間。東海道山科から京への入り口。青蓮院(しょうれんいん)、粟田神社、将軍塚があり、鎌倉時代ここに住んだ刀工一派の鍛えた日本刀は、この地名をとって粟田口と呼ばれる。白川。東三条口。

コメント:解釈1の1の初事例です

編集部:第2版では、『大鏡』と『保元物語』の例が添えられていますが、近世の例として補っておいてもいいですね。

著書・作品名:千種日記(巻第一 東海道記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:70ページ

発行元:古典文庫